【2019年版】おすすめピアノ音源プラグイン

ピアノ音源は、ポップスからロック、R&B、エレクトロニック・ミュージックなどさまざまなジャンルの音楽で使われます。

この記事では、おすすめのピアノ・プラグイン音源を紹介します。

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ピアノ音源の選び方

音楽ジャンル

ピアノ音源は、自分がつくる音楽のジャンルやスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
クラッシックやジャズ、映画音楽などでリアルなピアノ音色が必要ですが、ポップスやエレクロニック・ミュージックなどでは必ずしもリアルな音色がトラックの中で馴染むとは限りません。
自分の音楽にあった音源を選ぶようにしましょう。

サンプリング式 / 物理モデリング式

ピアノ音源には、サンプリング式と物理モデリング式の2種類があります。

サンプリング式は、実際のピアノの音を録音しておいたものを再生するタイプの音源です。
ピアノのひとつひとつの鍵盤をさまざまな強さで弾いた音を録音してあり、そのサンプル音を再生します。
弾く強さをより細かく分ければ分けるほど、よりリアルな音源をつくることができますが、ソフトウェアのサイズがより大きく、より高価になります。
一般的なピアノ音源は、サンプリング式を用いています。

サンプリング式の長所は、音がリアルであることです。
例えば、スタインウェイモデルDのコンサートグランドを録音した音源であれば、そのピアノの音そのものをプラグインで鳴らすことができます。
サンプリング式の短所は、ソフトの容量が膨大になることです。
音をリアルにすればするほど容量が大きくなり、ハードディスクを専有し、ソフトを立ち上げる時間もかかります。
また、CPU負荷も大きくなり低スペックのコンピューターでは動作が重くなる場合があります。
それに加えて、サンプリング式音源は、音色の選択肢が少ないです。
すでに録音した音を再生するのみなので音色をカスタマイズすることはできず、音色を変える場合は、別に録音されたサンプルのライブラリーが必要になります。

物理モデリング式は、シンセサイザーの一種で、ピアノのハンマーや弦、ボディの物理的な振動をコンピューターでシミュレートして音を作り出すタイプの音源です。
物理モデリング式音源は、サンプリング式ほどリアルな音色を出すことはできません。
メリットは、容量が小さく、ソフトの立ち上がりが早いこと、音色の選択肢が豊富であることです。
さまざまなパラメーターを操作して、音色をカスタマイズすることができます。
また、打鍵の強さをいくつかの区間に分けてサンプリングしているわけではないので、弱い打鍵から強い打鍵まで、より繊細に打鍵のニュアンスを表現できます。

クラッシックやジャズなどリアルなピアノ音色が求められる場合には、サンプリングが適しています。
必ずしもリアルなピアノ音色を求めるわけではないジャンル、例えば、ポップスやエレクトロニックミュージックなどでは、サンプリング式と共にモデリング式も候補になるでしょう。

おすすめピアノ音源

Ivory IIシリーズ / Synthogy

Ivory II シリーズ / Synthogy は、定番のサンプリング式ピアノ音源です。

音色のリアルさに定評があり、最高峰のピアノ音源とされています。クラッシックや映画音楽など、リアルな音色を求めるジャンルの音楽をつくる方におすすめの音源です。

Ivory II シリーズには、いくつかの種類があります。

Grand Pianos

Ivory II Grand Pianos は、有名なグランドピアノである Bosendorfer 290 Imperial Grand、German Steinway D 9′ Concert Grand 、Yamaha C7 Grand の音色を収録しています。

70GBを超える大容量で、リアルな音色を再現します。クラッシクや映画音楽、ピアノメインのバラードなどにおすすめです。

Studio Grands

Ivory II Studio Grandsは、Steinway Model B、Bosendorfer 225 の2種類のピアノの音色を収録した音源です。

112GBもの膨大なライブラリ、24のベロシティレイヤー、ハーフペダルコントロール、そして強化されたMIDIベロシティレスポンスの解像度などによりリアルな音色を実現します。UIも改善され、旧モデルより使いやすくなっています。

Upright Pianos

Ivory II Upright Pianos は、4種類のアップライトピアノの音色を収録した音源です。

収録されているのは、アップライトピアノの名器とされる Yamaha U5 Modern Upright、1914 A.M. Hume Vintage Upright、1915 Packard Honky Tonk Barroom Upright、1900’s Tack Piano with Real Tacks です。

ヴィンテージ感のある温かみのあるサウンドのため、ピアノメインのジャンルよりは、生音系のポップスやロックなど、アレンジの中に馴染ませたいジャンルにおすすめです。

American Concert D

Ivory II American Concert D は、1951年製の New York Steinway Model D の音色を収録した音源です。

Ivory IIシリーズの中でも、一台のピアノを収録したものとしては最大の49GBもの容量です。 非常に滑らかなベロシティとノートトランジションのための独自のサンプル補間テクノロジーを搭載し、自然な音色を再現します。

ピアノの種類はひとつでいいので、リアルな音色を求める方におすすめです。

Italian Grand

Ivory II Italian Grand は、1970年後半にイタリアで製造された世界最高峰の銘器とされるピアノの音色が収録されています。

音色は1種類のみです。Ivory II Grand Pianos よりもリーズナブルな価格なので、ピアノの種類にはこだわらないけれど、本格的でリアルな音色を求める方におすすめです。

Keyscape / SpectraSonics

Keyscape / SpectraSonics は、アコースティックピアノ以外にも、エレピ、トイピアノ、ヴィンテージシンセなど約630種類の鍵盤楽器の音色が収録されている音源です。

77GBの大容量で、Keyscapeだけであらゆる鍵盤音色をカバーできます。SpectraSonics製品はOmnisphere 2と統合ができるため、KeyscapeをOmnisphere 2の音源として使用できます。

Addictive Keys / XLN Audio

Addictive Keysは、3種類のピアノの音色を収録したコストパフォーマンスのよい音源です。

収録されているのはグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトリックピアノの3種類です。ポップスやロックなどに最適の音源です。

EZ Keys – Grand Piano / ToonTrack

EZ Keys – Grand Piano / ToonTrack は、作曲初心者に便利な機能が搭載されたコストパフォーマンスのよい音源です。

スタインウェイ Model D グランドピアノの音色を収録しています。クラシックやジャズ、バンド系など、オールラウンドに使える音色です。

一流のピアニストによって演奏された、ポップス、ロック、ゴスペル、カントリー、ジャズなど幅広い音楽ジャンルのMIDIフレーズが多数収録されており、作曲初心者でも簡単にピアノフレーズを打ち込むことが可能です。MIDIパターンをコピペしていくだけでも、ピアノアレンジを作成できるので、DTM初心者におすすめの製品です。

Quantum Leap Pianos / East West

Quantum Leap Pianos / East West は、世界最高級ピアノと名高い ベヒシュタイン 280、ベーゼンドルファー 290、スタインウェイ D、ヤマハ C7 を3つのマイクポジションで収録した音源です。

263GBの大容量でリアルな音色です。クラシック系におすすめのサウンドです。

Alicia’s Keys / Native Instruments

Alicia’s Keys / Native Instruments は、R&Bシンガーのアリシア・キーズが使用している Yamaha C3 Neo をアリシアのプライベート・スタジオで、アリシア自身が弾いた音を収録したKontakt用ライブラリです。

ポップス、R&Bなどに最適の音色です。

The Grandeur / Native Instruments

The Grandeur / Native Instruments は、世界で最も貴重なものの一つとされるコンサートグランドピアノの音色を収録した音源です。

歯切れの良いサウンドでポップス、ジャズ、あるいはクラシックなどに適しています。

調整オプションが幅広く、どのようなコンテンポラリー音楽の制作にも適しています。ペダル、ダンパー、ストリング、ハンマーのサウンドのレベルをコントロールできます。また、Colorノブを使えばティンバーの調節も可能です。さらに、Dynamicノブでダイナミックレンジを調整し、Lidコントロールで明るさを調整できます。

Modartt / Pianoteq

Modartt / Pianoteq は物理モデリング式のピアノ音源です。

多くのパラメーターを調整してさまざまなピアノ音色をつくることができます。また、プリセットも豊富なため、音色の調整方法がわからなくても、簡単に多数の音色を使用できます。

サンプリング式と比べて容量が圧倒的に少なく、また、CPU負荷も軽いため低スペックなパソコンでも使用できます。モデリング式ですが、音色のリアルさの面でも人気の高い定番のプラグインです。