【2020年版】初心者向けおすすめDAW6機種を比較して解説!

DAW

DAWソフトは、多くの製品が発売されていて、DTM初心者の方にはどれを選べばいいか分かりにくいです。

この記事では、DAWの選び方について解説し、DTM初心者の方向けのおすすめのDAWソフトを紹介します。

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DAWとは

DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、音楽制作のための統合型ソフトウェアのことです。

作曲から、最終的なオーディオ・ファイルの作成まで、音楽制作に関する、ほぼ全ての作業をこなすことができます。

DAWについて、詳しくは下記の記事を参照してください。

DAW(デジタルオーディオワークステーション)とは
DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、音楽制作用の統合型ソフトウェアのこと。作曲から、最終的なオーディオ・ファイルの作成まで、音楽制作に関する、ほぼ全ての作業ができます。

DAWの選び方・チェックポイント

DAWは、基本的にはどれも出来ることは同じで、DAWによって音楽のクオリティが左右されるということは、基本的にはありません。しかし、それぞれ特徴がありつくる音楽によって向き不向きがあります。自分に合ったDAWを選ぶことが重要です。

DAWを選ぶ際のチェックポイントについて解説します。

シェア

DAW初心者の方は、シェアの高いDAWを選んでおいたほうがよいです。シェアの高いDAWであればチュートリアルなどの情報が豊富で、初心者でも安心して使用できます。

Ask.Audio によると世界のDAWのシェア・ランキングは下記のようになっています。

  1. Live – 20.52%
  2. Logic – 19.20%
  3. Pro Tools – 16.13%
  4. Cubase – 10.43%
  5. FL Studio – 6.40%
  6. Studio One – 5.71%
  7. Reason – 4.98%
  8. Reaper – 4.96%
  9. Sonar – 3.01%
  10. GarageBand – 2.22%
  11. Bitwig Studio – 1.22%
  12. Digital Performer – 0.94%

Top 12 Most Popular DAWs (You Voted For) : Ask.Audio

OS

主要なDAWのほとんどは、WindowsとMacのどちらでも使えます。LogicはMacでしか使えません。

OS DAW
Windows, Mac両方に対応
  • Cubase
  • Studio One
  • Live
  • FL Studio
  • Pro Tools
Macのみに対応
  • Logic

音楽ジャンル

DAWには、音楽のジャンルや作り方によって、作業のしやすさ面で向き不向きがあります。

自分が作りたい音楽のジャンルで、よく使われているDAWがあれば、そのDAWを使うことをおすすめします。Youtubeでチュートリアル動画やアーティスト、プロデューサーによる解説動画などを探してみれば、どのジャンルで、どのDAWがよく使われているか分かります。

DAWは、大きく分けてオールジャンル向きのもと、ダンスミュージック向きのものとがあります。

オールジャンル向きのDAWは、オーソドックな操作性で、ポップス、ロックからエレクトロニックミュージック、ヒップホップまで、どんなジャンルにも適しています。オールジャンル向きのDAWは、Logic、Cubase、Studio One です。

ダンスミュージック向きのDAWは、エレクトロニックミュージック、ヒップホップなど繰り返しを多用するダンスミュージックに適しています。ダンスミュージック向きのDAWは、Live、FL Studio です。

向いているジャンル DAW
オールジャンル
  • Cubase
  • Studio One
  • Logic
ダンスミュージック
  • Live
  • FL Studio

付属音源・エフェクト

DAWには、最初からシンセサイザーやピアノなどの音源やエフェクターなどのプラグインが多数付属しています。

どのDAWでも、基本的な音楽制作に必要なものは付属していますが、DAWによりプラグインの種類、質、量などが異なるので、自分が欲しいものが付属しているかチェックしておきましょう。

サードパーティーのプラグインを購入すれば、プラグインを追加できますが、プラグインを追加する予算があまりない場合は、DAW付属のプラグインが充実しているものがよいでしょう。

おすすめDAW

おすすめの6つのDAWを紹介します。これらの6つのDAWは、いずれも国内、海外でシェアが高い人気のDAWです。チュートリアル動画などがたくさんあるので、初心者の方でも安心して使用できます。すべてプロ向けの製品で、どのDAWでもプロ・レベルの音楽をつくることができます。

Cubase 10 / Steinberg

Cubase 10 / Steinberg

国内シェアNo.1の定番DAW

Cubaseの特徴

  • オールジャンル向け
  • 国内シェアNo.1
  • 日本語でのサポートが充実
  • ケロ声をつくれるピッチ補正機能Vari Audioを内蔵
  • Windows, Mac対応

国内シェア1位で情報が豊富

Cubase / Steinberg (キューベース/スタインバーグ)は、国内シェアが1位のDAWです。日本でのユーザー数が多いため、日本語での情報が見つかりやすく、DTM初心者の方に最適です。

日本語でのサポートが充実

Cubaseを開発しているSteinberg社はドイツの会社ですが、日本の楽器メーカーのヤマハの子会社であるため日本語でのサポートが充実しており、初心者の方でも安心して使用できます。

オールジャンルに適したオーソドックスなDAW

Cubaseは、クセのないオーソドックスなタイプのDAWで、ロック、ポップスからダンス・ミュージックまで、オールジャンルの音楽制作に適しています。

音源・エフェクトが充実

サンプリング式シンセの Halion Sonic SE 3、ウェーブテーブルシンセの Flux、アナログモデリングシンセの Retrologue 2、ドラム音源 Groove Agent SE など本格的な音楽制作ができる音源が内蔵されています。

音楽制作に必須のエフェクトは一通りそろっている上、音圧を上げて迫力のある音にする Maxmizer、あたたみある存在感のある音がつくれるアナログ系エフェクトも Vintage Compressor、Tube Compressor、Channel Tape Saturation、Channel Tube Saturation などが搭載されています。

コード進行作成補助機能

コードアシスタント機能はAI(人工知能)でコード進行を提案してくれる上、ワンクリックでいろいろなコードを入力できます。コードアシスタント機能を使えば、コード理論に詳しくない人でも、簡単なコード進行を複雑なコード進行、おしゃれなコード進行に変えることができます。

ピッチ補正機能

ボーカルなどのピッチ(音程)を補正するピッチ補正エフェクト Vari Audio が搭載されています。自然なピッチ補正だけでなく、ロボット的なケロ声もつくることができます。Vari Audio とコード機能と組み合わせると歌のハモリを自動で作成できます。

ボカロに最適

Cubase上で使える VOCALOID Editor for Cubase という別売りのソフトを使用すれば、効率よくボーカロイドの打ち込みができます。

Cubase はこんな方におすすめ

  • Windowsユーザーの方
  • 日本語でのチュートリアル、解説などの情報を求める方
  • オールジャンルに適した、オーソドックスなDAWを使いたい方
  • 作曲初心者で作曲支援機能を使いたい方
  • Vocaloidを使う方

Cubase の各グレードの違い

Cubase には、Pro、Artist、Elementsの3つのグレードがあります。

Pro Artist Elements
価格 約60,000円 約35,000円 約14,000円
インストゥルメント・トラック 無制限 32 24
オーディオ・トラック 無制限 64 48
インストゥルメント数 8 8 3
オーディオエフェクト数 76 57 46
テイクコンピング
オーディオワープクォンタイズ
Vari Audio
コードアシスタント – 近接モード

テイクコンピングとは、ボーカルなどを複数のテイク録音して、その中のよい部分をつなぎ合わせる機能です。ボーカル録音をする方には必須の機能です。MIDIの打ち込みのみで曲作りをする方には不要です。

オーディオワープクォンタイズは、オーディオのタイミング補正機能です。ドラムの演奏のヨレなどを修正して、正確なタイミングに補正してくれます。MIDIの打ち込みのみで曲作りをする方には不要です。

Vari Audioは、ピッチ補正機能です。ボーカルの音程のズレなどを補正します。

コードアシスタント-近接モード は、コード進行作成補助機能です。コードの距離感やなじみの良さをグラフィカルに表示し提案してくれます。あるコードに対してなじみのよいコード、あるいは少し変わった複雑なコードを表示します。シンプルなコード進行しか使わないという方や、コード理論に精通していてコード進行作成補助機能は必要ないという方は、なくてもよいでしょう。

Proは、最上位グレードでCubaseのすべての機能が使えます。もっともおすすめのグレードです。

Artistは、中位グレードです。Proとの大きな違いは、ピッチ補正エフェクトのVari Auidoが使えるかどうかです。ピッチ補正エフェクトVari Auidoが必要な方にはProを、不要な方にはArtistをおすすめします。

Artistには、トラック数の制限がありますが、かなり複雑なアレンジをしない限り十分な数のトラック数です。初心者のうちは、トラック数の制限が問題になることは、ほぼないでしょう。

Artistには、コード進行作成補助機能の「コードアシスタント-近接モード」がありません。

Elementsは、最下位グレードです。付属のインストゥルメントやエフェクトが、かなり少なくなります。Elementsのみで本格的な音楽制作をすることは難しいです。サードパーティーのプラグインを使う方には、問題ないでしょう。

使えるトラック数がStandardよりもさらに少なくなりますが、複雑なアレンジの曲をつくるのでなければ、実用に耐えうる数のトラック数があります。

Studio One 4 / PreSonus

Studio One 4 / PreSonus

シェア急上昇中のDAW

Studio One の特徴

  • シェア急上昇中
  • オールジャンル向け
  • 動作が軽い
  • ケロ声をつくれるピッチ補正ソフトMelodyneを内蔵
  • 別のアレンジ・ミックスを試せるスクラッチパッド
  • マスタリング機能を搭載
  • Windows, Mac対応

シェアが急上昇中の新興DAW

Studio One / PreSonus(スタジオワン/プリソーナス)は、元Cubaseの開発者により開発された比較的新しいDAWです。アメリカのPreSonus社から2009年に発売されました。Cubaseの最初のバージョンは1989年に発売されました。

後発のDAWにもかからわず、急速にシェアを伸ばしていて、Cubaseのシェアに迫っており新たな定番DAWになりつつあります。今のところ Cubaseと比べると情報が少ないですが、シェア拡大にともない情報が増えてくると思われます。

オールジャンルに適したオーソドックスなDAW

Cubaseと同様にオードドックスなタイプのDAWで、ロック、ポップスからダンス・ミュージックまで、オールジャンルに使用できます。

低価格

Studio One は、Cubaseと比べると価格が安いです。もちろん、機能的にはCubaseと同クラスの機能があります。

Windowsユーザーで低価格なオーソドックスなタイプのDAWを求める方におすすめです。

動作が軽い

後発DAWのためムダなコード(プログラム)がなく、ソフトのサイズが小さく動作が軽いため低スペックのパソコンでも快適に使えます。

ピッチ補正ソフト Melodyne を内蔵

定番のピッチ補正ソフト Melodyne の簡易バージョン Melodyne Essential を内蔵しています。ボーカルのピッチを補正したり、ケロ声をつくったりすることができます。

別のアレンジ・ミックスを試せるスクラッチパッド

1つのファイル内でアレンジやミックスのAパターン、Bパターンを作成して比較できるスクラッチパッドが搭載されています。

マスタリング機能を搭載

CD制作時に必要なDDP形式での書き出し機能など、他のDAWにはないマスタリング機能を搭載しています。

Studio One はこんな方におすすめ

  • Windowsユーザーの方
  • オールジャンルに適した、オーソドックスなDAWを使いたい方
  • 低コストでDAWを使いたい方
  • 動作の軽いDAWを求める方
  • CD用のマスタリングを行いたい方

Studio One の各グレードの違い

Studio One には、Professional、Artist、Primeの3つのグレードがあります。

Professional Artist Prime
価格 約45,000円 約15,000円 フリー
インストゥルメント数 5 5 1
オーディオエフェクト数 41 30 9
外部プラグインの使用
コードトラック・ハーモニー編集
マスタリング機能
スクラッチパッド
Melodyne Essential 体験版

コードトラック・ハーモニー編集は、オーディオ素材のハーモニーを編集できる機能です。例えば、ギターを録音したオーディオデータのCメジャーコードの部分をAマイナーコードに変えるといったことができます。

スクラッチパッドは、ひとつのファイルの中で複数のアレンジを作って比較できる機能です。

マスタリング機能は、CD作成に用いるファイルを作る機能です。

Melodyneは、Celemony社のピッチ補正エフェクトです。ボーカルの音程のズレを修正したり、ケロケロボイスをつくったりすることができます。Essentialは、Melodyneの最下位グレードです。ずっと使えます。体験版は30日間のみしか使えません。

Professionalは、最上位グレードでStudio Oneのすべての機能が使えます。もっともおすすめのグレードです。

Artistは、中位グレードです。Professionalとの大きな違いは、サードパーティのVSTプラグインが使えるかどうかです。Studio One内蔵の音源・エフェクトのみでも音楽制作は可能ですが、本格的な音楽制作にはサードパーティのプラグインが必須となるでしょう。

Artistでも、9,000円程度の「Studio One Artist VST/AU/Rewire Support」というアドオンを購入すれば、サードパーティのプラグインが使えるようになります。Artistにこのアドオンを追加してもProfissionalより20,000円程度安くなります。

  • Professional : 約45,000円
  • Artist+VST用アドオン : 15,000 + 9,000 = 約24,000円

Primeは、最下位グレードです。使える音源がサンプリング音源のPresence Xのみとなります。また、サードパーティのVSTプラグインなどを使うことができません。ほぼ実用には耐えない仕様のため、おすすめではありません。

Logic Pro X / Apple

Logic Pro X / Apple

Macユーザーにおすすめ

Logic の特徴

  • Mac専用
  • 低価格
  • オールジャンル向け
  • ピッチ補正機能を内蔵
  • フリー版GarageBandがある
  • 日本・海外のどちらでも高いシェア

Mac専用

Logic Pro X / Apple (ロジックプロ/アップル)は、iPhoneやiMacなどでおなじみのApple社製のDAWです。Apple社の製品であるため、Macでしか使用できません。Windowsでは使えません。

低価格

Logic は、主要なDAWの中でもっとも価格が安いです。もちろん低価格だからといって性能が劣るわけではなく、完全にプロ使用のDAWです。CubaseやStudio Oneの最高グレードの製品と同程度の機能があります。

オールジャンルに適したオーソドックスなDAW

Cubase、Studio One と同様にオードドックスなタイプのDAWで、ロック、ポップスからダンス・ミュージックまで、オールジャンルに使用できます。

音源・エフェクトが充実

ソフトシンセ、ドラムマシンなどの音源や、サンプラー、エフェクト、ループ素材などが充実しており、サードパーティーのプラグインを追加しなくても、Logicのみで本格的な音楽制作ができます。中でも、ソフトシンセのAlchemy は多機能で、Alchemyひとつで幅広い音色を出すことができます。

ピッチ補正機能

ボーカルなどのピッチ(音程)を補正する機能が搭載されています。自然なピッチ補正だけでなく、ロボット的なケロ声もつくることができます。

フリー版GarageBandがある

Logicにはデモ版はありませんが、Logic の簡易版にあたるGarageBandが無料で使用できます。GarageBandで制作したプロジェクトのファイルは、Logicで開くことができるので、まずGarageBandを試してみるのもよいでしょう。GaregeBandはMacに最初からインストールされています。

日本・海外のどちらでも高いシェア

日本でも海外でもシェアが高く、情報を見つけやすいので初心者の方に最適です。

Logic はこんな方におすすめ

  • Macユーザーの方
  • オールジャンルに適した、オーソドックスなDAWを使いたい方
  • 低コストでDAWを使いたい方

Logic のグレード

LogicのグレードはProのひとつのみです。また、体験版・デモ版もありません。代わりにLogicの簡易版にあたるGarageBandがあります。GarageBandはMacに始めからインストールされています。

グレード 価格
Logic Pro X 約24,000円

Logic Pro X – Apple(日本)

Live 10 / Ableton

Live 10 / Ableton

ダンスミュージックの制作・ライブに最適

Live の特徴

  • 世界シェア1位のDAW
  • ダンスミュージックのライブ・制作に最適
  • ループをリアルタイムに並べ替えて再生できるセッションビュー機能
  • 専用ハードウェアが充実
  • プラグインを自作できるMax for Live
  • 高価格
  • Windows, Mac対応

Live 10 / Ableton(ライブ/エイブルトン)は、エレクトロニックミュージックの曲作りやライブ演奏に最適なDAWです。ドイツのAbleton社が開発しています。

世界シェア1位のDAW

Liveは、海外で最もシェアの高いDAWです。特にエレクトロニックミュージックなどのミュージシャン、プロデューサーに人気です。

ダンスミュージックのライブ・制作に最適

Live は、その名のとおりライブでの使用を前提として設計されている点で、CubaseやLogicなどの他のDAWと大きく異なります。

Liveには一般的なDAWにある左から右に一方向に時間が進んでいく「アレンジビュー」に加えて、オーディオまたはMIDIのループ素材(クリップ)を組み合わせて、曲をリアルタイムに即興的に構築していける「セッションビュー」があります。

セッションビュー機能はループを多用する音楽と相性がよく、Liveはエレクトロニックミュージックを制作するミュージシャン・プロデューサーに特に人気があります。

ポップス、ロックなどのループをあまり使用しないジャンルには向いていません。

作曲・アレンジ時に様々なパターンを試しやすい

セッションビュー機能は、曲作り時に様々なアイデアを試すのにも適しています。異なるメロディーやリズムなどを作成して、比較することが簡単にできます。

付属音源・エフェクトが充実

ウェーブテーブル式シンセのWavetable、減算・加算・FM合成式のOperator、アナログモデリング式のAnalogなどのソフトシンセや、サンプラーと多量のサンプル素材が内蔵されています。

エフェクトも音楽制作に必要なものは、一通りそろっています。

Liveのみですぐに本格的な音楽制作を始められます。

専用・対応コントローラーが充実

Liveには、Ableton純正のPush や、Novation / Launchpad、Akai / APCシリーズなどのAbelton Live 専用・対応のMIDIコントローラーが充実しています。

ハードウェアのコントローラーを用いた直感的な曲作りや、ライブでの使用に便利です。

プラグインを自作できるMax for Live

Live の最上位グレードである Live Suite には、Max For Live が搭載されています。

Max For Live とは、Cycling74が開発しているヴィジュアル・プログラミング・ソフト Max をLive内で使えるようにした機能です。

Max では、一般的なプログラミング言語と異なり、グラフィカルなインターフェースで部品をつないでいくことで、オーディオ・ビジュアル系のソフトをつくることができます。

Max For Live を使えば、Live内で使えるプラグインを自作することができます。また、Max For Live デバイスは、有料・無料で多数配布されており、それらのデバイスを利用することもできます。

高価格

Liveは、DAWの中でもっとも価格が高いです。

Live はこんな方におすすめ

  • エレクトロニックミュージックなどのライブにDAWを使いたい方
  • エレクトロニックミュージック、ヒップホップなどのループを主体とした曲をつくる方
  • 作曲・アレンジ時に様々なアイデアを試したい方

Live の各グレードの違い

Live には、Intro、Standard、Suiteの3つのグレードがあります。

Suiteは、最上位グレードでAbleton Liveのすべての機能が使えます。もっともおすすめのグレードです。

Standardは、中位グレードで、シンセ系の音源がまったくありません。音源はサンプラーのみとなります。
また、Max for Liveも使えません。

Standardのみで本格的な音楽制作をすることは難しいでしょう。Standardを使う場合には、サードパーティのソフトシンセなどを使用しなければなりません。

Standardは、シンセ系音源はサードパーティのプラグインを使うのでLiveの内蔵ソフトシンセは不要という方におすすめです。

Introは、最下位グレードで、Standardよりもさらに制限が厳しくなります。トラック数が16までに制限され、パラメトリックEQなど音楽制作に不可欠なエフェクトが搭載されていません。Introはおすすめではありません。

グレード 価格
Live 10 Suite 90,800円
Live 10 Standard 53,800円
Live 10 Intro 11,800円

FL Studio 20 / Image Line

FL Studio 20 / Image Line

ヒップホップに最適

FL Studio の特徴

  • ヒップホップ(トラップ)向け
  • リズムパターンを簡単に打ち込めるステップシーケンサー機能
  • 複雑なリズムも効率よく打ち込める使いやすいピアノロール
  • 低価格・アップデートが永遠に無料
  • 海外での高いシェア
  • Windows, Mac対応

FL Studio / Image Line(エフエルスタジオ/イメージライン)は、ヒップホップやEDMなどの音楽に最適なDAWです。ベルギーのImage Line社が開発しています。

ヒップホップ・トラップ向け

FL Studioは、トラップ系のビートメイカー・プロデューサーに大人気のDAWです。

トラップ(Trap)とは、ヒップホップのサブジャンルのひとつで、特徴的な複雑なリズムパターンを用います。

YouTubeのビートメイキング動画などでも、ほとんどのビートメイカーがFL Studioを使用しています。YouTubeには、FL Studioを用いたヒップホップのトラック作成のチュートリアル動画が非常にたくさんあります。

FL Studio は、オーソドックスなDAW(Cubase、Studio One、Logic)と操作性がかなり異なります。ヒップホップ・トラップ系やEDMなどのダンスミュージックには向いていますが、ポップス、ロック系などには不向きです。

リズムを簡単に打ち込めるステップシーケンサー

FL Studioは、ボタンをポチポチ押していくだけでリズムパターンが打ち込めるステップシーケンサーを搭載しています。直感的に効率よくリズムを打ち込むことができます。

多機能で効率的なピアノロール

FL Studioのピアノロールは、多機能で使いやすく効率よくリズムパターンを打ち込むことができます。

トラップなどでよく用いられるハイハットを複雑に連打するパターンの作成・修正などが簡単にすばやく行えます。また、コードをワンクリックで打ち込める機能などもあります。

MIDIの打ち込みをメインに曲作りをする方に向いています。

低価格

FL Studioは、価格が比較的安いDAWです。また、ライフタイムアップデートという制度を採用しており、一度FL Studioを購入すると、永遠に無料で最新バージョンにアップデートすることができます。長い目でみると、もっともコスパのよいDAWといえます。

FL Studio はこんな方におすすめ

  • ヒップホップ、トラップ、R&Bなどのビートメイキングをする方
  • EDMなどのダンスミュージックをつくる方
  • 外部オーディオの録音を使わず、MIDIの打ち込み主体で曲作りをする方
  • 低コストでフルスペックのDAWを使いたい方

FL Studio の各グレードの違い

FL Studioには、Fruity、Producer、Signatureの3つのグレードがあります。

Producerが標準となるグレードでFL Studioの基本的な機能はすべて搭載されています。

Fruityは、最下位のグレードでProducerからオーディオトラック機能を抜いたものです。ボーカルやシンセなどの外部音源をFL Studioに録音したり、オーディオトラックにサンプルループを貼り付けたりすることはできません。MIDIでの打ち込みのみとなります。オーディオトラックなしで本格的な音楽制作をすることは難しいので、Fruityはおすすめではありません。

Signatureは、Producerに7つのプラグインを追加したものです。追加されるプラグインには、スクラッチやノートリピート効果を出すGrossBeat、ピッチ補正エフェクトのNewToneなどが含まれます。
追加されるこれらのプラグインは、単品で購入するとかなり価格が高くなるので、SignatureとProducerの価格差があまりないことを考慮すると、最初からSignatureを購入するのがおすすめです。

グレード 価格
FL Studio 20 Signature 約30,000円
FL Studio 20 Producer 約23,000円
FL Studio 20 Fruity 約13,000円
FL Studio 20 / Image Line
FL Studio 20 / Image Line

Pro Tools / Avid Technology

Pro Tools / Avid

エンジニア向けプロ用DAW

Pro Tools の特徴

  • 業界標準のプロ用DAW
  • ミキシングエンジニア向け
  • オーディオ編集機能に優れる
  • 対応プラグインが少ない
  • Windows, Mac対応

Pro Tools / Avid Technology(プロツールス/アビッドテクノロジー)は、レコーディングスタジオの定番のプロ用DAWです。アメリカのAvid Technology社が開発しています。

業界標準のプロ用DAW

Pro Toolsは、レコーディング・ミキシングスタジオの定番の業界標準のプロ用DAWです。

エンジニア向け

Pro Toolsは、レコーディングエンジニアやミキシングエンジニアなどを目指している方に最適です。

業界標準の有名な製品のため、ミキシングのチュートリアル動画などでよく目にしますが、あくまでエンジニア向けの製品であり、打ち込みで曲作りをする方や、DTM初心者には、おすすめではありません。

オーディオ編集機能に優れる

Pro Tools は、オーディオの録音や編集、ミキシングなどに最適化されています。MIDIの打ち込みなども出来ますが、打ち込みでの曲作り用にPro Toolsが使われることはほとんどありません。

バンド物などで生演奏の録音のみで音楽をつくる方、あるいは、自分で作成したデーターをレコーディングスタジオなどに持ち込んで作業する方に適しています。

価格がかなり高いこともあり、プロのエンジニアになることを目指している方以外は、Logic、Cubase、Studio One のほうがおすすめです。

対応プラグインが少ない

Pro Toolsは、プラグインの形式が、AAXというPro Toolsのみで使われるフォーマットで、一般的なプラグインフォーマットであるVST/AUのものと比べると、プラグインが少ないです。

Pro Tools はこんな方におすすめ

  • レコーディング、ミキシングエンジニアを目指す方
  • 打ち込みは使わず、ギターやボーカルなどの生録音のオーディオ素材の編集のみにDAWを使う方
  • 商用スタジオに、Pro Toolsのセッションファイルを持ち込んで作業したい方
グレード 価格
Pro Tools 約77,000円
Pro Tools First フリー
Pro Tools / Avid Technology
Pro Tools / Avid Technology

まとめ

おすすめのタイプをまとめます。

Windowsでポップス、ロック系 Cubase, Studio One
Macでポップス、ロック系 Logic
クラブミュージック Live, FL Studio
ヒップホップ FL Studio
エンジニア Pro Tools

初心者で、どれがいいか分からなければ、Windows なら Cubase、Studio One、Mac なら Logic が無難でおすすめです。

Studio One 4 / PreSonus
Studio One 4 / PreSonus
FL Studio 20 / Image Line
FL Studio 20 / Image Line
Pro Tools / Avid Technology
Pro Tools / Avid Technology