【初心者向け】DTM環境の作り方!必要な6つの機材を解説

DTM

「DTMを始めたいけど、どんな機材が必要?」「そもそもDTMって何?」「DTMとDAWの違いは?」というDTM初心者の方のために、DTMを始めるのに必要な機材について解説します。

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DTMとは

DTMとはデスク・トップ・ミュージック(Desk Top Music)の略で、パソコンを中心にして音楽制作をすることです。

DAWは、音楽制作のための総合ソフトです。DTMという行為の中で使われるソフトがDAWです。

DTMに始めるのに必要な機材

DTMに始めるのに必要な機材は、パソコン、DAW、オーディオインターフェース、スピーカー、ヘッドホン、MIDIコントローラーです。

これらの中で、最初から必要なものはパソコンとDAWです。他のものは後から追加していってもかまいません。

  • パソコン
  • DAW
  • オーディオインターフェース
  • スピーカー
  • ヘッドホン
  • MIDIコントローラー

下図は、これらの機材の接続の仕方を示したものです。ケーブルの種類の下の括弧の中は、ケーブルを流れるデータの形式を示しています。

パソコン

パソコン

DTMには、まずパソコンが必要です。

一般的なパソコンでよいです。特に、DTM用のパソコンというものはありません。

デスクトップでもノート(ラップトップ)でもよいです。

WindowsでもMacでも使えます。しかし、ソフトウェアによっては、Windowsのみ、または、Macのみ対応というものがあるので、その点で注意は必要です。

音楽の種類や作り方によって異なりますが、音楽制作にはパソコンの処理能力がかなり必要です。処理能力が足りないと、処理が追いつかずにノイズが出たり、パソコンがフリーズしたりします。手持ちのパソコンがあれば、まずそれで試してみて、処理能力が足りないようであれば、新しいパソコンを買えばよいでしょう。

DTM用パソコンのおすすめのスペックは下記のとおりです。

  • デスクトップ / ノート : どちらでもよい
  • Windows / Mac : どちらでもよい (DAWがLogicの場合はMac)
  • CPU : Intel Core i5 以上
  • メモリ : 8GB以上
  • ストレージ : 500GB以上
  • モニター : ノート 15インチ以上 / デスクトップ 21インチ以上

上記のスペックがあれば、基本的には問題なく作業できるでしょう。もちろん、より余裕のあるスペックのもののほうが快適に作業できます。

DAW

DAW

パソコンと共に、DAWも必要です。

DAW(Digital Audio Workstation)とは、音楽制作に必要な機能がほぼ全部入った総合ソフトウェアです。DAWには、レコーダー、シーケンサー、シンセサイザー、サンプラー、エフェクター、ミキサーなどの機能があります。

初心者がDAWを選ぶときに注意することは、使っている人が多いDAWを選ぶということです。なぜかというと、使っている人が多いDAWのほうが情報が多いからです。使い方が分からなくてネットで検索したときなどに情報を見つけやすいかですし、Youtubeでのチュートリアル動画なども多いです。

おすすめのDAWは、Logic、Studio One、Cubase、Live、FL Studioの5つです。この5つのDAWが現在シェアのトップ5です。この中から選んでおけば、まず間違いありません。

  • Logic Pro X / Apple
  • Studio One 4 / PreSonus
  • Cubase 10 / Steinberg
  • Live 10 / Ableton
  • FL Studio 20 / Image Line

これら5つのDAWはすべてプロの現場で使われているものです。

基本的には、できることはどれも同じで、このDAWでないと、このジャンルの曲は作れないというようなことはありません。ただ、使い勝手が異なるので、ジャンルや曲の作り方によって向き不向きがあります。

Logic、Studio One,Cubaseは、標準的なタイプでポップ、ロック、エレクトロニックミュージック、ヒップホップなどオールジャンルに適しています。

Liveは、ループを使った音楽、エレクトロニックミュージックに向いています。また、ライブでの使用にも適しています。

FL Studioは、ヒップホップ系で特に使われているDAWです。

フリーのDAWもありますが、本格的に音楽制作をしていこうという方にはおすすめしません。できることに制限がありますし、結局は有料のDAWが必要になるので時間のムダになるからです。

上記の5つのDAWのデモ版(機能制限なしで1ヶ月無料で使えるものが多いです)を使ってみて、気に入ったものを購入したほうがよいです。

オーディオ・インターフェース

オーディオ・インターフェース

オーディオ・インターフェース(Audio Interface)とは、マイクや、ギターなどからの音をコンピューターに取り込む、または、コンピューター内のオーディオ・データをスピーカーや、ヘッドホンに出力するためのインターフェースです。

録音の必要がなければ、パソコンについているヘッドホン端子にヘッドホンをつないでも、とりあえずDTMをするはできます。ただ、パソコンのヘッドホン端子では、音質があまりよくないので、DTMを本格的にやるなら、オーディオ・インターフェースが必要です。

スピーカー

スピーカー

スピーカーは、一般的なリスニング用のものでもDTMに使用できますが、リスニング用のものは、音にクセがあるので、音楽制作用のスピーカーを使ったほうがよいです。

音楽制作用に設計されたスピーカーをモニター・スピーカーといいます。モニター・スピーカーは、クセのないフラットな特性になっているので、作っている音楽の音を正確に鳴らすことができます。

スピーカーは、あったほうがよいですが、部屋の環境などでヘッドホンしか使えないという場合などは、ヘッドホンのみでもDTMをすることはできます。

Yamaha / HS5
DTMの定番スピーカー
コスパ最高のDTM定番モニタースピーカーです。初心者にオススメです。

ヘッドホン

ヘッドホン

モニターヘッドホンとは、リスニング用でなく音楽制作を目的としたヘッドホンのことです。

モニターヘッドホンは、全周波数帯域がフラットにバランスよく出ます。一方、リスニング用ヘッドホンは、低域や高域を強調したいわゆるドンシャリな色付けをされているものが多いです。色付けされたヘッドホンは、リスニングにはよいですが、正確なモニタリングが求められるミキシングなどには適していません。

モニターヘッドホンには開放型と密閉型のものがあります。

開放型とは、振動して音を出すドライバを覆うハウジングがメッシュになっていたり、穴が開いていたりするものです。

密閉型は、ハウジングが閉じているものです。

開放型ヘッドホンのメリットは、音質がよいことと、耳がつかれにくいことです。デメリットは、遮音性が悪いことです。再生している音が外部にもれたり、外部の雑音が耳に入ってきたりします。

密閉型ヘッドホンのメリットは、遮音性がよいことです。再生している音が外へ漏れるのを防ぐことができますし、外部の雑音が耳に届くことをふせぐこともできます。デメリットは、音のバランスが悪いことと、耳が疲れやすいことです。

DTM専用であれば、開放型がおすすめです。普段使いも兼ねたいのであれば、密閉型がおすすめです。

開放型ヘッドホン

  • DTM専用におすすめ
  • 音質がよい
  • 遮音性がわるい
  • 耳が疲れにくい

密閉型ヘッドホン

  • DTMと普段使いとの兼用におすすめ
  • 音質がわるい
  • 遮音性がよい
  • 耳が疲れやすい
ATH-AD500X / Audio Technica
定番の開放型ヘッドホン
DTM専用に最適です。
ATH-M50x / Audio Technica
定番の密閉型ヘッドホン
DTMと普段使いとの兼用に最適です。

MIDIコントローラー

MIDIコントローラー

MIDIとは、電子楽器の演奏情報を機器間で送受信するためのデータ規格のことです。

MIDIでは、鍵盤を弾いたときの音程や打鍵の強さ、つまみやフェーダーなどを動かしたときの動きのデータなどを送受信できます。

MIDIコントローラーには、鍵盤や、パッド、つまみ、スライダーなどのタイプがあります。鍵盤などを演奏して、DAWに演奏情報を送ります。

マウスで入力すれば、MIDIコントローラーは、なくてもDTMをすることはできます。

その他にあるとよい機材

プラグイン

プラグインとはDAW内で使う小さなソフトウェアのことです。プラグインには、シンセサイザーや、サンプラー、エフェクターなどがあります。

DAWには最初から、シンセやサンプラー、エフェクターなどのプラグインが入っていますが、音楽制作に用いられる、インストゥルメントやエフェクトのすべてをカバーしているわけではありません。

追加のプラグインには、より高性能、高機能なものや、DAW内蔵のプラグインにはない、変わった機能や、新しい機能のものなどがあります。

追加のプラグインを使えば、DAW内蔵プラグインだけでは出来ない音作りができたり、作業効率を改善できたりします。

外部音源

ハードウェアのシンセサイザーやドラムマシンがあると、音作りの幅が拡がります。

マイク

ボーカルを録音する場合は、マイクが必要です。

まとめ

DTMを始めるために、まず必要なものはパソコンとDAWです。

オーディオ・インターフェース、スピーカー、ヘッドホン、MIDIコントローラーは、必要に応じて購入しましょう。