サンプラーおすすめ20選!選び方も解説!【2020年】

シンセサイザー

「サンプラーが欲しいけどどれがおすすめ?」「どうやって選んだらいい?」という方のために、この記事では、サンプラーの選び方について解説し、おすすめのサンプラーを紹介します。

サンプラーとは?

サンプラーとは、録音した音を音源とする電子楽器です。

サンプラーに音を取り込むことを「サンプリング」と呼び、サンプリングされた音を「サンプル」と呼びます。

例えば、バスドラム、スネア、ハイハットの音を個別にサンプリングし、それらのサンプルをパッドを叩いたり、シーケンサーで自動演奏したりして音楽を演奏・制作することができます。

サンプラーの用途

サンプラーの用途は、主に下記の3つです。

  • ヒップホップのビートメイキング、ライブ
  • テクノ・ハウスなどのトラックメイキング、ライブ
  • 演劇や舞台、イベントなどでの効果音やカラオケトラックのポン出し(ポン出しとは、演劇、イベントなどで効果音やカラオケトラックをタイミングよく「ポンッ」と再生することです。)

ヒップホップにおすすめのサンプラー

  • SP-404 SX / Roland
  • MPC One / Akai
  • MPC Live II / Akai
  • Maschine MK3 / Native Instruments

テクノ・ハウスにおすすめのサンプラー

  • Model:Samples / Elektron
  • Digitakt / Elektron
  • Octatrack / Elektron
  • Electribe Sampler / Korg
  • MC-707 / Roland
  • MC-101 / Roland
  • TR-8S / Roland

ポン出しにおすすめのサンプラー

  • SP-404 SX / Roland
  • MPX16 / Akai
  • MPX8 / Akai

おすすめサンプラー

SP-404SX / Roland

SP-404SX / Roland
Making a sampled beat on Roland SP-404A

直感的に使えるライブ向けサンプラー

SP-404SX / Roland は、シンプルで使いやすいコンパクトなスタンドアロンのサンプラーです。

ロングセラー製品で、現行のサンプラーの中でもっとも人気がある機種のひとつです。

12パッドx10バンクで120のサンプルをアサインして、リアルタイムにパッドを押してビートを構築していきます。
29種類のエフェクトを3つのつまみで直感的に操作して、ビートに変化をつけられます。

オーディオ入力から本機に直接サンプリングでき、電池駆動も可能でポータブルに使用できます。

シーケンサーはリアルタイム入力のみですが、クォンタイズ機能があり正確なビートを組むこともできます。

ローファイ系ヒップホップのビートメーカーに大人気のサンプラーです。また、イベント・劇伴などでのポン出し用サンプラーとしても人気があります。

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MPC One / Akai Professional

MPC One / Akai Professional
MPC ONE – Making a sample based beat!

MPCシリーズの低価格モデル

MPC One / Akai Professional は、ヒップホップのビートメーカーの定番サンプラー MPC シリーズの低価格モデルです。

スタンドアローンでも、パソコンとつないでコントローラーとしても使えます。本機のみで本格的な音楽制作・ビートメイキングが可能です。

MIDI出力、CV/Gate出力を搭載しており、DAWレスでのジャム・ライブのハブ機としての使用にも向いています。

MPCシリーズとしては、比較的低価格でサンプラー初心者の方におすすめです。

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MPC Live II / Akai Professional

MPC Live II / Akai Professional

MPCシリーズの最新機種

MPC Live II / Akai Professional は、ヒップホップのビートメーカーの定番サンプラー MPC シリーズの最新機種です。

MPC Live II は、Akaiの定番サンプラー MPCシリーズの最新(2020年5月発売)モデルです。2017年に発売されたMPC Live のアップデート版です。MPC One よりも上位の機種になります。

スタンドアローンでも、パソコンとつないでコントローラーとしても使えます。本機のみで本格的な音楽制作・ビートメイキングが可能です。

内蔵スピーカーを搭載しており、スピーカーやヘッドホンを使用しなくても、本機のみで作業できます。

MIDI出力、CV/Gate出力を搭載しており、DAWレスでのジャム・ライブのハブ機としての使用にも向いています。

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Electribe Sampler / Korg

Electribe Sampler / Korg

16トラックのグルーブボックス

Electribe Samper Electribe2S は、16トラックのサンプラー・グルーブボックスです。

シーケンサー、サンプラー、ソフトシンセを内蔵しており単体での音楽制作が可能です。

MIDI出力から外部音源をシーケンスすることも可能で、DAWレスでのライブのハブ機にも適しています。

オーディオ入力から本機に直接サンプリングが可能です。SDカードからサンプルをロードすることもできます。

MC-707 / Roland

MC-707 / Roland

8トラックのグルーブボックス

MC-707 / Roland は、8トラックのグルーブボックスです。シーケンサーとドラム用のサンプラー、ソフトシンセ、オーディオルーパーを内蔵しています。

強力なシーケンサーを搭載しており、音楽制作のみでなく、ライブのハブ機としても適しています。

グルーブボックスとは、シーケンサーやドラム音源、サンプラー、シンセなどが一体になった、単体で音楽制作が可能なハードウェアのことです。主に、テクノなどのエレクトロニックミュージックの制作・ライブなどで使われます。

MC-707 はオーディオ入力から本機に直接サンプリングが可能です。USBやSDカードを使ってサンプルをロードすることもできます。

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MC-101 / Roland

MC-101 / Roland

4トラックのグルーブボックス

MC-101 は、MC-707 を4トラックにした機種です。

コンパクトなサイズにかかわらず、トラック数が少ない以外はMC-707とほぼ同じ機能を内蔵しています。

MC-101 はオーディオ入力がなく直接サンプリングはできません。USBやSDカードを使ってサンプルをロードすることができます。

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TR-8S Rhythm Performer / Roland

TR-8S Rhythm Performer / Roland

TR-8S Rhythm Performer (リズム・パフォーマー) / Roland (ローランド) は、デジタルドラムマシン+サンプルプレイヤーです。

ドラムマシン部は、TR-808、TR-909、TR-606、TR-707、TR-727のサウンドをデジタルで再現しています。サンプラー部は、300を超える多量のプリセットサンプルを内蔵している他、SDカードから独自のサンプルをロードすることも可能です。本機に直接サンプリングすることはできません。

  • ドラムマシン + サンプルプレイヤー
  • ステップごとにパラメーター値を保存できるパラメーターロック機能搭載。あるステップだけフィルターのパラメーターを変化させてアクセントのように使ったり、チューニングを少しずつ変化させてメロディーを作ったりできる
  • 11のチャンネルに自由に音色を割り当て可能
  • 各チャンネルごとに3つのノブがあり、チューニング、ディケイタイム、もう1つは自由に機能を割り当て可能でリアルタイムにコントロール可能
  • オーディオインから入力した音をTR-8Sのエフェクトをかけて出力可能
  • フェーダーのカラーLEDはドラムキットごとに自由にカスタマイズ可能
  • サブステップ機能で1ステップ内にロールを入力可能 トラップ風のハイハット連打なども打ち込めます
  • ベロシティーの弱いソフトな音が出せるソフトヒット機能を搭載
  • 本体のすべてのデータをSDカードにバックアップ可能
  • 16 x シーケンスボタン
  • 1 x ヴェロシティセンス付きパッド
  • 内蔵エフェクト : Reverb, Delay, Compressor, Phaser, Flanger, Overdrive, Distortion, HPF, LPF
  • USB経由でトラックごとにDAWで録音可能
  • ステレオ + 6系統のパラアウト
  • MIDIイン/アウト
  • トリガー出力で他の機器と同期可能

Model:Samples / Elektron

Model:Samples / Elektron

Model:Samples / Elektron は、6トラックのサンプラー・シーケンサーです。

Elektron(エレクトロン)社は、高機能なハイエンド製品が多いですが、本機Model:Samplesは、4万円台という低価格なエントリークラスのサンプラーです。

Elektron社のサンプラーには、下位モデルから順に、Model:Samples、Digitakt、Octatrackの3機種があります。内部の機能・ソフトウェアは基本的に同じもので、上位機種ほど多機能になっていきます。

多数のつまみが搭載されており、メニューの階層を複雑に潜ることなく主要なパラメーターをすぐにコントロールできます。

シーケンスをランダム化させるチャンス機能や、フィルを作成できるフィル機能などを搭載しています。

パラメーターをシーケンスのステップごとに設定できるパラメーターロック機能を搭載しています。

サンプラーとしてだけでなく、シーケンサーとして他のMIDI機器をコントロールできます。1つのパラメーターに1つのノブが割り当てられている直感的な操作性で、ライブでの使用に適しています。

Elektron / Model:Samples サンプラーのレビュー
Model:Samples / Elektron は、6トラックのサンプラー・シーケンサーです。サンプラーとしてだけでなく、シーケンサーとして他のMIDI機器をコントロールできます。

Digitakt / Elektron

Digitakt / Elektron

Digitakt / Elektron は、8ボイスのサンプラー + 8トラックのMIDIシーケンサーです。

サンプラーとしてだけでなく、シーケンサーとして他のMIDI機器をコントロールできます。パソコンを用いないライブセットアップの母艦として、また、DAWからシーケンスを受け取り、他のMIDI機器へ送るハブとしても使用できます。直感的に使いやすい設計でライブでの使用に最適です。

Digitakt / Elektron エレクトロンのサンプラーのレビュー
Digitakt / Elektron は、8ボイスのサンプラー + 8トラックのMIDIシーケンサーです。サンプラーとしてだけでなく、シーケンサーとして他のMIDI機器をコントロールできます。

Octatrack MkII / Elektron

Octatrack MkII / Elektron

DAWレスでのライブのハブ機に最適

Octatrack MkII / Elektron は8ボイスのサンプラー + 8トラックのMIDIシーケンサーです。

サンプラーとしてだけでなく、シーケンサーとして他のMIDI機器をコントロールできます。パソコンを用いないライブセットアップの母艦として、また、DAWからシーケンスを受け取り、他のMIDI機器へ送るハブとしても使用できます。直感的に使いやすい設計でライブでの使用に最適です。

MPC Studio Black / Akai Professional

MPC Studio Black / Akai Professional

MPC Studio Black / Akai Professional は、MPCソフトウェア用のパッド型コントローラーです。

MPCソフトウェアは、スタンドアロンでもDAW内のプラグインとしても使用できます。大きなディスプレイが搭載されていて、パソコンを見ずに使えます。MPCシリーズのワークフローをコンパクトなサイズで実現できます。本体のみでの使用はできません。

MPC X / Akai Professional

MPC X / Akai Professional

MPC X / Akai Professional は、スタンドアロンでもパソコンと接続しても使えるサンプラー・シーケンサーです。

マルチタッチスクリーンや多数のノブを搭載していて、初心者でも直感的に使えます。電池駆動が可能でポータブルに使用できます。オーディオインから直接サンプリング可能です。MIDI出力、CV/Gate出力で外部機器をコントロールできます。

Force / Akai Professional

Force / Akai Professional

Force / Akai Professional は、スタンドアロンのサンプラー、シーケンサーです。ライブやDJ、楽曲制作などオールラウンドに使用できます。

Ableton Live用のコントローラーとしても使えます。

  • 7インチのフルカラー・タッチスクリーンと大きなロータリーエンコーダーで直感的にスムーズな操作が可能 
  • タッチスクリーンは、マルチタッチ対応でズームイン/アウトなどがスムーズに行える
  • 8 x 8ベロシティセンス付きRGBパッド でサンプラーやシンセを演奏したり、クリップをローンチしたりできる
  • リアルタイム入力/ステップ入力が可能
  • オーディオインから直接サンプリング可能
  • USB、SDカード、増設したSATAドライブからサンプルをロード可能
  • 4つのシンセサイザーを内蔵
  • クロスフェーダー付き
  • 2 x コンボ端子入力 ファントムパワー対応 line / Instruments
  • 4 x 標準ジャックオーディオ出力
  • 4 x CV/Gate出力
  • MIDI In/Out/Thru
  • 16GBストレージ
  • Ableton Link 対応
  • AbletonLiveとの統合機能でForceで作製したデータを、Ableton のライブセットとしてLiveにエクスポートし、Ableton Liveでさらなる編集が可能
  • 10GB以上のサウンドが付属

Maschine Mikro MK3 / Native Instruments

Maschine Mikro MK3 / Native Instruments

Maschine Mikro MK3 / Native Instruments は、パソコンで使うMaschine Essentialsソフトウェア用のコントローラーです。

Maschine Essentialsソフトウェアはビートメイク用のソフトで、スタンドアロンでもDAW内のプラグインとしても使えます。スタンドアロン時には、VST/AUプラグインのホストとしても使用できます。

  • 16 x バックライト・ベロシティセンス付きのパッド
  • 1 x タッチストリップ
  • 1ショット、ループなど1.6GBのサンプルが付属
  • Native Instruments社のシンセ Massive, Monark, Reaktor Prism, が付属
  • USBバスパワー
Maschine Mikro MK3 / Native Instruments
Maschine Mikro MK3 / Native Instruments

Maschine MK3 / Native Instruments

Maschine MK3 / Native Instruments

Maschine MK3 / Native Instruments は、パソコンで使うMaschineソフトウェア用のコントローラーです。

Maschineソフトウェアはビートメイク用のソフトで、スタンドアロンでもDAW内のプラグインとしても使えます。スタンドアロン時には、VST/AUプラグインのホストとしても使用できます。

  • オーディオインターフェースを内蔵
  • 高解像度のフルカラー・ディスプレイ
  • 4方向プッシュエンコーダで、素早く直感的なブラウズ、ナビゲート、レベルとバランスの調整が可能
  • 16 x バックライト・ベロシティセンス付きのパッド
  • 1 x タッチストリップ
  • 8 x タッチセンス付きロータリーエンコーダー
  • 1ショット、ループなど8GBのサンプルが付属
  • Native Instruments社のシンセ・エフェクトのバンドル Komplete Select が付属
  • USBバスパワー、または、付属の電源アダプター

Toraiz SP-16 / Pioneer DJ

Toraiz SP-16 / Pioneer DJ

Toraiz SP-16 / Pioneer DJ(パイオニア)は、DJ機器で評価の高いPioneer DJによるサンプラーです。

DJ機器の設計で培った技術により、プロデューサー/DJがアイデアを形にし、直感的にオリジナルのフレーズを生み出すことのできるユーザーインターフェースを実現しています。Dave Smith Instruments社との協業により実現したアナログフィルターを搭載し、楽器のような豊かな表現力にあふれる演奏が可能です。

制作だけではなく、DJやライブパフォーマンスにも使える新しい楽器として、自宅スタジオからステージまで、一台で多彩な音楽表現を行えます。

DJS-1000 / Pioneer DJ

DJS-1000 / Pioneer DJ

DJS-1000 / Pioneer DJ(パイノニア)は、DJ機材や楽器と組み合わせて、自在なライブパフォーマンスを実現するDJ向けサンプラーです。

7インチ大型タッチディスプレイ、16個のマルチカラー大型ステップ入力キー、高精度なベロシティ検出が可能な16個のラバー製大型パッドを搭載しています。

シーケンサーやループ音源を組み合わせながら、直感的な音楽フレーズの演奏が可能です。

MPX16 / Akai

MPX16 / Akai

ポン出し向けサンプラー

MPX16 / Akai は、フィンガードラミングやポン出し向けのコンパクトなサンプラーです。

SDカードから読み込んだサンプル、または本機に直接サンプリングしたサンプルを16のベロシティ対応パッドに割り当て、パッドを叩いて演奏します。

シーケンサーは搭載されていません。

MIDI入力を使って、DAWや外部シーケンサーから本機MPX16のサンプルを演奏できます。

MIDI出力を使って、パッドの演奏情報を他のMIDI機器やDAWへ送信することができます。

シーケンサーがないため、本格的な曲作りを本機MPX16のみで行うことは難しいです。ライブでのフィンガードラミングや劇伴・イベントでの効果音のポン出しなどにおすすめのサンプラーです。

MPX8 / Akai

MPX8 / Akai

ポン出し向けサンプラー

MPX8 / Akai は、フィンガードラミングやポン出し向けのコンパクトなサンプルプレイヤーです。

SDカードから読み込んだサンプルを8つのベロシティ対応パッドに割り当て、パッドを叩いて演奏します。

オーディオ入力はありません。本機MPX8に直接サンプリングすることはできません。

シーケンサーは搭載されていません。

MIDI入力を使って、DAWや外部シーケンサーから本機MPX8のサンプルを演奏できます。

MIDI出力を使って、パッドの演奏情報を他のMIDI機器やDAWへ送信することができます。

シーケンサーがないため、本格的な曲作りを本機MPX8のみで行うことは難しいです。ライブでのフィンガードラミングや劇伴・イベントでの効果音のポン出しなどにおすすめのサンプラーです。

PO-33 K.O! / Teenage Engineering

PO-33 K.O! / Teenage Engineering

PO-33 K.O! Pocket Operator (ノックアウト ポケットオペレーター) / Teenage Engineering (ティーンエイジ・エンジニアリング) は、電池駆動のコンパクトなサンプラーです。ライン入力、または、内蔵マイクで直接サンプリングできます。

  • 8 x ドラムスロット
  • 8 x メロディスロット
  • 同時発音数 : 4
  • サンプルメモリ : 40秒
  • シーケンサー
  • 16種類のエフェクト
  • スピーカー内蔵
  • マイク内蔵
  • オーディオ入出力 (ミニジャック)

サンプラーの選び方

パッド

パッドとは、叩くことでサンプルを再生し演奏したり、サンプラー内のシーケンサーにリズムパターンを入力したりするためのものです。

パッドの数やサイズ、レイアウトなどにより操作感が変わるので、自分の用途に合った使いやすいものを選ぶ必要があります。

縦横 4 x 4 の16個のパッドというのが、もっとも基本的なタイプです。

パッドがベロシティ対応か

ベロシティとは音の強さ・大きさのことです。ベロシティ対応のパッドでは、パッドを叩く強さによってベロシティを変えることができます。パッドを強く叩くと大きな音でサンプルが再生され、またはシーケンサーに録音されます。弱く叩くと小さな音になります。

ベロシティ対応のパッドであれば、より多彩な表現が可能です。適切な強さでパッドを叩くには、技術や慣れが必要です。

ベロシティ対応パッドでも、ベロシティ機能をオフにしておけば、どのような強さで叩いても一定の音量でサンプルが再生されるようにすることができます。

スタンドアローンか

サンプラーには、本体のみで使えるスタンドアローンのものとパソコンとの接続が必須のもの、または、それらのハイブリッドのものとがあります。

スタンドアローンであれば、パソコンを用いないライブなどに使用できます。外出時などにポータブルに使うこともできます。また、サンプラー単体で使うのであれば、パソコンやソフトウェアが古くなったときの互換性の問題が起こらないので、長く使用できます。

直接サンプリングできるか

サンプラーには、オーディオ入力端子からサンプラーに直接サンプリングできるものと、パソコンなどにサンプリングしてから、パソコン内のサンプルデータをUSBケーブルやSDカードを使ってサンプラー内に取り込むものとがあります。

直接サンプリングができないサンプラーは、サンプルプレイヤーと呼ばれることがあります。

シーケンサー内蔵か

シーケンサーとは、自動演奏を行う機能のことです。事前に入力された演奏データに基づいて、自動で演奏させることができます。

サンプラーには、基本的にシーケンサーがついていますが、安いサンプラーではシーケンサーがないものがあるので注意が必要です。

リアルタイム入力/ステップ入力

サンプラーでビートを組むときのシーケンサーの入力方法には、リアルタイム入力とステップ入力があります。

リアルタイム入力は、メトロノームに合わせてリアルタイムにパッドを叩いて入力するタイプです。ヒップホップのビートメイキングによく用いられる方式です。リアルタイム入力は、タイミングよくパッドを叩く必要があるため、上手に入力するには、ある程度の技術や慣れが必要です。

ステップ入力は、ステップボタンで1/16分音符ごとにオンオフを打ち込んでいくタイプです。テクノ系の音楽の制作によく用いられる方式です。ステップ入力はボタンを押すだけなので、リアルタイム入力と違い、誰でもかんたんに入力することができます。

ステップ入力には、ステップ入力用のボタンがある機種と、リアルタイム入力用のパッドをステップ入力時は、ステップボタンとして使う機種とがあります。

サンプラーの機種により、リアルタイム入力のもの、ステップ入力のもの、またはリアルタイム入力とステップ入力の両方を使えるものがあります。

トラック数

トラック数は、サンプラーのパート数のことです。例えば、4トラックの場合は、4つのパートしか同時に扱うことができません。バスドラム、スネア、タム、ハイハットのサンプルを各トラックに割り当てたとすると、他のサンプル、例えば、シンバルやカウベルなどを同時に使うことはできません。

サンプラーのトラック数は、6トラック、8トラック、16トラックなどさまざまなものがあります。

自分のつくる音楽のタイプに足りるトラック数があるか確認しておく必要があります。

エフェクト

サンプラーには、多くの場合エフェクターが内蔵されています。どのような種類のエフェクターが内蔵されているか確認しておくとよいでしょう。

SP-404 SX / Roland は、多数のエフェクトが搭載されており、エフェクトの評価が非常に高いです。

外部機器用シーケンサーがあるか

サンプラーには、サンプラー内部のサンプルを演奏するシーケンサーだけでなく、外部機器用のシーケンサーが搭載されているものがあります。

外部機器用のシーケンサーがあれば、サンプラーからMIDIやCV/Gateを使って、シンセサイザーやドラムマシンなどの外部機器・音源をコントロール・自動演奏できます。

シーケンサーがあれば、パソコンを用いないライブセットアップのハブとしてサンプラーを使用できます。

パラアウト可能か

パラアウトとは、各チャンネルごとに個別にオーディオ出力することです。

例えば、バスドラム、スネア、ハイハット、シンバルなどを別々に出力することができます。

個別に出力した音をそれぞれオーディオインターフェイスを経由してDAWに取り込めば、サンプラーの各パートをDAW内の個別のトラックに別々に録音することができます。

また、ライブ時などは、バスドラムだけにディストーションやコンプレッサーなどのエフェクトをかけたりするということも可能です。

パラアウト機能がない場合は、すべてのパートをまとめてステレオの2チャンネルで出力します。この場合、各パートを個別に録音したり、エフェクトをかけたりすることはできません。

サンプラーの機種によっては、アナログのオーディオ出力はステレオ2chのみであるものの、USBを使ってDAWに各トラックをパラアウトできる機能があるものもあります。

まとめ

おすすめのサンプラーについて紹介しました。

おすすめのドラムマシンについては、こちらを参照してください。

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