【2019年版】おすすめピッチ補正ソフト

ボーカルのピッチのズレを補正するピッチ補正ソフトは、歌モノの音楽制作には必須のツールとなっています。ピッチ補正ソフトを使えば、ピッチのズレを修正できるだけでなく、独特のロボットボイス、いわゆる「ケロケロボイス」や、ハモリなどを生成することもできます。

この記事では、おすすめの定番ピッチ補正ソフトを紹介します。

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ピッチ補正ソフトとは?

ピッチ補正ソフトとは、ボーカルなどのピッチ(音程)を補正するソフトです。ピッチ補正は、ロボットボイスを作ったり、ハモリを作ったりするのにも使えます。

ピッチ補正

ピッチ補正ソフトは、ボーカルなどのピッチ(音程)のズレを補正することができます。少しピッチがずれてしまったテイクなどでも、正しいピッチに修正できます。

また、ピッチのずれを修正するだけではなく、メロディを変えてしまうこともできます。

ピッチ補正ソフトは、ボーカルだけでなく楽器音にも使用できます。ギターなどのチューニングのずれを修正することができ、再レコーディングの必要がなくなります。また、ポリフォニックの楽器に使えば、和音の中のひとつの音だけを動かして別の和音にするということもできます。

ロボットボイスをつくる

ピッチ補正ソフトを使うと、人間の声をロボットのような声に変えることができます。ケロケロボイス、ケロ声、ロボ声などとも呼ばれます。

ケロ声にするか、自然に補正するかの程度は、パラメーターにより調整可能です。

ハモリをつくる

ピッチ補正ソフトを使えば、1つのボーカルからハモリパートを生成することができます。

ピッチ補正でメロディを変えたボーカルを、元のボーカルと重ねるだけで、簡単にハモリが作成できます。複数のメロディのボーカルをレコーディングする必要がなくなり、作業効率を大幅に改善できます。

ピッチ補正を使った有名曲

オートチューンを単なるピッチ補正ではなく、積極的に音質を変えるエフェクトとして用いた最初のヒット曲は、1998年にリリースされた「Cher – Believe」です。2001年にはオートチューンを大々的に用いた「Daft Punk – One More Time」が大ヒットしました。

おすすめピッチ補正ソフト

Auto-Tune Pro / Antares

Auto Tune(オートチューン・プロ/アンタレス)は、ピッチ補正ソフトの代名詞ともなっている定番のピッチ補正ソフトです。

Auto Tuneは、初めてのピッチ補正ソフトで1977年に発売されました。現在まで、業界標準のピッチ補正エフェクトとしてプロ・アマ問わず世界中のミュージシャン・エンジニアに使われ続けています。

Auto-Tuneには、オートマチックモードとグラフィカルモードの2つのモードがあります。オートマッチックモードでは、設定した曲のキーに合わせて自動でピッチを修正します。グラフィカルモードでは、よりフレキシブルに手動でピッチを調整できます。

Auto-Tuneは機能が豊富で、音の特性を細かく調整できます。自然な補正からロボットボイスまで自由に選択できます。しかし、他のピッチ補正ソフトと比べるとパソコンへの負荷が高いです。

付属のAuto-Keyプラグインを使えば、自動的に曲のキーを判別して、Auto-Tuneを設定してくれます。

Auto-Tuneには、タイミング補正機能はありません。Auto-Tune EFXやAuto-Tune Liveを使えばピッチ補正をリアルタイムに行うことができます。

Melodyne 4 / Celemony

Melodyne 4 / Celemony(メロダイン/セレモニー)は、Auto-Tuneと並ぶ業界標準のピッチ補正ソフトです。

Melodyneは、ピッチだけでなく、タイミングや音量、フォルマントも自由に調整できます。オーディオデータを解析して、ピアノロール風の画面でグラフィカルに表示します。ピッチのゆらぎなどを視覚的に把握できるので、簡単にピッチ補正が行えます。

ポリフォニックにも対応していて、コードの中の1音の音程を変えて別のコードにしたりすることもできます。

Waves Tune / Waves

Waves Tune / Waves(ウェーブス・チューン)は、ミキシング用プラグインで有名なWavesによるピッチ補正プラグインです。

Waves Tune は、Auto-TuneやMelodyneほど有名ではありませんが、動作が軽く自然な仕上がりで使いやすいソフトです。シンプルな機能で初心者でも簡単に使用できます。Melodyneのようなタイミング補正機能はありません。

Waves Tune は、Waves のバンドル(Gold、Platinumなど)に入っているので安く購入できます。

Nectar 3 / iZotope

Nectar 3 / iZotope(ネクター/アイゾトープ)は、AI(人工知能)を用いたボーカル用統合エフェクトです。

Nectar 3 には、ピッチ補正エフェクトが搭載されています。指定したキーに合わせて、自動でピッチを修正してれます。Auto-Tuneのオートマティックモードと同じようなエフェクトです。フォルマントシフト機能も搭載されています。

また、Nectar 3 には、Melodyne 4 essential が、バンドルされていてグラフィカルにピッチとタイミングの調整が可能です。

Nectar 3 に搭載されている機能は、ピッチ補正機能に加えて、ボーカルの処理に必要な、ダイナミックEQ、コーラス、フランジャー、フェイザー、コンプレッサー、リバーブ、ディエッサーに加えて、ハモリを作り出すハーモニー機能、自動で音量を調整してくるオートレベル、音のかぶりを解消するアンマスク機能、息継ぎ音を抑制するブレスコントロール機能などです。

AIを用いたボーカルアシンスタント機能で、レベルの不一致や、共鳴によるバランスの崩れ、耳障りな帯域の処理などを自動で行います。アンマスク機能は、ボーカル以外のトラックを分析し、自動でボーカルが前面に出るように調整してくれます。