Crave / Behringer ベリンガーのセミ・モジュラー・シンセの解説

シンセサイザー
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Crave は、ベリンガーのセミ・モジュラー・アナログ・シンセサイザーです。

Crave とは

Crave (クレイブ) は、ドイツの音響機器メーカー Behringer (ベリンガー) のアナログ・シンセサイザーです。2019年1月にアメリカ・カリフォルニアで開催された楽器見本市 NAMM 2019 に合わせて発表されました。 セミ・モジュラー型のモノフォニック・アナログ・シンセサイザーです。パッチ・ケーブルにはミニ・ジャックを採用しています。ユーロ・ラック・モジュールと接続して使うことができます。 1 VCO、1 VCF、1 エンベロープ、1 LFO のシンプルな減算合成式のシンセサイザーです。オシレーターには、Prophet-5 や SH-101 と同じICチップを採用しています。フィルターには、Minimoog と同じ Ladder Filter を採用しています。

Crave の特徴

  • アナログ
  • モノフォニック
  • セミ・モジュラー (ミニ・プラグ)
  • オシレーター
    • 1機
    • 3340 チップを採用
    • 3340 チップとは、Curtis Electromusic社のオシレーター用ICチップで、下記のシンセサイザーに使われている
    • Prophet-5 / Sequential Circuits
    • Pro-One / Sequential Circuits
    • SH-101 / Roland
    • Pro-1 / Behringer (Pro-One のクローン)
    • MS-101 / Behringer (SH-101 のクローン)
    • Neutron / Behringer
  • エンベロープ
    • 1機
    • ADS (Attack、Decay、Sustain)
  • LFO
    • 1機
    • 三角波 / 矩形波
  • フィルター
    • 1機
    • Low Pass / High Pass
    • Resonance
    • Minimoog と同じ Ladder Filter を採用
    • ベリンガーによる Minimoog クローンの Model D に使われたのと同じもの
  • シーケンサー :
    • 8 バンク x 8 シーケンス
    • 32 ステップまで
    • ベリンガーの Odyssey、MS-101 に使われたのと同じもの
    • グライド・タイム、ゲート・レングス、アクセント、ラチェットをステップごとに設定可能
  • アルペジエーター
  • MIDI
    • 5ピンDIN / USB
  • 金属ボディ
  • ウッド・サイドパネル

デモ動画

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