K-2 / Beringer は、Korgが1978年に発売したアナログシンセ MS-20 のクローンシンセです。
K-2 とは?
K-2 / Beringer は、Korgが1978年に発売したアナログシンセ MS-20 のクローンシンセです。 K-2は、セミモジュラーのモノフォニックアナログシンセサイザーです。オリジナルのMS-20は鍵盤つきですが、K-2は鍵盤をなくし、ユーロラックモジュラーフォーマットに変更されています。 MS-20は、前期型と後期型がありフィルターの音色が異なります。K-2では、前期型と後期型のフィルターの両方を搭載しています。
K-2 の特徴
- MS-20 / Korgのクローン
- 鍵盤なし
- ユーロラックフォーマット
- アナログ
- 2オシレーター
- ノイズジェネレーター
- ハイパス/ローパスフィルター(前期型/後期型)
- H-ADSRエンベロープ
- D-ARエンベロープ
- LFO
- MIDI入力(5ピンDIN、USB)
- パッチケーブルx2
- 複数台の接続してポリフォニックにできるポリチェーン機能を搭載(16ポリまで)
MS-20 / MS-20 mini との違い
MS-20 は、本家のKorgも復刻機 MS-20 mini を発売しています。
MS-20 と MS-20 miniの違い
MS-20 と MS-20 mini の違いは、MS-20 miniは小型になり、MIDIに対応しているという点です。また、パッチケーブルが標準プラグからミニプラグへと変更されています。
K-2 と MS-20 miniの違い
K-2 と MS-20 mini の違いは、K-2には、鍵盤とモジュレーションホイールがないことです。 また、MS-20には前期型と後期型がありフィルターの特性が異なります。MS-20 miniには前期型のフィルターが搭載されています。K-2は、前期型と後期型の両方のフィルターが搭載されておりスイッチで切り替えることができます。
まとめ
K-2は、名機MS-20のサウンドをコンパクトなユーロラックフォーマットで得られるシンセです。鍵盤が不要な方には K-2 が、鍵盤付きがよい方には MS-20 mini がおすすめです。
K-2用の鍵盤には、アナログのCV/Gate/Mod出力を搭載した KeySetp / Arturia がおすすめです。
ベリンガーのその他のクローンシンセについては、こちらを参照してください。