Massive X / Native Instruments – ウェーブテーブルシンセのレビュー・セール情報・使い方

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Massive X のセール情報・安く買う方法

Massive X は、NativeInstrumentsのプラグインバンドルKompleteに収録されており、お得に購入できます。

Massive Xを買う場合は、Kompleteを購入するのがおすすめです。

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Massive X とは

Massive X / Native Instruments は、2019年6月に発売されたウェーブテーブルシンセです。

2007年に発売された人気ウェーブテーブルシンセ「Massive」をベースに新たに再設計されたシンセです。

旧Massiveは、現在のウェーブテーブルシンセの流行のはしりとなった名作シンセです。

Massive X では、旧Massiveよりも音質が改善されEDM風のシンセ音だけでなく、アマログ風のマイルドな音色にも適しています。

モジュラー機能を搭載していて、フィルターやエフェクターのルーティングを自由に行えます。 周波数変調、位相変調も搭載していて幅広い音作りが可能です。内蔵エフェクトも充実しています。

購入者の口コミ・レビュー

最近インストールしたMASSIVE Xの音の抜け感がすごく好き。極めたら作れない音ってほぼ無いんじゃないかなって思ってる。

— 大谷 和正 (@kazumasa_ohtani) 2021年6月9日

massive x本当いいなぁ!!!

ゴリラ良すぎで多用しそうな感じ!

serum購入を検討してたけどちょい様子見よかな……🤔

— syo-getsu(しょーげつ.正月) (@thenikuudon) 2021年6月23日

Massive Xはぐりぐりノブをいじってるだけで楽しい!
固い音から浮遊感漂う音まで幅広く扱える優等生という感じ🧑‍🏫

— エレクトロニ子👾electronico (@eleco_beat) 2020年10月12日

Massive X は、Native InstrumentsのプラグインバンドルKompleteに収録されています。

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Massive X の概要

  • 16 x マクロノブ
  • 2 x オシレーター
  • 2 x 周波数変調用オシレーター
  • 2 x ノイズジェネレーター
  • 1 x フィルター
  • 3 x インサートエフェクト
  • 1 x アンプ
  • 3 x ステレオエフェクト
  • ボイス・セクション
  • ルーティング・セクション
  • モジュレーター
    • 3 x パフォーマー
    • 9 x エンベロープ/LFO
    • 3 x トラッカー
    • 1 x ランダム

Massive X の構成・使い方

Massive X のインターフェースは4つのセクションに分かれています。

  • ヘッダー
  • オーディオ・モジュールズ
  • ナビゲーション・バー
  • エディター

上段のオーディオ・モジュールズ・セクションには、オシレーターやフィルター、アンプ、エフェクターなどオーディオ信号を処理する機能が並んでいます。

下段のエディター・セクションは、上段のオーディオ・モジュールのルーティング機能、エンベロープやLFOなどのモジュレーター機能があります。

GUIの下線付きテキストの部分をクリックすると、ドロップダウンメニューが開きます。

ヘッダー

GUIのサイズ変更

「Massive X」のロゴの右横にある三角マークをクリックすると、ドロップダウンメニューが開き、GUIのサイズを変更できます。

プリセットの選択

プリセットを選んだり、保存したりできます。316のプリセットがあります。

ピッチベンド・ホイール、モジュレーション・ホイール、アフタータッチののマッピング

ピッチベンドホーイールなどを、各パラメーターにマッピングできます。

16のマクロ・ノブ

マクロノブを各パラメーターにマッピングできます。

DAWからオートメーションで動かせるのはマクロのみです。

そのため、オートメーションで動かしたいパラメーターは、マクロにマッピングしなければなりません。

オーディオ・モジュールズ

オーディオ・モジュールズ・セクションには、左から順にグローバルピッチ、オシレーター、ノイズジェネレーター、フィルター、インサートエフェクト、アンプ、ステレオエフェクトが配置されています。

グローバルピッチ/グライド

オシレーター1、2の両方に反映されるグローバルピッチの設定を行います。モジュレーターをマッピングすれば、ビブラートをかけたりすることができます。 グライドのオン/オフ、グライドタイムを設定します。

オシレーター

オシレーター・セクションには、上段に2基のウェーブテーブル・オシレーターが、下段に2基の周波数変調用オシレーターがあります。

オシレーターには、フェイズ・ディストーションやオシレーター・シンクなどを行える10のモードが搭載されています。

  • Standard
  • Bend
  • Mirror
  • Hardsync
  • Wrap
  • Formant
  • ART
  • Gorilla
  • Random
  • Jitter

各モードには、それぞれサブモードがあります。 自分で作成したウェーブテーブルを読み込むことはできません。

ノイズジェネレーター

ノイズジェネレーターは、2基あります。 ホワイトノイズやシンバル用のノイズ、環境音などを生成します。ノイズのピッチをコントロールできます。

フィルター

フィルターは、1基のみです。 9種類のフィルターが搭載されています。各フィルタータイプごとにサブモードがあります。

  • Asimov
  • Blue Monark
  • Comb
  • Creak
  • Groian
  • Scanner
  • SVF
  • SVF Parallel
  • SVF Serial

インサートエフェクト

インサートエフェクトは、アンプの前にルーティングするエフェクトで、3基搭載されています。

インサートエフェクトには、ディストーションやリングモジュレーターなど11種類のエフェクトがあります。

インサートエフェクトには、オシレーターやフィルターもあり、3つめのオシレーターや2つめのフィルターとして使うこともできます。

  • Anima(レゾネーター)
  • Bit Crusher(ビットクラッシャー)
  • Utility(2 x フィルター)
  • Folder(ウェーブシェイパー)
  • Freq Shifter(フリーケンシーシフター)
  • Distortion(ディストーション)
  • OSC(オシレーター)
  • PM OSC(フェイズモジュレーション・オシレーター)
  • Ring Mod(リングモジュレーター)
  • Sample+Hold(サンプル&ホールド)
  • Track Delay(信号を遅らせる)

アンプ

アンプでは、音量やパンの調整を行います。

ルーティング・セクションで設定できるフィードバックのフィードバック量の設定もアンプで行います。

ステレオエフェクト

ステレオエフェクトは、アンプ通過後の信号にかけるエフェクターです。

ステレオエフェクトには、リバーブ、ディレイ、フランジャーなど9種類のエフェクトがあります。

  • Dimension Expander(コーラス)
  • Equalizer(3バンド・イコライザー)
  • Flanger(フランジャー)
  • Nonlinear Lab(オーバードライブ)
  • Phaser(フェイザー)
  • Quad Chorus(コーラス)
  • Reverb(リバーブ)
  • Stereo Delay(ステレオディレイ)
  • Stereo Expander(ステレオイメージャー)

ナビゲーション・バー

エディター画面の選択

Voice、Routing、P1、E1などのタブをクリックして、下のエディターセクションに表示する内容を切り替えます。

モジュレーターのマッピング

P1、E1などの上にある十字マークで、モジュレーターのマッピングを行います。十字マークをクリックすると、マッピングできるパラメーターがハイライトされ、ハイライトをクリックすることでマッピングできます。

VR

ナビゲーション・バーの右端にある「VR」は、ランダム・モジュレーターです。ノートオンの度に、ランダム値を送ります。例えば、ノートオンごとにフィルターのカットオフ周波数を変化させるといったことに使えます。

エディター

ボイス・セクション

ボイスセクション(Voice)では、同時発音数やユニゾンなどの設定を行います。

ルーティング・セクション

ルーティングセクション(Routing)では、オシレーター、フィルター、エフェクターなどのルーティングを設定します。 ルーティングについては、後に詳しく解説します。

モジュレーター

パフォーマー

パフォーマー(Performer)は、ステップシーケンサー風のモジュレーターで、3基搭載されています。最長8小節までの長いモジュレーションカーブを自由に設定できます。

パフォーマーは、1基あたり12のバリエーションを設定できます。最下段のタブから切り替えられます。バリエーションの切り替えは、MIDIノートから行うこともできます。

エンベロープ

エンベロープ/LFOは、9基搭載されています。

エンベロープ(Envelope)には、Modulation EnvelopeとExciter Envelopeの2種類があります。

Modulation Envelope は、一般的なADSRエンベロープにDelayとHoldパラメーターを加えたものです。

Modulator 1(E1)は、アンプに固定されています。

音量の変化をModulator 1で設定します。

Modulator 1 をアンプと同時に別のパラメーターへマッピングできます。

Exciter Envelope は、1周期のみのLFOのようなものです。

ノートオンから数十ミリ秒程度までの、アタック部分にモジュレーションをかけることができます。

例えば、バスドラムの音色をつくったときに、アタック時にピッチをモジュレーションすることで、ドラムのアタックの質感を変えるといったことなどに利用できます。

エンベロープの下に表示されている図には、パラメーターの変化は反映されません。

LFO

LFOには、Switcher LFOとRandom LFOの2種類があります。 Switcher LFOは、16種類のシェイプがあります。

Random LFOは、振幅や周波数をランダムにすることができるLFOです。

トラッカー

トラッカー(Tracker)は、MIDIノートのピッチやベロシティを用いてモジュレートする機能です。

ルーティングの解説

ルーティングセクション(Routing)では、オシレーター、フィルター、エフェクターなどのルーティングを設定します。

モノフォニックエリア/ポリフォニックエリア

ルーティングセクションは、左側のポリフォニックエリア(Polyphonic Area)と、右側のモノフォニックエリア(Monophonic Area)に分かれています。

ポリフォニックエリアでは、オシレーター、フィルター、インサートエフェクトなどのルーティングを行います。

モノフォニックエリアでは、ステレオエフェクトのルーティングを行います。

ポリフォニックエリアの回路は、1ボイスごとに生成されます。

例えば、4音発音しているときは、ポリフォニックエリアの回路が4つ生成されていることになります。

モノフォニックエリアの回路は、つねに1つです。

ポリフォニックエリアの各ボイスをミックスしたものがモノフォニックエリアに送られます。

パッチングの仕方

オシレーターやフィルターなどのオブジェクトをパッチングするには、オブジェクトの右側にあるアウトレット(四角い部分)と、別のオブジェクトの左側にあるインレットをパッチケーブルで接続します。

パッチケーブルを接続するには、アウトレットからインレットへドラッグします。

パッチケーブルを削除するには。

パッチケーブルをダブルクリックします。

Massive X は、あらかじめ内部結線されていないので、音を出すにはオシレーターやノイズジェネレーターを、ルーティングセクションの右側にあるMonophonic Area の入力へとパッチングしなければなりません。

上図では、オシレーター2は出力へパッチングされていないので、オシレーター2の音は出力されません。

オシレーターのオン/オフ、フィルター、エフェクターのバイパスはルーティングセクションで各オブジェクトを右クリックすることで行います。

Mod オブジェクト

「Mod 1/2」オブジェクトを使うことで、エンベロープやLFOなどのモジュレーター信号をオーディオ信号としてルーティングすることができます。 例えば、エキサイターエンベロープでパルスを生成して、オーディオ信号として使えば、ドラムのアタック時のクリック音として使うことができます。

モジュレーター信号をルーティングするには、「Mod 1/2」オブジェクトの左側の四角い部分へ、ナビゲーションバーから十字マークをドラックします。上図では、「E3 エンベロープ」の信号を「Mod 1」オブジェクトへと送っています。

FB オブジェクト

「FB」オブジェクトを使うことで、信号をフィードバックさせることができます。フィードバックとは、出力した信号を入力に戻すことです。 「FB」オブジェクトは、インレット用とアウトレット用の2つの「FB」オブジェクトがセットになっています。

フィードバックさせたい信号をインレッット用「FB」オブジェクトは送り、アウトレット用「FB」オブジェクトをフィードバック信号を送りたいオブジェクトへ接続します。

上図では、信号が「C Utility」オブジェクトから「X ステレオエフェクト」とインレット用「FB」オブジェクトへ送られます。フィードバック回路へ入力された信号は、上段のAmpセクションのFBダイアルで音量を調整されます。

その後、アウトレット用「FB」オブジェクトから出力されます。 「FB」オブジェクトから出力された信号は、「B Track Delay」オブジェクトへと送られます。その後、信号は「B Track Delay」オブジェクトから「C Utility」オブジェクトへ送られます。 このようにして信号を延々とフィードバックさせることができます。

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