【2019年版】おすすめDAW・DTMソフト 6機種比較【初心者向け】

DAW

DAWソフトは、多くの製品が発売されていて、DTM初心者の方にはどれを選べばいいか分かりにくいです。

この記事では、DTM初心者の方向けのおすすめDAWソフトを紹介します。

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DAWとは

DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、音楽制作のための統合型ソフトウェアのことです。

作曲から、最終的なオーディオ・ファイルの作成まで、音楽制作に関する、ほぼ全ての作業をこなすことができます。

DAWについて、詳しくは下記の記事を参照してください。

DAW(デジタルオーディオワークステーション)とは
DAWとは、Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の略で、音楽制作用の統合型ソフトウェアのこと。作曲から、最終的なオーディオ・ファイルの作成まで、音楽制作に関する、ほぼ全ての作業ができます。

DAWの選び方・チェックポイント

DAWは、基本的にはどれも出来ることは同じで、DAWによって音楽のクオリティが左右されるということは、基本的にはありません。しかし、それぞれ特徴がありつくる音楽によって向き不向きがあります。自分に合ったDAWを選ぶことが重要です。

DAWを選ぶ際のチェックポイントについて解説します。

シェア

DAW初心者の方は、シェアの高いDAWを選んでおいたほうがよいです。シェアの高いDAWであればチュートリアルなどの情報が豊富で、初心者でも安心して使用できます。

Ask.Audio によると世界のDAWのシェア・ランキングは下記のようになっています。

  1. Live – 20.52%
  2. Logic – 19.20%
  3. Pro Tools – 16.13%
  4. Cubase – 10.43%
  5. FL Studio – 6.40%
  6. Studio One – 5.71%
  7. Reason – 4.98%
  8. Reaper – 4.96%
  9. Sonar – 3.01%
  10. GarageBand – 2.22%
  11. Bitwig Studio – 1.22%
  12. Digital Performer – 0.94%

Top 12 Most Popular DAWs (You Voted For) : Ask.Audio

OS

ほとんどのDAWは、WindowsでもMacでも使えますが、一部のDAWはどちらかでしか使えません。そのため今使っているパソコンでDAWを用いる場合、自分のパソコンのOSに対応しているDAWを選ぶ必要があります。

主要なDAWでは、LogicがMacのみ対応で、その他は、WindowsとMacの両方に対応しています。

音楽ジャンル

DAWには、音楽のジャンルや作り方によって、作業のしやすさ面で向き不向きがあります。

自分が作りたい音楽のジャンルで、よく使われているDAWがあれば、そのDAWを使うことをおすすめします。Youtubeでチュートリアル動画やアーティスト、プロデューサーによる解説動画などを探してみれば、どのジャンルで、どのDAWがよく使われているか分かります。

DAWは、大きく分けてオールジャンル向きのもと、ダンスミュージック向きのものとがあります。

オールジャンル向きのDAWは、オーソドックな操作性で、ポップス、ロックからエレクトロニックミュージック、ヒップホップまで、どんなジャンルにも適しています。オールジャンル向きのDAWは、Logic、Cubase、Studio One です。

  • Logic / Apple
  • Cubase / Steinberg
  • Studio One / PreSonus

ダンスミュージック向きのDAWは、エレクトロニックミュージック、ヒップホップなど繰り返しを多用するダンスミュージックに適しています。ダンスミュージック向きのDAWは、Live、FL Studio です。

  • Live / Ableton
  • FL Studio / Image Line

付属音源・エフェクト

DAWには、最初からシンセサイザーやピアノなどの音源やエフェクターなどのプラグインが多数付属しています。

どのDAWでも、基本的な音楽制作に必要なものは付属していますが、DAWによりプラグインの種類、質、量などが異なるので、自分が欲しいものが付属しているかチェックしておきましょう。

サードパーティーのプラグインを購入すれば、プラグインを追加できますが、プラグインを追加する予算があまりない場合は、DAW付属のプラグインが充実しているものがよいでしょう。

おすすめDAW

おすすめの6つのDAWを紹介します。これらの6つのDAWは、いずれも国内、海外でシェアが高い人気のDAWです。チュートリアル動画などがたくさんあるので、初心者の方でも安心して使用できます。すべてプロ向けの製品で、どのDAWでもプロ・レベルの音楽をつくることができます。

Logic Pro X / Apple

Logic Pro X / Apple

Macユーザーにおすすめ

Logic Pro X / Apple (ロジックプロ/アップル)は、iPhoneやiMacなどでおなじみのApple社製のDAWです。
オーソドックスなタイプのDAWでポップ、ロックからエレクトロニックミュージック、ヒップホップまでオールジャンルに適しています。

ソフトシンセ、ドラムマシンなどの音源や、サンプラー、エフェクト、ループ素材などが充実しており、サードパーティーのプラグインを追加しなくても、Logicのみで本格的な音楽制作ができます。

ドラムの自動打ち込んでくれるDrummer機能やテンポ検出機能、使いやすいピッチ補正機能など、初心者にやさしい機能もたくさん搭載しています。

日本でも海外でもシェアが高く、情報を見つけやすいので初心者の方に最適です。主要DAWの中で、最も価格が安くコスパが非常によいです。MacユーザーならLogicを選んでおけば間違いなしです。

デモ版はありませんが、Logic の簡易版のGarageBandが無料で使用できます。GarageBandで制作したプロジェクトのファイルは、Logicで開くことができるので、まずGarageBandを試してみるのもよいでしょう。

  • Macのみ対応

Logic Pro X – Apple(日本)

Cubase 10 / Steinberg

Cubase 10 / Steinberg

国内シェアNo.1の定番DAW

Cubase / Steinberg (キューベース/スタインバーグ)は、国内シェアが1位のDAWです。日本でのユーザー数が多いため、日本語での情報が見つかりやすく、DTM初心者の方に最適です。

Steinberg 社はドイツの会社ですが、現在はヤマハの子会社のためサポート面も安心です。

オーソドックスなタイプのDAWで、ロック、ポップスからダンス・ミュージックまで、オールジャンルに向いています。

音源、エフェクトなどが充実していてCubaseだけで本格的な音楽制作ができます。

コードアシスタント機能が搭載されていて、コード進行を提案してくれる上、ワンクリックでいろいろなコードを入力できます。また、コード進行を設定するためのコード専用トラックがついていて便利です。音楽理論、コード理論を勉強中の初心者の方に最適です。

オーディオトラックをMIDIのように編集できるVariAudioとコード機能と組み合わせると歌のハモリが自動で作成できます。

VOCALOID Editor for Cubaseという、ボーカロイド用エディターが使用できボーカロイドの打ち込みを効率よく行えます。

WindowsユーザーならCubaseを選ぶのがもっとも無難でおすすめです。

  • Windows / Mac 対応

Studio One 4 / PreSonus

Studio One 4 / PreSonus

シェア急上昇中のDAW

Studio One / PreSonus(スタジオワン/プリソーナス)は、元Cubaseの開発者により開発された比較的新しいDAWです。アメリカのPreSonus社から2009年に発売されました。

Cubaseと同様にオードドックスなタイプのDAWで、ロック、ポップスからダンス・ミュージックまで、オールジャンルに使用できます。

新興のDAWにもかからわず、急速にシェアを伸ばしていて、Cubaseのシェアに迫ってい新たな定番DAWになりつつあります。

後発DAWのためムダなコードがなく、サイズが小さく動作が軽いため低スペックのパソコンでも使えます。

64bit float 処理により、他のDAWに比べて音質がいいという点も人気の理由です。

ピッチ補正ソフト Melodyne(メロダイン)が内蔵されています。

アレンジやミックスのAパターン、Bパターンを作成して比較できるスクラッチパッドが搭載されています。

CD制作時に必要なDDP形式での書き出し機能など、他のDAWにはないマスタリング機能を搭載しています。

Vocaloidとの連携にも優れていて、ボーカロイドユーザーにも人気です。

Cubase と比べると情報が少ないですが、シェア拡大中のため情報が充実してくるでしょう。Cubaseと共に、Windowsユーザーに無難でおすすめなDAWです。価格はCubaseより安いです。

  • Windows / Mac 対応

Live 10 / Ableton

Live 10 / Ableton

ダンスミュージックの制作・ライブに最適

Live 10 / Ableton(ライブ/エイブルトン)は、エレクトロニックミュージックの曲作りやライブ演奏に最適なDAWです。ドイツのAbleton社が開発しています。

海外では、最もシェアの高いDAWで、特にエレクトロニックミュージックなどのミュージシャン、プロデューサーに人気です。ポップス、ロックなどのジャンルにはあまり向いていません。

付属音源やエフェクトも充実していて、Liveのみで本格的な音楽制作ができます。

Live の最大の特徴は、ループをリアルタイムに並べ替えながら再生できるセッションビュー機能です。一般的なDAWは、曲の頭から終わりに向けて直線的に再生するだけなのに対して、Liveのセッションビューは、曲の区間ごとのシーンをループ再生して、曲の構成や再生時間などをリアルタイムに変化させることができます。セッションビュー機能はライブでの使用だけでなく、曲作り時に様々なアイデアを試すのにも適しています。

Ableton純正のPush、Akai / APC 40 MKII、Novation / LaunchPad など、Live専用のMIDIコントローラーが充実しています。

Max For Live というヴィジュアル・プログラミング・ソフトが内蔵されていて、Live用のシンセやエフェクトなどのプラグインを自作してカスタマイズできます。また、Max For Live で作成されたデバイスは、たくさん無料で配布されています。

主要DAWの中で、もっとも価格が高いDAWのひとつです。

テクノ系などのダンスミュージックを作る方におすすめです。

  • Windows / Mac 対応

FL Studio 20 / Image Line

FL Studio 20 / Image Line

ヒップホップに最適

FL Studio / Image Line(エフエルスタジオ/イメージライン)は、ヒップホップやEDMなどの音楽に最適なDAWです。ベルギーのImage Line社が開発しています。

ヒップホップやEDMのプロデューサーに人気のDAWで、特にヒップホップ系では圧倒的な人気です。操作性にクセのあるタイプのDAWで、ヒップホップやEDMなどのループを多用する音楽には向いていますが、ポップス、ロックなどにはあまり向いていません。

FL Studio には、リズムパターンの打ち込みが簡単にできるステップシーケンサーが搭載されています。また、ピアノロールの操作性がよくリズムパターンの編集が効率よく行えます。

FL Studio は価格が安く、また、ライフタイムアップデートという制度をとっており、一度購入すれば永続的に無料でアップデートができるため、コストパフォーマンスがよいです。

日本でのシェアはあまり高くないため日本語の情報は少ないですが、英語であればたくさんの情報があります。

以前は、Windows専用でしたが、2018年にMacに対応しました。

ヒップホップのビートメイカーにおすすめです。

Pro Tools / Avid Technology

Pro Tools / Avid

エンジニア向けプロ用DAW

Pro Tools / Avid Technology(プロツールス/アビッドテクノロジー)は、レコーディングスタジオの定番のプロ用DAWです。アメリカのAvid Technology社が開発しています。

レコーディングエンジニアやミキシングエンジニアなどを目指している方に最適です。

Pro Tools は、オーディオの録音や編集、ミキシングなどに最適化されています。MIDIの打ち込みなども出来ますが、打ち込みでの曲作り用にPro Toolsが使われることはほとんどありません。

バンド物などで生演奏の録音のみで音楽をつくる方、あるいは、自分で作成したデーターをレコーディングスタジオなどに持ち込んで作業する方に適しています。

業界標準の有名な製品のため、ミキシングのチュートリアル動画などでよく目にしますが、あくまでエンジニア向けの製品であり、打ち込みで曲作りをする方や、DTM初心者には、おすすめではありません。

価格がかなり高いこともあり、プロのエンジニアになることを目指している方以外は、Logic、Cubase、Studio One のほうがおすすめです。

プラグインの形式が、AAXというPro Toolsのみで使われる形式で、対応しているプラグインがVST/AUと比べると少ないです。

  • Windows / Mac 対応

まとめ

おすすめのタイプをまとめます。

  • Mac オールジャンル : Logic
  • Win オールジャンル : Studio One, Cubase
  • ダンス・ミュージック : Live, FL Studio
  • ヒップ・ホップ : FL Studio
  • エンジニア : Pro Tools

初心者で、どれがいいか分からなければ、Mac なら Logic、Windows なら Studio One、Cubase が無難でおすすめです。