DTM用マウス・トラックボール・トラックパッドおすすめ7選【2024年】

DTM機材
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DTMにおいて、マウスなどのポインティングデバイスの選択は、作業効率に大きな影響を与えます。適切なデバイスを用いなければ、ひじや手首に負担がかかり、場合によっては腱鞘炎になってしまいます。

この記事では、DTMにおすすめのマウス、トラックボール、トラックパッドを紹介します。

おすすめマウス・トラックボール・トラックパッド

Kensington Expert Trackball

Expert Trackball
Kensington
Expert Trackball

レコーディングスタジオの定番

ケンジントン Expert Trackball は、レコーディングスタジオで定番のトラックボールです。

55mmの大きなトラックボールで、正確なトラッキングとスクロールが可能です。

トラックボールは指や手のひらで快適に操作できます。

人間工学に基づいたデザインで、長時間の作業によって生じるひじや手首への負担を軽減します。

トラックボールの周りにあるスクロールホイールで縦スクロール、横スクロールが簡単に行えます。

使いやすい4つの大きなボタンに、ショートカットなどを割り当てることができます。

取り外し可能なパームレスト付きで、手首の疲れを軽減し、一日中快適に使用できます。

左右対称のデザインなので、右利き、左利きどちらでも快適に使用できます。

Kensington SlimBlade Trackball Mouse

SlimBlade Trackball Mouse
Kensington
SlimBlade Trackball Mouse

薄型のトラックボール

ケンジントン SlimBlade Trackball は、薄型のトラックボール・マウスです。

高精度なデュアルレーザーセンサーと 55mmの大きなボールで、快適な操作性を提供します。

生産性を向上するために、カスタマイズ可能な 4 つの大きなボタンによく使う機能やキーボード・ショートカットを割り当てることができます。

トラックボールを捻るだけで、クリック不要の高速かつ正確なスクロールを行えます。

左右対称のデザインで、右利きユーザー、左利きユーザーどちらでも使えます。

バッテリー不要のUSB接続です。

Logicool M575 Wireless Trackball

M575 Wireless Trackball
Logicool
M575 Wireless Trackball

親指タイプのトラックボール

ロジクール M575 ワイヤレス・トラックボール は、人気の高いトラックボールです。

通常のマウスと同様のボタン、スクロールホイールなので、簡単に使用できます。

カスタマイズ可能なボタン付きです。単三電池1本で最大18ヶ月使用できます。

Logicool MX ERGO

手首にやさしい親指タイプのトラックボール

ロジクール MX ERGO は、人間工学をふまえたデザインの親指タイプのトラックボールです。

20度傾けて使用することができ、手首への負担を軽減できます。

トラックボール右上のボタンを押すだけで、長いスクロールなどを素早くできる「スピードモード」、より正確にトラックできる「プレシジョンモード」の2つをすぐに切り替えることができます。

高速充電可能で、1回のフル充電で最長4ヵ月間、1分の充電で約1日(約8時間)使用できます。

Elecom M-HT1DRXBK

人差し指操作の大型トラックボール

Elecom M-HT1DRXBKは、人差し指で操作するタイプのトラックボールです。

ボールが大きく細かな操作がやりやすいです。

低反発素材のパームレストがついていて、快適に使うことができます。

左右スクロール対応チルトホイールを採用していて、横スクロールがかんたんに行なえます。

多数のボタンに自由に機能を割り当てることができます。

Logicool MX MASTER 3

横スクロール用ホイール付きマウス

ロジクール MX MASTER 3は、横スクルロール用のホイールがついたマウスです。

DTMで多用する横スクロール専用のホイールで、快適に効率よく作業できます。

Apple Magic Trackpad 2

Mac用トラックパッド

アップル マジック トラックパッド2 は、Mac用のトラックパッドです。

パッドのどこでもクリック可能なので、直感的に操作可能です。感度がよく、軽いタッチで操作可能なので、手への負担が少ないです。

ジェスチャー操作により、縦横のスクロール、ズームイン/ズームアウトが簡単に行え、効率よく作業できます。

マウスの選び方

マウスは、ポインティングデバイスとして、もっとも一般的に使われいます。 そのため、マウスの大きなメリットは、誰でも簡単に使えるという点です。デメリットは、マウス本体を動かす必要があるため、トラックボールやトラックパッドと比較すると、手首や肘に負担がかかるという点です。 マウスには非常に多くの機種があるので、人間工学に基づいたエルゴノミックマウスや縦型マウスなどを使えば、手の負担を軽減することができます。

疲れにくさ

マウスは、トラックボールやトラックパッドと比較すると、腕に負担がかかりやすいデバイスです。なるべく腕への負担が少ないデザインのものを選ぶとよいでしょう。

重さ

マウスは、前後左右に動かしたり持ち上げたりする必要があるため重いものは手に負担がかかりやすいです。なるべく軽い機種がおすすめです。

ボタン数

マウスには、独自に機能を割り当てられるボタンがついているものがあります。DAWでよく使う機能をボタンに割り当てておけば、効率よく作業できます。

有線/ワイヤレス

マウスは、本体を動かす必要があるため有線だとケーブルが邪魔になりやすいです。しかし、ワイヤレスのマウスは電池を内蔵する必要があるため重くなりがちです。また、電池切れの心配があります。どの点を優先して選ぶかを検討しておきましょう。

トラックボールの選び方

トラックボールのメリット/デメリット

トラックボールは、本体を移動させるのではなく、ボールを指の腹や手のひらで回転させてマウスポイントを動かすポインティングデバイスです。レコーディングスタジオやDTMで定番のデバイスです。 マウスと比べると、手首や肘への負担が少なく長時間の作業でも快適に使えます。

トラックボールのメリット

ひじや手首に負担がかからない

トラックボールは、本体を動かさず、指でボールを回すだけなので、手首やひじにほとんど負担がかかりません。 特に、大きくポインタを動かすときなどは、ボールを早く回せばそのまま慣性で動いて大きくポインタを動かすことができるので、いちいちマウスを持ち上げてまたスクロールさせてというのとくらべるとはるかに楽になります。特に大きなモニターの場合には効果があります。

省スペース

普通のマウスのようにマウス本体を動かすわけではないので、あまりスペースが必要ありません。また、MIDIキーボードの開いている部分の上などに置いても使うことができます。机の上にいろんな機材を置かなければならないDTMでは便利です。

同じ場所においておける

トラックボール本体を動かさないので、常に同じ位置に置いておけます。このため、いちいち手元を見てトラックボールを探さなくても、いつもの位置に手を置けばそこにマウスがあるという状態なので、非常に作業がはかどります。キーボードとトラックボールを行ったり来たりして使うときなどの効率がアップします。

ボタンでショートカットが使える

トラックボール式マウスは、ボタンの多くは、自分で機能を割り当てられるボタンがついています。これに、DTMで自分がよく使う機能を割り当てておくと、作業効率が上がります。

有線でも邪魔になりにくい

トラックボールは、同じ位置に置いておくため、動かす必要のあるマウスと比べるとケーブルがあっても邪魔になりにくいです。有線であれば、電池が切れる心配をする必要がありません。 卓上をスッキリさせたければ、ワイヤレスのトラックボールを選択するとよいでしょう。

トラックボールのデメリット

慣れるまでに時間が必要

トラックボールの操作性はマウスとかなり異なるので、慣れるまでに時間が必要です。 慣れるのに1週間ぐらいはかかると思っておいたほうがよいでしょう。

設定が面倒

トラックボールは、多数のボタンなど設定できる項目が多いです。 どの機能をどこに割り当てると使いやすいかを試行錯誤するのに、多少時間がかかります。

トラックボールの選び方

ボールの位置

トラックボールには、ボールの位置により3つのタイプがあります。親指側、人差し指側、真ん中の3種類です。

親指側にボールがあるタイプ

親指側にボールがあるタイプは、ボタンやスクロールホイールなどは通常のマウスと同じで、親指の位置にトラックボールがついているものです。 トラックボールでポインタを動かす以外は、通常のマウスと同じなので、使うのに慣れやすいでしょう。

人指し指側にボールがあるタイプ

人指し指側にボールがあるタイプは、前方の真ん中にボールがあるタイプで、トラックボールの中でもさまざまな機種があるタイプです。左右対称のデザインのものが多く、左手でも使うことができます。操作性が通常のマウスとはかなり異なってくるので、慣れるまでに時間が必要です。

真ん中にボールがあるタイプ

レコーディングスタジオでよく使われているのが、このタイプです。真ん中にある大きなボールを、指の腹や手のひらで転がすようにして使います。 大きなスクロールも簡単にでき、トラック数の多いプロジェクトでも快適に作業できます。左右対称のデザインのものが多く、左手でも使うことができます。操作性が通常のマウスとはかなり異なってくるので、慣れるまでに時間が必要です。

有線/ワイヤレス

トラックボールには、有線のものとワイヤレスのものがあります。本体を動かすことがないので有線でもあまり邪魔にはなりません。卓上をスッキリさせたい場合などは、ワイヤレスのもののほうがよいでしょう。

サイズ

トラックボールは、大きいもののほうが手への負担が少なく、また繊細な操作がしやすいです。スペースがあれば、大きなもののほうがおすすめです。

ボタン数

トラックボールには、ボタンがたくさんある機種が多いです。ボタンに、コピー/ペーストや再生/停止、Undo/Redoなどのよく使う機能を割り当てておけば、作業効率が大幅にアップします。

トラックパッドの選び方

トラックパッド(タッチパッド)は、パッドを指で操作するポインティングデバイスです。

トラックパッドはトラックボールと同様に本体を動かす必要がないので、あまりスペースを必要としません。

また、トラックボールと異なりボールに手を当てる必要がなく、パッド上であればどこでも操作可能なため、パッドの位置を気にする必要がほとんどありません。

トラックパッドは、ボタンを押したり、ホイールを回したりする必要がなく、指で軽くなぞる、あるいは、タップするだけでよいので、マウスやトラックボールと比較して手への負担がかなり少ないです。

2本の指で上下左右にスワイプするだけで、縦横のスクロールが可能で、横スクロールをする機会の多いDAWでの作業に適しています。

また、2本の指を開いたり閉じてピンチすることで、ズームイン/ズームアウトが可能で作業効率がアップします。

まとめ

DTMでは、マウスなどのポィンティングデバイスを酷使するため、接触不良によるチャタリングなどが発生しやすいです。保証期間が長く、無料で交換などの対応がしっかりしている機種を選ぶことも重要です。