DTMやミキシングを長時間していると耳に疲れや痛みを感じることがあります。耳が疲れていると、音楽制作に支障をきたします。 この記事では耳の疲れを防ぐ方法について解説します。
耳の疲れとは?
大きな音量で音楽を聴き続けていると、耳に疲れを感じます。場合によっては、痛みを感じることもあります。 休憩をとれば、耳の疲れはとれます。しかし、あまりにも耳に負担をかけすぎると、休憩をとっても耳が元に戻らない損傷をしてしまうこともあります。 耳を疲れさせないように、適切に予防することが大切です。
耳の疲れを防ぐ方法
耳が疲れていると、正確なモニタリングができなくなります。それでは、適切なミキシングをすることはできません。 適切なミキシングをするには、疲れていないフレッシュな耳でミックスすることが大切です。 そこで、耳の疲れを防ぐ方法について解説します。
小さな音量でミキシングする
ミキシング時に小さめの音量で作業することで、耳が疲れにくくなります。 ミキシング時の適切な音量は、思ったより小さいものです。適切な音量は、隣にいる人と普通に会話できるぐらいの音量です。 基本的には、小さめの音量で作業して、必要なときだけ音量を上げるようにしましょう。
スピーカーを使う
ヘッドホンよりもスピーカーを使ったほうが耳が疲れにくいです。
開放型ヘッドホンを使う
密閉型ヘッドホンを使っていて耳が疲れるという方には、開放型ヘッドホンをおすすめします。開放型ヘッドホンは音の圧力が外部へ逃げるため、密閉型ヘッドホンと比べて、耳への負担が少ないです。
休憩をとる
適切に休憩をとることで、耳が疲れにくくなります。 1時間に1度は休憩をとりましょう。45分作業して、15分休憩をとるなどするとよいです。 また、小休憩をはさみつつ3時間ほど作業したら、1時間以上のまとまった休憩をとりましょう。
作業時間を制限する
ミキシングのような、耳を酷使する作業は1日に8時間までにしましょう。 休憩をとりながらでも、耳は疲れています。全体の作業量を増やしすぎないことが重要です。
疲れを感じたら作業をやめる
耳に疲れを感じたら、その日の作業は終わりにしたほうがよいです。 耳が疲れた状態で作業を続けてしまうと、休憩をとってもなかなか耳が元にもどらなくなります。疲れがひどくなる前に作業をやめて、耳を休ませましょう。
体調を整える
体調が悪ければ、耳も疲れやすくなります。適切な食事をとり、睡眠をとり、運動をして体調を管理しましょう。
耳栓を使う
耳に負担をかける音は、音楽だけではありません。車や電車の騒音、工事の作業音、話し声、その他のあらゆる音が耳に負担をかけます。耳栓を使えば、日常の騒音から耳を守り、耳が疲れるのを防ぐことができます。
まとめ
耳を痛めてしまっては、音楽を制作するどころか、聴いて楽しむことすらできなくなってしまいます。耳をいたわりながら、DTMをするようにしましょう。