MPCシリーズサンプラーで人気のAkai Professional(アカイプロフェッショナル)が、フリーの新しいDAW「MPC Beats」を発表しました。 MPCシリーズなどのAkai製品を持っていなくても、使うことができます。
MPC Beats とは
MPC Beatsは、MPCハードウェアとMPC2デスクトップ・ソフトウェアをベースにしたDAW・プラグインです。
スタンドアローンのDAWとしても、他のDAW内のプラグインとしても使うことができます。
ビート部分はMPC Beatsで組み、他のDAWにレコーディングしたボーカル、ラップなどと合わせることができます。
MPCシリーズなどのAkai製品を持っていなくても、使うことができる無料DAWです。
MPCシリーズを持っていないけど、MPCのワークフローを試してみたいという方に最適です。
2GBのサンプルライブラリ、3つのプラグインインストゥルメント、80のエフェクトプラグインを装備しています。
MPC Beatsは、4×4ドラムグリッド、ピアノロール、サンプルライブラリ、サンプル編集ウィンドウを提供しており、MPCハードウェアユーザーならすぐに使いこなせるトラックのアレンジを開始することができます。
ユーザーは、これらの作業環境を素早く簡単に切り替えることができ、クリエイティブで効率的なビート作りが可能になります。
MPC Beatsには、収録されているビートテンプレートの中から選択したスマートなレイアウトが含まれており、MPCワークフローをマスターしたいと考えている新規のプロデューサーに理想的なスタート地点を提供します。
2GBのコンテンツライブラリを誇るMPC Beatsには、MPC Expansion Packsの中でも最も人気のあるサウンドライブラリが収録されています。
キックやタイトなスネアを搭載したドラムキットから、バスライン、チューブシンセ、エレクトリックの3つのプラグインインストゥルメントまで、すべてを収録しています。
また、プレミアムAIR Effectsコレクションの80以上のエフェクトプラグインを使用することで、完璧なミックスダウンが可能となり、ユーザーのアイデアを洗練された作品に仕上げることができます。
MPC Beatsには、アイデアをレイアウトするための10トラックが用意されています。
ヒップホップのビートメイキング等を試してみたい方には最適ですが、より本格的な音楽制作には十分ではないかもしれません。
2つのオーディオトラックはボーカル、楽器、テクスチャをサンプリングするためのもので、8つのMIDI/楽器トラックはオリジナルの素材を作成するために使用することができます。
サードパーティのAUとVSTプラグインに対応しているので、オンラインで入手できる無料のツールを最大限に活用することができます。
ハードウェアコントロールが統合されているので、MPC Beatsの簡単に操作できます。
AkaiのLPK25やLPD8のようなMIDIコントローラーやスタンドアロンのMPCハードウェアを接続すれば、MPC Beatsにシームレスに接続できます。
MPC Beatsは、様々なブランドの人気コントローラーに自動マッピングされているので、クリエイティビティの妨げになるものは一切ありません。
MPC Beats はAkaiの公式サイトからダウンロードできます。
まとめ
Akaiの無料DAW「MPC Beats」について紹介しました。
MPC Beatsは、AkaiのMIDIコントローラー MPK mini MK2 と合わせて使うと便利です。
8つのパッドと8つのノブ x 2バンクが、MPC Beats内の16のパッドと16のノブに自動的に割り当てられるため効率よく作業できます。
AkaiのサンプラーMPCシリーズについては、こちらを参照してください。