MPC Live II / Akai サンプラーのレビュー

サンプラー

Akai Professional(アカイ・プロフェッショナル)が、2020年5月に新サンプラー MPC Live II(2)を発表しました。

MPC Live II は、2017年に発売されたMPC Live のアップデート版にあたる機種です。現在発売中の MPC One よりも上位の機種になります。

価格は、138,000円(税込)。既に発売を開始しています。

旧モデル MPC Live からの主な変更点は下記のとおりです。

  • 内蔵スピーカーの搭載
  • ボタンが22から27へ増加し、よりスムーズなワークフローが可能に
  • マスターボリュームのノブが背面から、トップパネルの左上に移動
  • MPC Oneと同様のCV/GATE出力の搭載
  • イーサネットに対応、Ableton LiveなどMPCからコントロールすることが可能に(旧モデルMPC LiveでもWiFiでAbletonをコントロール可能)
  • サイズが変更 : Live II : 約412 x 244 x 46mm(W x D x H), Live : 約424 x 224 x 69 mm(W x D x H)
  • 重量が増加 : Live II 3.4kg , Live 2.7kg

MPC Live II とは

MPC Live II / Akai Professional
MPC Live II / Akai Professional

MPC Live II は、Akaiの定番サンプラー MPCシリーズの最新(2020年5月発売)モデルです。2017年に発売されたMPC Live のアップデート版です。現在発売中の MPC One よりも上位の機種になります。

スタンドアローンでも、パソコンとつないでコントローラーとしても使えます。本機のみで本格的な音楽制作・ビートメイキングが可能です。

内蔵スピーカーを搭載しており、スピーカーやヘッドホンを使用しなくても、本機のみで作業できます。

MIDI出力、CV/Gate出力を搭載しており、DAWレスでのジャム・ライブのハブ機としての使用にも向いています。

Did Akai fix the "cons"? MPC LIVE II vs MPC ONE // Speaker test, review and 2.8 tutorial

MPC Live II の特徴

スタンドアロン

MPC Live II はスタンドアロンで使用できます。パソコンと接続する必要はありません。

直接サンプリング可能

オーディオインから本機 MPC Live II に直接サンプリングすることができます。

7インチタッチパネル

7インチのマルチタッチ・ディスプレイを搭載しており、サンプルやMIDIノートの編集などを簡単に行なえます。

16のベロシティセンス付きパッド

16のベロシティ&プレッシャー・センス付きパッドを搭載しています。パッドのサイズはMPCの一般的なサイズです。

内蔵スピーカー

本体の手前側にスピーカーが内蔵されています。スピーカーやヘッドホンに接続しなくても、本機のみで作業可能です。

内蔵スピーカーをオフにし、外部スピーカー、ヘッドホンを接続することもできます。

ソフトシンセを内蔵

ソフトシンセを内蔵しており、ベースやコードの音などをMPC Oneだけで鳴らすことができます。

MPCソフトウェアのコントローラーとしても使用可能

パソコン上で動作するMPCソフトウェアのコントローラーとして、本機MPC Live II を使用することもできます。

MIDI出力から外部機器をコントロール可能

MIDI出力からシンセサイザーなどの外部機器をシーケンスすることができます。
DAWレスでのジャム・ライブのハブ機としての使用に適しています。

CV/Gate出力

4系統のCV/Gate出力を搭載しています。モジュラーシンセなどを、MPC Live II からコントロールすることができます。

ストレージ

16GBの内蔵ストレージに加えて、SDカードスロット、USBメモリー用の端子を搭載しています。本体底面のフタを開けて、SSDはたはHDDドライブを増設することもできます。

内蔵バッテリー

充電式リチウムイオン・バッテリーを内蔵しており、ポータブルに使用できます。最大5時間の連続使用が可能です。

Spliceとの統合

サンプルダウンロードサービスのSpliceと統合されており、インターネットを使ってSpliceから本機に直接サンプルをダウンロードできます。

Ableton Liveとの統合

MPC Live II から、Ableton Liveをコントロールすることができます。あらかじめマッピングされているため、簡単に設定できます。

Wi-FiまたはUSB – Ethernetアダプターを用いたイーサネット接続によるAbleton Linkを利用しします。Liveクリップのローンチ、ミキサー、インストルメント・マクロ・コントロールなどを行うことができます。

MPC Live II の仕様・スペック

  • パッド:ベロシティ、感圧式パッド、RGB バックライト * 16バンクアクセス可能 * 8(PAD BANK経由)
  • ディスプレイ:7.0インチ マルチタッチ
  • RAM: 2GB
  • ストレージ: 16GB
  • オーディオ入力 : 1/4インチ (6.35 mm) TRS 入力 (1ステレオペア) * 2
  • オーディオ出力 : 1/4インチ (6.35 mm) TRS出力 (1ステレオペア) * 4
  • ステレオヘッドフォン出力 : 1/8インチ(3.5 mm)
  • MIDI入出力 : 5ピンDIN(入力2、出力2)
  • CV/Gate出力 x 4
  • USB Type-A ポート x 2、Type-B ポート x 1
  • SD カードスロット
  • 電源アダプター付属
  • サイズ:約412 x 244 x 46mm(W x D x H)
  • 重量:約3.4kg

MPC Live II と MPC One の違い

MPC Live II と下位モデル MPC One の主な違いは下記の通りです。

MPC OneMPC Live II
価格(税込)89,800円138,000円
サイズ(W x D x H)約272 x 272 x 53mm約412 x 244 x 46mm
重量2.1kg3.4kg
パッドサイズ小さい標準
ボタン数3127
内蔵スピーカーなしあり
MIDI入出力数入力 x 1、出力 x1入力 x 2、出力 x2
オーディオ入力標準ジャック x 2標準ジャック x 2、RCA x 2
オーディオ出力標準ジャック x 2標準ジャック x 6
内蔵ストレージ4GB16GB
SSD、HHDの増設不可
内蔵バッテリーなしあり

まとめ

MPC Live II / Akai について解説しました。

低価格モデルの MPC One については、こちらを参照してください。

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