この記事では、DTMにおすすめの小型のモニタースピーカーを紹介します。
ウーファーが3~4インチ程度のモデルを紹介します。
小型で使えるモニタースピーカーをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
小型モニタースピーカーのメリット・デメリット
メリット
小型のモニタースピーカーのメリットは主に以下の2点です。
- 狭い場所にも設置できる
- 値段が安い
一般的な5インチウーファーのモニタースピーカーは、それなりに大きく重いので、狭いデスク上に置くのは難しい場合があります。
そのような時には、3インチ程度の小型モニタースピーカーが便利です。
また、小型であるので価格が安く、ハイグレードなモデルでも手頃な価格で手に入るのがメリットです。
デメリット
小型モニタースピーカーのデメリットは、
- 低音が出にくい
という点です。
低音はウーファーが大きければ大きいほど再生しやすいため、ウーファーが小型のスピーカーでは、低域をあまり再生できません。
おすすめ小型モニタースピーカー
おすすめの小型モニタースピーカーを紹介します。
Yamaha / HS3
Yamaha / HS3 は、DTMの定番スピーカーYamaha HSシリーズの小型モデルです。
3.5インチのウーファーを採用していて、再生周波数帯域は(-10dB) 70Hz-22kHzとなっています。
前面にはヘッドホンジャックとボリュームノブがついており、便利に使うことができます。
色はブラックとホワイトの2種類があります。
ウーファーが4.5インチのHS4もあります。
Yamaha / MSP3A
Yamaha / MSP3A は、コンパクトで高音質なモニタースピーカーです。
定番モニタースピーカー MSP5 Studio の3インチ版のモデルです。
MSPシリーズは、DTMの定番Yamaha / HSシリーズよりも上のグレードで、よりフラットな周波数特性で解像度が高いです。
3インチモデルとしては、レンジが広く67Hz~22kHzの再生能力があります。
フロントパネルには、ボリュームノブの他に、ハイとローを調整できるノブがついており、音質調整もかんたんに行えます。
小型でハイクオリティなモニタースピーカーをお探しの方におすすめです。
購入者の口コミ・レビュー
以前までHS7を使っていたのですが、ホームユースでは少しオーバーサイズ気味であり、どう調整しても低音域が乱反射して正確なモニタリングがしづらかったので買い替えるに至りました。 こちらはMSPシリーズの中では一番小さいサイズですが全ての音域に対してピーク感は皆無で安定していて余裕を感じます。 ホームユースで音響が整備されていない環境の場合はこれで十分というか、これ以上を望むのは野暮かもしれません。 とても良いモニタースピーカーです。 引用 : サウンドハウス
勿論5インチクラスと比較するとどうにもならないですが、日本の住宅環境で、 置き場も狭い、音量も出し切れない、となると何も考えずこれを購入しても良いと思います。 PCオーディオ用途でも、「基準を知る」という点でこれを選ぶのもありでしょう。 これ以上値段を出していいのなら、小型モニターとしてはADAM A3X、iLoud MTM、Fostex NF04R当たりではと思いますが、 かなりペアの値段が上がる以上、アマチュアユースならこれが最適解と思います。 引用 : サウンドハウス
MSP5と迷っていましたが 設置スペースの関係やスピーカーからリスニングポジションまでの距離が50〜70cmほどしか取れない為こちらを選びましたが正解でした。 ある程度の音量は出せるけどスピーカーからそこまで距離を取れないという方には良いと思います。 引用 : サウンドハウス
IK Multimedia / iLoud Micro Monitor
IK Multimedia / iLoud Micro Monitor は、コンパクトながら高音質で人気のモニタースピーカーです。
小型にもかかわらず、音質が非常によい製品です。
コンパクトでありながらも、高品質なウーファーとツィーターを搭載していて、低域から高域までバランスのよいサウンドです。
大口径バスレフ・ポートを装備し、クラス最高水準の低音域の周波数レスポンスを実現しています。
世界最小クラスのコンパクトな設計で、スペースに余裕がない方に最適です。
Bluetooth接続でのワイヤレス使用も可能で、ポータブルに使うのに適しています。
IK Multimediaは、イタリアのオーディオ・メーカーです。
購入者の口コミ・レビュー
素晴らしい 手軽に良いモニター環境が家に欲しかったため購入しました。 6畳の部屋で使っていますが、音量も音圧も音質も充分すぎるほどです。 引用 : サウンドハウス
非常に満足できる商品だと思います この値段とサイズでこの音が出るのかというのが第一印象でした。この点は本当に素晴らしいの一言に尽きます。 もちろん、サイズゆえの中低域の見通しづらさ等はありますが、気にならないレベルでしょう。 売れて当たり前だろうと思った点の一つに、iPhoneのスピーカーや付属のイヤホンと音の傾向がかなり似ているという点がありました。 曲作りの場において、聞き手が聞く環境をイメージして曲を作るのは重要なことの一つです。それを考えると、このスピーカーを導入することのメリットは計り知れません。 プロのアーティストがラージモニターとは別に、このスピーカーでもマスタリング音源を聞いたという話を聞きましたがそれもうなずけました。 引用 : サウンドハウス
Edifier / MR4
Edifier / MR4 は、シンプルなデザインが人気のモニタースピーカーです。
小型スピーカーながら、入力はRCAのアンバランス入力に加えて、TRSのバランス入力、前面にAUX入力を備えています。
前面には、AUX入力、ヘッドホン出力、電源・ボリュームノブを備えています。
背面には低域と高域の音量を調整できるノブを備えています。
色はブラックとホワイトの2種類があります。
- 4インチウーファー
- 再生周波数帯域: 60~200kHz
- 入力: RCA, TRS, AUX
PreSonus / Eris E3.5
PreSonus(プレソナス) / Eris E3.5 は、コスパのよい低価格の小型モニタースピーカーです。低価格の小型モニタースピーカーでもっとも売れているモデルです。
人気DAWのStudio OneをリリースしているPreSonus社のモニタースピーカーです。
3.5インチのウーファーを搭載した、コンパクトな製品です。
背面に、高周波および低周波のコントロール・ノブがあり、再生環境に応じて音質を調整可能です。
25ワット/サイドのパワーアンプを内蔵しており、正確な出音を維持します。
コンパクトながら期待以上の大音量で鳴らすこともできます。
購入者の口コミ・レビュー
同等クラスの製品を凌駕するコスパと音質 DAW及びPC用として購入しました。 知るとおりErisシリーズには複数バリエーションがありますが、その中でも一番下位にあたるE3.5でも手綱を緩める事なく洗練された再生能力は目を剥くレベルで、VOLを最大にしてもビビリは無く、モニタースピーカーとしてのフラットな出力はどの領域でもっても維持されています、自宅で作曲作業される方や近隣に迷惑のかからない音量でありのままの音を楽しみたい方には最も適した製品ではないかと思います。 引用 : Amazon
サウンド・デザイン・コストの三冠王!初心者には特におすすめ! これまでに、NS-10M STUDIO、HS-5と、YAMAHAの味付けの少ないモニターを好んできました。 新しくレコーディング環境を設けるために、低コストパフォーマンスでどれくらいいけるのか? 難しいことは言いません!サウンド・デザイン・コストパフォーマンスは最高です! 引用 : サウンドハウス
3インチで最高かも! これ、かなり解像度が高いと思います。この値段でこの音質はかなり買いです! 引用 : サウンドハウス
Tascam / VL-S3
Tascam ( タスカム ) / VL-S3 は、左右ペアで1万円以下の低価格でコスパのよいモニタースピーカーです。
横幅110mm、高さ170mmというコンパクトサイズに、3インチウーファーを搭載しています。
ボリュームを下げてもバランスの良いモニターサウンドを提供するため、夜間など大音量再生ができない環境でも十分に活用することができます。
購入者の口コミ・レビュー
DTMモニターとして レコーディングに詳しい方に薦められてDTMのモニター用に購入しました。このサイズ感と価格帯で、うるさくない程度に低音がしっかり出てバランス良く鳴ってくれるスピーカーは他にないんじゃないでしょうか。 音の細部を確認する場合は、分解能の高いモニターヘッドホンを使用して、全体のバランス調整やスピーカーで鳴らした際の定位等を確認する際に、こちらのスピーカーを使用しています。良い買い物をしました。 引用 : サウンドハウス
これで十分。 この値段で音ははっきりしてるし、きちんと定位がわかるし、小さくて場所取らないし、趣味ならこれで必要十分じゃないかと思います。高い機材がなければ音楽できないわけじゃない。 引用 : Amazon
Pioneer DJ / DM-40
Pioneer DJ ( パイオニア ) / DM-40 は、コンパクトながら迫力ある低音を再生できるモニタースピーカーです。
ヒップホップやエレクトロニックミュージックなど低域重視の音楽の制作やDJモニター、またリスニング用にも向いています。
DJ分野に精通しているPIONEERらしく、低音が前に出てくるサウンドです。こもったボワボワとした低音では無く、輪郭のはっきりとしたクリアな出音で、ダンスミュージック特有の重低音が非常にきれいに再生できます。
4インチのウーファーでコンパクトで軽量のため、卓上にも設置しやすいです。
フロントバスレフのため、壁に近づけて設置しても低域の反射の問題が発生しにくいです。
購入者の口コミ・レビュー
音イイ。 Fostexやtannoyの4インチ当たりがライバルなんだろうと思われ。マッキーとかKRKとかもいる激戦区。上から下まで一通り端正に音を出す。フロントL側にボリュームとヘッドホンジャック(ミニ)があり便利。何気に安い。音量も大きくて得した気分。 引用 : Amazon
自宅のDJブースにスピーカースタンド使用で壁際に設置。 フロントバスレフなので低音の抜けはいいと思う。ただし低音がよく出るので好みは分かれると思う。 ただ当方HIPHOPなどクラブミュージックを聴くので他のジャンルや音源制作には向いてるのかな?という感じ。 引用 : Amazon
まとめ
おすすめの小型モニタースピーカーを紹介しました。
この中では、DTMの定番Yamaha / MSPシリーズの「MSP3A」がもっともおすすめです。
MSPシリーズは、ハイグレードなシリーズで音のクオリティが高く音楽制作に最適です。
https://dtmhacker.com/speaker-best/
https://dtmhacker.com/headphone-best/