【2019年版】おすすめドラムマシン・リズムマシン 9選

ドラムマシン

ドラムマシンには、ハードウェアのもの、ソフトウェアのものなどさまざまな機種があります。

この記事では、ハードウェアのドラムマシンについて解説し、おすすめドラムマシンを紹介します。

サンプラーについては、下記の記事を参照してください。

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ドラムマシンとは?

ドラムマシンとは、ドラム音色に特化したシンセサイザーとシーケンサーが組み合わさった機材です。リズムマシンと呼ばれることもあります。

バスドラムやスネア、ハイハット、カウベルなどの音色を作成し、シーケンサーで自動演奏させることができます。

ドラムマシンとサンプラーの違い

ドラムマシンは、音色をシンセサイザーによって合成するものと、サンプル音を再生するもの、あるいはその両方の機能があるものとがあります。

サンプラーは、サンプル音を再生するだけです。シンセサイザーで音色を合成することはできません。

サンプリング式ドラムマシンとサンプラーとは、ほとんど同じものです。最初からドラムマシンに入っているドラム音しか使えないのがドラムマシンで、自分でサンプルを追加できるのがサンプラーです。

おすすめドラムマシン

Volca Beats / Korg

コンパクトなアナログ・ドラムマシン

コルグ / Volca Beats は、コンパクトなアナログ+サンプリング・ドラムマシンです。

キック、スネア、ロータム、ハイタムのアナログ音源とクローズド・ハイハット、オープン・ハイハットのサンプル音源を搭載しています。シーケンサー内蔵で、これ一台でビートを作製できます。アナログ・ドラムマシンを初めて購入する方に最適です。

  • アナログ、デジタルのハイブリッド
  • モノアウトのみ(USBなどのパラアウトはなし)
  • 16ステップシーケンサー
  • ステップ入力
  • Sync In/Out で他の機器と同期可能
  • MIDIを使ってDAWからシーケンス可能
  • スピーカー内蔵
  • 電池駆動可能
  • 電源アダプター別売り
Introducing KORG volca beats

Volca Drum / Korg

コンパクトなデジタル・ドラムマシン

コルグ / Volca Drum は、コンパクトなデジタル・ドラムマシンです。

アナログ・モデリングによる6ボイスです。各ボイスに2つのレイヤーがあります。レイヤーは、オシレーター、ピッチ・モジュレーター、アンプ・エンベロープ・ジェネレーターで構成されています。センド&リターン・エフェクトとして1つのウェーブガイド・レゾネーター/ディレイを搭載しています。

  • デジタル合成
  • モノアウトのみ(USBなどのパラアウトはなし)
  • 16ステップシーケンサー
  • ステップ入力
  • Sync In/Out で他の機器と同期可能
  • MIDIを使ってDAWからシーケンス可能
  • スピーカー内蔵
  • 電池駆動可能
  • 電源アダプター別売り
Korg Volca Drum Sound Demo (no talking)

TR-08 Rhythm Composer / Roland

伝説的ドラムマシンTR-808の復刻機

ローランド / TR-08 リズム・コンポーザーは、伝説的なアナログドラムマシンTR-808の復刻機です。

オリジナルのTR-808はアナログ合成を用いていますが、本機TR-08はデジタル合成を用いています。ファットなキックやパンチのあるスネア、特徴的なクラップ、カウベルなど、ヒップホップに最適な音色です。各パラメータごとにつまみがあるため、直感的な操作が可能です。

16のボタンでのステップ入力だけでなく、タップボタンでのリアルタイム入力も可能です。1ステップあたり16のサブスッテップがあり、トラップ風のハイハット・ロールも入力できます。トラックを選択可能なトリガーアウトを使用して、他の機器と同期できます。

モノアウトですが、USBを使えば10系統のパラアウトでDAWに録音できます。電池駆動も可能で、ポータブルに使用できます。

  • デジタル合成
  • 16ステップシーケンサー
  • 1ステップあたり16のサブステップ機能
  • ステップ入力/リアルタイム入力
  • アナログ・モノアウト/USBで10系統のパラアウト
  • MIDI In/Out (5ピンDin)
  • USB
  • ヘッドホン出力
  • スピーカー付き
  • トリガーアウト(トラック選択可能)
  • USBバスパワー/電池駆動

TR-09 Rhythm Composer / Roland

伝説的ドラムマシンTR-909の復刻機

ローランド / TR-09 リズム・コンポーザーは、伝説的なアナログドラムマシンTR-909の復刻機です。

オリジナルのTR-909はアナログ合成とPCMサンプリングですが、本機TR-09はデジタル合成とPCMサンプリングを用いています。太いキックやパンチのあるスネアなど、ハウスやテクノに最適な音色です。

16のボタンでのステップ入力だけでなく、タップボタンでのリアルタイム入力も可能です。各パラメータごとにつまみがあるため、直感的な操作が可能です。

独立したトリガートラックを使用して、他の機器と同期できます。モノアウトですが、USBを使えば4系統のパラアウトでDAWに録音できます。電池駆動も可能で、ポータブルに使用できます。

  • デジタル合成
  • 16 x シーケンスボタン
  • 1 x Tapボタン
  • ステップ入力/リアルタイム入力
  • アクセント用の専用つまみを搭載
  • リバーブとディレイは、ステップごとにオン/オフを切替可能
  • 外部入力信号に、ステップ単位でサイドチェーンをかけてダッキング・サウンドを生成可能
  • ステレオアウト+2系統のアサイナブル・アウト/ USBでパラアウト
  • MIDI In/Out (5ピンDin)
  • USB
  • ヘッドホン出力
  • スピーカー付き
  • トリガーアウト(トラック選択可能)
  • USBバスパワー/電池駆動

TR-8 Rhythm Performer / Roland

TR-808とTR-909を合体させたデジタル・ドラムマシン

ローランド / TR-8 AIRA は、デジタルドラムマシンです。

TR-808、TR-909のサウンドをデジタル合成で再現しています。TR-808とTR-909の音を組み合わせたドラムキットを作製できます。オプションで、TR-707、TR-727の音色を追加できます。

  • デジタル合成
  • 16 x シーケンスボタン
  • 1 x Tapボタン
  • ステップ入力/リアルタイム入力
  • アクセント用の専用つまみを搭載
  • リバーブとディレイは、ステップごとにオン/オフを切替可能
  • 外部入力信号に、ステップ単位でサイドチェーンをかけてダッキング・サウンドを生成可能
  • ステレオアウト+2系統のアサイナブル・アウト/ USBでパラアウト
  • MIDI イン/アウト

TR-8S Rhythm Performer / Roland

ローランドの歴代ドラムマシンとサンプラーのハイブリッド機

TR-8S Rhythm Performer (リズム・パフォーマー) / Roland (ローランド) は、デジタルドラムマシン+サンプルプレイヤーです。

ドラムマシン部は、ローランドの歴代ドラムマシン、TR-808、TR-909、TR-606、TR-707、TR-727のサウンドをデジタルで再現しています。サンプラー部は、300を超える多量のプリセットサンプルを内蔵している他、SDカードから独自のサンプルをロードすることも可能です。本機に直接サンプリングすることはできません。

  • ドラムマシン + サンプルプレイヤー
  • ステップごとにパラメーター値を保存できるパラメーターロック機能搭載。あるステップだけフィルターのパラメーターを変化させてアクセントのように使ったり、チューニングを少しずつ変化させてメロディーを作ったりできる
  • 11のチャンネルに自由に音色を割り当て可能
  • 各チャンネルごとに3つのノブがあり、チューニング、ディケイタイム、もう1つは自由に機能を割り当て可能でリアルタイムにコントロール可能
  • オーディオインから入力した音をTR-8Sのエフェクトをかけて出力可能
  • フェーダーのカラーLEDはドラムキットごとに自由にカスタマイズ可能
  • サブステップ機能で1ステップ内にロールを入力可能 トラップ風のハイハット連打なども打ち込めます
  • ベロシティーの弱いソフトな音が出せるソフトヒット機能を搭載
  • 本体のすべてのデータをSDカードにバックアップ可能
  • 16 x シーケンスボタン
  • 1 x ヴェロシティセンス付きパッド
  • 内蔵エフェクト : Reverb, Delay, Compressor, Phaser, Flanger, Overdrive, Distortion, HPF, LPF
  • USB経由でトラックごとにDAWで録音可能
  • ステレオ + 6系統のパラアウト
  • MIDIイン/アウト
  • トリガー出力で他の機器と同期可能

DrumBrute Impact / Arturia

10パートのアナログ・ドラムマシン

アートリア / DrumBrute Impact は10パート搭載のアナログ・ドラムマシンです。

キック、スネア1、スネア2、ハイ・タム、ロー・タム、カウベル、シンバル、クローズド・ハイハット、オープン・ハイハット、FMドラムの10種類の音源を搭載しています。

  • 音色を変化させるColor機能を搭載
  • ステップ入力 / リアルタイム入力
  • 64ステップまで入力できるシーケンサー
  • シーケンスパーターンをつなげるソング機能あり
  • シーエケンスのステップ数はトラックごとに設定可能
  • トラックごとにスイングとアクセントを設定可能
  • マスターアウト + 4系統のパラアウト
  • MIDI In/Out、クロックIn/Outを使用して他の機器と接続可能

DrumBrute / Arturia

17パートのアナログ・ドラムマシン

アートリア / DrumBrute は17パート搭載のアナログ・ドラムマシンです。

キック1、キック2、スネア、クラップ、ハイハット1、ハイハット2、コンガ・ハイ、コンガ・ロー、タム・ハイ、タム・ロー、マラカス、リムショット、クラベ、タンバリン、シンバル、リバース・シンバル、ザップの17種類の音源を搭載しています。

  • ステップ入力 / リアルタイム入力
  • 64ステップまで入力できるシーケンサー
  • シーケンスパーターンをつなげるソング機能あり
  • シーエケンスのステップ数はトラックごとに設定可能
  • トラックごとにスイングとアクセントを設定可能
  • マスターアウト + 12系統のパラアウト
  • MIDI In/Out、クロックIn/Outを使用して他の機器と接続可能

Analog Rytm MK2 / Elektron

ライブ用に最適なハイエンド・アナログドラムマシン+サンプラー

Analog Rytm MK2 / エレクトロン は、アナログ・ドラムマシン+サンプラーです。

8パートのアナログ合成のドラムにサンプルを重ねた音色を作製できます。音色の保存やパラアウトが可能でライブ用に最適です。

  • 8パートのアナログドラムマシン+サンプラー
  • 各ドラムパートにサンプル音を重ねることが可能
  • 各ドラムパートにアナログ・オーバードライブ、エンベロープ付きマルチモード・フィルター、アンプ・エンベロープ、エフェクト・センド、LFOを搭載
  • センドエフェクトとしてディレイとリバーブを搭載
  • 64ステップまでのステップシーケンサー
  • ステップ入力 / リアルタイム入力
  • オーディオ入力から直接サンプリング可能
  • 音色を保存可能
  • Overbridgeソフトウェアを使ってパソコンから制御可能
  • 1GB サンプルメモリー
  • 12 x ベロシティセンス付きパッド
  • 16 x ステップシーケンスボタン
  • ステレオアウト + 8系統のパラアウト
  • MIDI In/Out/Thru
  • USB
  • Expression/CV In

ドラムマシンのチェックポイント・選び方

ハードウェア/ソフトウェア

ドラムマシンには、ハードウェアのものとソフトウェアのものとがあります。

ハードウェアは、アナログのものであれば、ソフトウェアには出せないファットで温かみのある音が出せます。また、つまみやパッドなどで直感的な操作が可能です。

ソフトウェアのドラムマシンは、ハードウェアのものよりよりフレキシブルで多機能なものが多いです。DAW内のプラグインとして便利に使えます。

用途

ドラムマシンをスタジオでの曲作りに使いたいのか、ライブで使いたいのかによって必要な機能が異なってきます。直感的に使えるものがよいのか、細かい作り込みができたほうがよいのかなどを考慮して選ぶとよいでしょう。また、用途によってサイズも重要な要素となるでしょう。

アナログ合成/デジタル合成/サンプリング

ドラムマシンの音色合成方式には、アナログ合成、デジタル合成、サンプリング式の3つがあります。これらの内の1つの方式を用いたものから、ハイブリッドのものまで、さまざまなドラムマシンがあります。

アナログ合成

アナログ合成は、アナログの電子回路を用いて音色を合成する方式です。ドラム音色に特化したアナログシンセといえます。アナログ合成の特徴は、音色が太く温かみがあることです。パラメーターは、少なく音作りの幅はあまり広くありません。また、シーケンスに微妙なゆらぎがあり独特のグルーブ感がある機種もあります。

デジタル合成

デジタル合成は、デジタルのコンピューター・プログラムの計算によって音色を合成する方式です。

デジタル合成の特徴は、音作りの自由度が高いことです。アナログのドラムマシンをデジタルでシミュレートしたアナログモデリング式のものから、デジタルならではの方法を用いたものまでさまざま音色を作れます。

サンプリング式

サンプリング式(PCM式)は、メモリーに保存しておいた音色を再生するものです。サンプリング式のドラムマシンは、元々インストールされていた音しか使えないサンプラーといえます。サンプリング式の特徴は、本物のドラムの音などを用いたリアルな音色を鳴らせることです。音色を加工することは、あまりできません。

シーケンス方式

ドラムマシンでリズムパーンを組むためのシーケンサー(自動演奏装置)の方式には、ステップ入力とリアルタイム入力とがあります。

ステップ入力

ステップ入力は、16個並んだボタンをポチポチと押してグリッド上に音符を入力するものです。演奏技術が必要ないので入力が簡単です。リズムパターンは、グリッドに載った機械的なものになります。

リアルタイム入力

リアルタイム入力は、パッドを叩いた演奏をそのまま記録するものです。演奏技術が必要なので、適切に入力できるようになるには、ある程度の練習が必要です。自然なゆらぎや、グルーヴ感のあるリズムパターンをつくれます。

サンプリング機能

ドラムマシンの機種によっては、サンプルを取り込める機能がついているものがあります。

インターフェース

ドラムマシンのインターフェースは、パッド、シーケンスボタン、つまみ、フェーダー、液晶、タッチパネルなどさまざまなものがあります。どのようなインターフェースが自分の使い方に合うのか考慮しておきましょう。

出力チャンネル数

ドラムマシンのオーディオ出力には、全パートをミックスしたものをステレオまたはモノで出力するものと、各パートごとにバラバラに出力できるパラアウト(パラレル・アウトプット)とがあります。

パラアウトであれば、パートごとに別のエフェクトをかけたり、DAW上の別のトラックに録音できたりします。

オーディオ出力は、モノアウトのみで、USBを経由でDAWにパラアウトで送れる機能をもつものもあります。

パラメーターロック

パラメーターロックとは、シーケンスのステップごとにパラメーターを設定できる機能です。モーションシーケンスと呼ばれることもあります。

パラメーターロック機能があれば、ステップごとに音色やピッチを変えたりすることができます。

外部機器からのシーケンス

ドラムマシンには、MIDIを使用して外部機器からシーケンスできるものがあります。

DAWやハードウェアシーケンサーで組んだシーケンスでドラムマシンを演奏できます。MIDI信号の送受信にはMIDIケーブルで送られるものと、USBケーブルを使うものとがあります。

外部機器との同期

ドラムマシンには、他のシンセやサンプラーなどの外部機器と同期して演奏させることができる機能を持つものがあります。
同期の方式には、MIDIをを使うものとクロック(Clock)信号を使うものとがあります。クロックはシンク(Sync)と呼ばれることもあります。

エディタソフト

ドラムマシンには、PC内のエディタソフトから音色設定などをコントロールしたり保存したりできるものがあります。
エディタソフトがあれば、ハードウェアのドラムマシンをDAW内のプラグインのように使うことができます。

電源

ドラムマシンには、電池駆動できるものがあります。電池駆動できれば、ポータブルに使えますし、自宅のスタジオ内でも配線が邪魔にならずに使えます。