【フリーあり】ベクトルスコープVSTプラグインおすすめ2選!仕組み、使い方も解説【2023年】

ベクトルスコープは、音のベクトル(大きさと方向)を表示するアナライザーです。 ベクトルスコープを使えば、音の定位や広がりを視覚的に把握することができます。 この記事では、ベクトルスコープの仕組み、使い方について解説し、おすすめのVSTプラグインソフトを紹介します。
ベクトルスコープとは

ベクトルスコープの仕組み

ベクトルスコープの使い方
ベクトルスコープでは、音の定位やステレオの広がりを視覚的に確認できます。 ベクトルスコープに表示されている点の集合が、上下方向に伸びていれば、LRが信号の相関が高く、よりモノラルに近い、ステレオ感の狭い音像であることを示します。完全なモノラル(L = R)であれば、真ん中の縦一本線として表示されます。 点の集合が左右に広がっていれば、逆相成分が多くステレオ感がワイドに広がっていることを示します。 点の集合が横長になっていれば、同相の成分よりも逆相の成分が多く、位相の問題が発生していると言えます。この場合、ステレオエンハンサーなどで、ステレオ幅を狭める必要があります。 ある程度ワイドな音源であれば、短時間の逆相は発生します。そのため、逆送の領域に点が表示されているからといって、必ずしも位相の問題があるというわけではありません。同相よりも逆相のほうが多い状態、点の集合が横長になっていれば、位相の問題を解決する必要があります。 逆相成分が多ければ、モノラルに変換したときに、LとRの音が打ち消しあって音が小さくなる、または、消えてしまいます。
おすすめベクトルスコープVSTプラグインソフト
Ozone Imager / iZotope(フリー)

Vectorscope / Audec(フリー)

- VST / AU プラグイン
- Windows / Mac
- フリー