この記事では、「オーディオインターフェースとは何か?」と「オーディオインターフェースの選び方」について解説し、DTM初心者向けの機種からプロ用の機種まで、おすすめのオーディオインターフェースを紹介します。
- オーディオ・インターフェイスとは
- オーディオ・インターフェイスを使う理由
- オーディオ・インターフェイスの選び方
- おすすめオーディオ・インターフェイス
- Steinberg / UR22mkII
- Steinberg / UR22C
- Steinberg / UR-RT2
- PreSonus / Studio 24c
- PreSonus / Studio 26c
- Roland / Rubix 22
- Behringer / UM2 U-Phoria
- Steinberg / UR44C
- Steinberg / UR816C
- Motu / UltraLite mk3 Hybrid
- Audient / iD4
- RME / Babyface Pro FS
- Universal Audio / Arrow
- Universal Audio / Apollo Twin X
- Zoom / R16
- Zoom / U-22
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オーディオ・インターフェイスとは
オーディオ・インターフェイス(Audio Interface)とは、パソコンと、スピーカーやシンセサイザーなどを接続して、音声信号の受け渡しをするための機器です。
マイクやシンセサイザーからの音をパソコンに取り込んだり、パソコンから音をスピーカーやヘッドホンに送ったりします。
オーディオ・インターフェイスを使う理由
パソコンに、ヘッドホン端子がついているのに、なぜオーディオ・インターフェースを使う必要があるのでしょうか。
パソコンに付いているオーディオ端子は、音楽制作用につくられているものではないため、音質が悪く、また、音の遅延(レイテンンシー)が発生します。
そのため、よい音質で遅延なく録音や再生をするためには、オーディオ・インターフェースが必要なのです。
オーディオ・インターフェイスの選び方
オーディオ・インターフェースは、種類がたくさんあり、どれを選べばよいのかわかりにくいです。
そこで、オーディオ・インターフェースを選ぶ際に、チェックするポイントについて解説します。
価格
DTM初心者向けのオーディオインターフェースの相場は、15,000~20,000円ぐらいです。
機能の少ないものであれば、10,000円以下のものもあります。プロ向けの高機能なもは、5~10万円ぐらいです。
初めてオーディオインターフェースを購入する方は、15,000~20,000円ぐらいのもを選んでおくのがおすすめです。
パソコンとの接続方式
オーディオインターフェースとパソコンとの間のデータの転送方式により、データを送受信するスピードが変わってきます。
より高速な方式ものであれば、より多くのデータをより短い時間で送受信することができ、高音質、低レイテンシー(遅れ)での送受信が可能です。
USB/Tunderbolt
オーディオインターフェースとパソコンとの間のデータの転送方式には、主にUSBとThunderbolt(サンダーボルト)があります。
入門機クラスのオーディオインターフェースのほとんどは、USBを用いています。Thunderboldは、より高速でのデータ転送が可能で、比較的高価なオーディオインターフェースで用いられています。
DTM初心者の方は、USBのオーディオインターフェースを選んでおけば問題ありません。
USBのチェックポイント
USBには、2つのチェックポイントがあります。データの転送方式とコネクタ・端子の形状です。
転送方式
オーディオインターフェースに用いられるUSBのデータ転送方式には、「USB 2.0」と「USB 3.0」があります。
USB3.0はより高速でデータ転送ができる方式です。比較的発売の新しいオーディオインターフェースに採用されています。USB3.0を用いるとより高音質、低レイテンシー(遅れ)でのデータ転送が可能になります。
USB2.0は、USB3.0よりは低速ですが、音質、レイテンシーの面でも十分な速度があります。USB2.0のオーディオインターフェースを選んでも問題ありません。
コネクタ・端子
オーディオインターフェースに用いられるUSBのコネクタ形状には、Type-BとType-Cがあります。
Type-Bは、オーディオインターフェースによく使われているUSB端子です。Type-Cは、比較的発売の新しいオーディオインターフェースに採用されています。
ビットデプス、サンプリングレート
ビットデプス、サンプリングレートは、オーディオインターフェースの音質の良さを示すものです。
ビットデプス(Bit Depth)、サンプリングレート(Sampling Rate)は、音の解像度の単位のようなもので、ビットデプス、サンプリングレート共に、値が大きくなるほど音質が良くなります。
ビットデプスは音の振幅方向の解像度です。オーディオインターフェースの一般的なビットデプスは24bit(ビット)です。
サンプリングレートは音の時間方向の解像度です。オーディオインターフェースの一般的なサンプリングレートは192kHz(キロヘルツ)です。
24bit/192kHzは、音楽制作に十分な高音質です。24bit/192kHz以上の音質は、通常は必要ありません。
CDの音質は16bit/44.1kHzです。通常DAW内での作業は、24bit/48kHzなどで行われるため、CD音質のファイルを作成する場合は、16bit/44.1KHzへ音質を下げます。
オーディオ出力端子
オーディオ出力端子は、音楽のオーディオ信号を出力する端子です。オーディオインターフェースのオーディオ出力端子とスピーカーのオーディオ入力端子をケーブルで接続します。
オーディオインターフェースのオーディオ出力端子には、標準フォーン端子とRCA端子の2種類があります。
標準フォーン端子は、音がケーブルを流れる際に混入したノイズを除去する機能をもつバランス接続となっています。一方、RCA端子はノイズ除去機能のないアンバランス接続です。
多くのオーディオインターフェースのオーディオ出力は、標準フォーン端子となっています。RCA端子は安価なオーディオインターフェースに使われてる場合があります。
標準フォーン端子のものがおすすめですが、RCA端子でもあまり問題ありません。
標準フォーン端子かRCA端子であるかにより、スピーカーのオーディオ入力端子と接続するためのケーブルが異なるので、ケーブル購入の際に注意が必要です。
オーディオ入力端子
オーディオ入力端子の種類
オーディオ入力端子の種類には、標準フォーンプラグ(TS端子・TRS端子)、キャノン端子(XLR端子)、それに、標準プラグとキャノン端子のどちらも使えるコンボ端子があります。
コンボ端子のものが使いやすくおすすめです。
オーディオ入力端子の数
オーディオ入力端子の数によって、同時に録音できるチャンネル数が決まります。
例えば、オーディオ入力端子が2つあれば、片方にマイクを、もう片方にシンセをつないで、ボーカルとシンセを同時に録音することができます。
また、スレテオ録音(LeftとRightのチャンネルを別々に)をする場合には、2つのオーディオ入力端子が必要です。
バンドなどで、多くのパートを同時に録音したい場合には、パート数に応じた入力端子数が必要です。
また、外部のハードウェアのエフェクターを、DAWからSendエフェクトとして使いたい場合には、メインのステレオ出力以外にSend用の出力チャンネルが必要になります。
DTMでは、2入力・2出力のものが一般的です。
Hi-Z
Hi-Zとは、ハイ・インピーダンスのことで、ギターやベースなどを直接オーディオインターフェースに接続して録音するときに必要になる機能です。
インピーダンスとは、電子回路の抵抗値のようなものです。ギターやベースの微弱な電気信号を正確に受け取るには、受信側の回路のインピーダンスを高くしておく必要があります。
ギターやベースを録音するときは、Hi-Zのスイッチをオンにして録音します。
ボーカルやシンセなどを録音するときは、Hi-Zは不要なのでオフにしておきます。
安価なオーディオインターフェースでは、Hi-Zのスイッチがなく、あるオーディオ入力端子がHi-Z専用(常にHi-Zがオンの状態)となっているものもあります。Hi-Z専用のオーディオ入力端子は「INST」と表記されている場合もあります。
MIDI入出力端子
MIDI入力端子は、外部音源やキーボードなどとMIDIデータを送受信するための端子です。
例えば、オーディオインターフェースのMIDI出力(MIDI Out)端子とシンセサイザーのMIDI入力を接続して、DAWからシンセサイザーを自動演奏したりすることができます。
また、MIDI出力端子のついているキーボードや電子ピアノなどとオーディオインターフェースのMIDI入力端子に接続すれば、キーボードや電子ピアノからDAWに演奏データを送ることができます。
現在は、MIDIデータをUSBで送る機器が多いですが、MIDI入出力しかないシンセサイザーなどとパソコンとの間で、MIDIデータの送受信を行うには、MIDI入出力端子が必要です。
外部のMIDI音源を使うことがなく、USB対応のMIDIキーボードなどを使う場合は、MIDI入出力端子は不要です。
+48V ファンタム電源
ファンタム電源とは、コンデンサーマイクを動作させるために必要な48V(ボルト)の電源です。オーディオインターフェースからマイクへと電気が送られます。
コンデンサーマイクとは、マイクの方式のひとつです。マイクの方式には主に、コンデンサーマイクとダイナミックマイクがあります。コンデンサーマイクは、扱いが難しいものの高音質での録音が可能なタイプです。
ボーカルの録音をする方は、ファンタム電源がついているオーディオインターフェースを選んでおいたほうがよいでしょう。
ダイナミックマイクを使う場合、また、エレキギターやシンセサイザーをオーディオインターフェースに接続して録音する場合は、ファンタム電源は不要です。
DCカップリング
DC(Direct Current)は直流電流のことです。
音楽制作においてDCは、モジュラーシンセなどをコントロールするCV/Gate信号に用いられます。
音声信号は、交流電流(AC: Alternating Current)です。
DCカップリングは、音響機器間でDCを送受信できる結合方法のことです。DCカップリング機能のない機器では、DCは入出力時にカットされるため、送受信できません。
DCカップリング対応オーディオインターフェイスは、一般的なオーディオ信号(AC)に加えて、CV/Gate信号(DC)を入出力することができます。
DCカップリング対応オーディオインターフェイスを用いると、Ableton LiveやBitwig Studio、Reaktor などのCV/Gate信号を生成できるソフトウェアを用いて、モジュラーシンセをコントロールすることができます。
モジュラーシンセなどを使わず、一般的なオーディオ信号の入出力のみでよい場合は、DCカップリング機能は必要ありません。
対応OS
ほぼすべてのオーディオインターフェースは、WindowsとMac共に対応しています。
iPad、iPhoneなどのiOS機器でオーディオインターフェースを使うには、iOS対応のオーディオインターフェースが必要です。
付属DAW
オーディオインターフェースには、DAWの簡易版が付属している場合があります。
簡易版のDAWは、機能がかなり制限されており本格的な音楽制作はできません。
しかし、正規版のDAWを購入するときに、簡易版からアップグレードすることで、最初から正規版を買うより安く購入できる場合があります。
そのため、使うDAWが決まっている方は、そのDAWの簡易版が付属しているオーディオインターフェースを購入するのがおすすめです。
ダイレクト・モニタリング
ダイレクトモニタリングとは、オーディオインターフェースのオーディオ入力から録音している音をスピーカーから出力してモニタリングするときにレイテンシー(遅れ)が発生するのを防ぐための機能です。
通常、録音中の音をスピーカーから再生する場合、音は一度オーディオインターフェースからDAWへ送られ、DAW内の処理を経てからオーディオインターフェースへ送られ、オーディオインターフェースからスピーカーへと送られ出力されます。
このときオーディオインターフェースからDAW、DAWからオーディオインターフェースへと送る際に若干のレイテンシーが発生します。そのため、楽器を演奏したり歌を歌っているときに、聞こえる音の遅れにより演奏や歌唱に支障をきたす場合があります。
ダイレクトモニタリング機能とは、オーディオインターフェースに入力された音をDAWへ送ることなく、そのままオーディオ出力(スピーカー)へと送る機能のことです。これによりレイテンシーの発生を防ぎます。
ダイレクトモニタリング機能を使用している場合、DAW内の処理を通過しないため、DAWでエフェクトなどをかけた音をモニタリングすることはできません。
ループバック
ループバックとは、オーディオインターフェースのオーディオ出力から出力される音を、オーディオ入力に送り返す機能のことです。
ループバック機能を使うと、マイクから録音している音とオーディオインターフェースから出力している音を合わせてから、パソコンへ入力することなどができます。
ループバック機能は、リアルタイムの動画配信などを行う際に便利な機能です。DTMの音楽制作では、基本的に使うことはありません。
おすすめオーディオ・インターフェイス
Steinberg / UR22mkII
定番のオーディオインターフェース
Steinberg / UR22mkII は、DTMの定番のオーディオインターフェースです。
Steinberg(スタインバーグ)は、DAWのCubaseを開発しているドイツの会社です。スタインバーグは、日本の楽器メーカーのYamaha(ヤマハ)の子会社のため、日本語でのサポートが充実しており、DTM初心者の方でも安心して使用できます。
Cubaseの簡易版 Cubase AI、CubaseのiPad版 Cubasis LEも付属しています。
入出力は、オーディオ入力x2、オーディオ出力x2(ステレオ)、MIDI入出力、ヘドホン出力x1、という定番の構成です。DTMを始めるのに必要な機能はすべて備わっています。
パソコンとの接続は、USB2.0となっています。お使いのパソコンがUSB3.0(USB Type-C)に対応している場合は、この機種(UR22mkII)ではなく、USB3.0対応のUR22Cがおすすめです。
メーカー/品番 | Steinberg / UR22mkII |
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価格 | 15,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバス・パワー / 外部電源 |
付属DAW | Cubase AI, Cubasis LE for iPad |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |
フロントパネル
リヤパネル

Steinberg / UR22C
USB3.0対応で低レイテンシー、高音質
Steinberg / UR22C は、USB3.0対応の高音質オーディオインターフェースです。定番のオーディインターフェースUR22mk2の後継機にあたる製品です。
UR22Cは、USB3.0による高速転送によりUR22mk2と比べよりレイテンシー(遅れ)が少なくなりました。また、32bit録音に対応し、24bitのUR22mk2よりも高音質での録音が可能になっています。
Cubaseの簡易版 Cubase AI、CubaseのiPad版 Cubasis LEも付属しています。
入出力はUR22mk2と同じく、オーディオ入力x2、オーディオ出力x2(ステレオ)、MIDI入出力、ヘドホン出力x1、という定番の構成です。DTMを始めるのに必要な機能はすべて備わっています。
パソコンとの接続はUSB3.0となります。お使いのパソコンがUSB3.0(USB Type-C)に対応してない場合は、この機種(UR22C)ではなく、USB2.0接続のUR22mkIIがおすすめです。
メーカー/品番 | Steinberg / UR22C |
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価格 | 17,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 3.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバス・パワー / 外部電源 |
付属DAW | Cubase AI, Cubasis LE for iPad |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |
フロントパネル
リヤパネル

Steinberg / UR-RT2

UR-RT2 は、人気オーディオインターフェイス「URシリーズ」の上位グレード・高音質版です。
世界中のエンジニアに愛用されるプロオーディオ機器を手がけるRupert Neve Designs社の高品位トランスフォーマー豊かな倍音を持ったサウンドを生み出します。ボーカルや、アコースティックギター等、ダイナミックレンジの豊かな楽器の録音に威力を発揮します。
価格も比較的リーズナブルで、ホームスタジオに最適です。
メーカー/品番 | Steinberg / UR-RT2 |
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価格 | 35,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバス・パワー / 外部電源 |
付属DAW | Cubase AI, Cubasis LE for iPad |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |



PreSonus / Studio 24c
Studio Oneユーザーにおすすめ
PreSonus / Studio 24c は、DAWのStudio Oneを開発しているPreSonus社のオーディオインターフェースです。
Studio One の中位グレードである Studio One Artist が付属しています。Studio Oneを使う予定の方におすすめです。
入出力は、オーディオ入力x2、オーディオ出力x2(ステレオ)、MIDI入出力、ヘドホン出力x1、という定番の構成です。DTMを始めるのに必要な機能はすべて備わっています。
メーカー/品番 | PreSonus / Studio 24c |
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価格 | 17,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 Type-C |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | USBバス・パワー |
付属DAW | Studio One Artist |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (2ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |
フロントパネル
リヤパネル

PreSonus / Studio 26c

4出力+DCカップリング対応
PreSonus / Studio 26c は、2in/4outのオーディオインターフェイスです。
4出力のため外部エフェクトのセンドリターンに使用可能です。
DCカップリング対応の4出力で、モジュラーシンセ用のCV/Gate信号を出力できます。
フロントパネル

リヤパネル


メーカー/品番 | PreSonus / Studio 26c |
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価格 | 22,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 Type-C |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 4 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | USBバス・パワー |
付属DAW | Studio One Artist |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (2ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |
Roland / Rubix 22
Ableton Liveユーザーにおすすめ
Roland / Rubix 22 は、日本の楽器メーカーRoland(ローランド)社のオーディオインターフェースです。
人気DAW Ableton Liveの簡易版である Ableton Live Lite が付属しています。
入出力は、オーディオ入力x2、オーディオ出力x2(ステレオ)、MIDI入出力、ヘドホン出力x1、という定番の構成です。DTMを始めるのに必要な機能はすべて備わっています。
メーカー/品番 | Roland / Rubix 22 |
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価格 | 17,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 Type-B |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバスパワー/外部電源 |
付属DAW | Ableton Live Lite |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可(Mono / Stereo) |
ループ・バック | なし |
フロントパネル
リヤパネル

Behringer / UM2 U-Phoria

低価格なオーディオインターフェース
Behringer / UM2 U-Phoria は、低価格なオーディオインターフェースです。とにかく安くDTM環境をつくりたい方におすすめです。
音質は、16bit/48kHzのため一般的なオーディオインターフェースと比べると低音質です。また、オーディオ出力がノイズ除去機能のないアンバランス接続のRCA端子となっています。
メーカー/品番 | Behringer / UM2 U-Phoria |
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価格 | 5,000円 |
音質 | 16bit / 48kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 1、標準フォーン端子 x 1 |
出力端子 | RCA端子 x 2 |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 1 |
MIDI入出力 | なし |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | USBバス・パワー |
付属DAW | なし |
+48V ファンタム電源 | あり (1ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | なし |



Steinberg / UR44C

定番機の6イン版
Steinberg / UR44C は、定番オーディオインターフェース UR22C の多入力6イン版にあたる製品です。
オーディオ入力にはコンボジャック x 4、標準ジャック x 2が搭載されており、モノラルで6トラック、ステレオで3トラックまで同時録音できます。
メーカー/品番 | Steinberg / UR44C |
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価格 | 31,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 3.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 4、標準フォーン端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 6(Main x 2、Line x 4) |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバス・パワー / 外部電源 |
付属DAW | Cubase AI, Cubasis LE for iPad |
+48V ファンタム電源 | あり (4ch) |
Hi-Z | あり (2ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |



Steinberg / UR816C

定番機の8イン版
Steinberg / UR44C は、定番オーディオインターフェース UR22C の多入力8イン版にあたる製品です。
8つのコンボジャック(前面4、背面4)を搭載しており、モノラルで8トラック、ステレオで4トラックまで同時録音できます。
ラックマウントも可能です。
メーカー/品番 | Steinberg / UR816C |
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価格 | 57,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 3.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 8(前面4、背面4) |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 10(Main x 2、Line x 8) |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | 外部電源 |
付属DAW | Cubase AI, Cubasis LE for iPad |
+48V ファンタム電源 | あり (8ch) |
Hi-Z | あり (2ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |



Motu / UltraLite mk3 Hybrid

モジュラーシンセ用に最適
Motu ( モツ ) / UltraLite mk3 Hybrid は、アナログで8In/10Outの入出力を備えたオーディオインターフェイスです。
DCカップリングに対応しており、多チャンネルのCV/Gate信号を出力可能で、モジュラーシンセと組み合わせて使うのに最適です。
オーディオアナライズ機能( FFTディスプレイ、スペクトラムアナライザー、フェイズスコープ、オシロスコープ、X-Yプロット)を搭載しています。
FireWire & USB2 兼用です。
メーカー/品番 | Motu / UltraLite mk3 Hybrid |
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価格 | 57,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0, FireWire |
入力端子 | コンボ端子 x 2 標準フォーン端子 x 6 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 10(Main x 2、Line x 8) |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 1 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | バスパワー |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (2ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | あり |



Audient / iD4

低価格で高音質
Audient(オーディエント) / iD4 は、比較的低価格で高音質のオーディオインターフェイスです。マイクプリアンプとAD,DAコンバーターの品質が高く、入門クラスのオーディオインターフェイスと比べて圧倒的な高音質が得られます。
Audientは、海外では定番となっているレコーディングスタジオのコンソールのメーカーです。
本機 iD4 のプリアンプには同社のコンソール ASP8024 と同等のものを採用しており、プロレベルの音質が得られます。
価格帯のインターフェースでは難しいローエンドも出力でき低域重視のジャンルのモニタリングに最適です。トップエンドもしっかりと伸びており全帯域をバランスよく出力できます。
バスパワーでも動作し、ポータブルでの使用にも適しています。
初心者向けオーディオインターフェイスからのステップアップに最適です。
入出力の多い上位モデルiD14も定番でおすすめです。
メーカー/品番 | Audient / iD4 |
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価格 | 24,800円 |
音質 | 24bit / 96kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 1 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
MIDI入出力 | なし |
対応OS | Windows / Mac / iOS |
電源 | USBバス・パワー |
付属DAW | なし |
+48V ファンタム電源 | あり (1ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |




RME / Babyface Pro FS

プロ用高音質オーディオインターフェイス
RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS は、プロミュージシャンにもよく使われている高音質なオーディオインターフェイスです。
音の解像度が非常に高く、音の定位や、リバーブのテイル、楽器の細かなノイズまでが鮮明に再生できます。
録音時の音質も高解像度で、こもりのない鮮明なサウンドで録音可能です。
RMEはドイツのオーディオインターフェースメーカーで、ハイエンドの価格帯で質の高い製品を販売しています。本機Babyface Pro FS は、RME社のオーディオインターフェイスの中ではエントリーモデルにあたります。
アナログの4in/4out、オプティカル端子を使ったデジタルの8in/8outの計12in/12outを装備しています。
メインとなるのは背面にあるXLRのステレオペアの入出力で、入力はライン接続、マイク接続が可能。+48Vのファンタム電源の供給もできます。
ヘッドホン出力は大きく、ハイインピーダンスのヘッドホンでも問題なく駆動できます。
USBバスパワーで動作します。
MIDI入出力も搭載しています。
入門機クラスのオーディオインターフェイスからのステップアップに最適です。
メーカー/品番 | RME / Babyface Pro FS |
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価格 | 105,000円 |
音質 | 24bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 2、標準フォーン端子 x 2 |
出力端子 | XLR x 2 |
MIDI入出力 | あり |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | 外部電源 |
付属DAW | なし |



Universal Audio / Arrow

プロ定番モデルの低価格版
Universal Audio ( ユニバーサルオーディオ ) / Arrow は、ビンテージ機材の音をシミュレートし、その音で録音することが可能な2in/4outのオーディオインターフェイスです。
本機は、同社のオーディオインターフェイス Apolloシリーズの低価格版にあたるモデルです。
Universal Audio 社のオーディオインターフェイスにはUAD-2というシステムが内蔵されています。UAD-2 とは、オーディオインターフェイスに内蔵されているDSPを使ったエフェクトプラグインのシステムです。パソコンのCPUに負荷をかけることなくUNIVERSAL AUDIO社のプラグインをオーディオインターフェイスのDSPを使って動かすことができます。
Universal Audio 社のヴィンテージモデリングのプラグインは、各ビンテージメーカーと協力して開発している公式のものであるため非常にクオリティが高くプロの現場で定番となっています。
Arrowには、DSPが1機搭載されています。同社の上位モデルApolloでは、1機、2機、4機のモデルを選択できます。
DSP1機では、ミキシング時のプラグインの使用にはパワーが足りなくなることが多いため、本機Arrowでのプラグインの使用は、主に録音時にプラグインを掛け録りするといった用途がメインになります。
Universal Audio のプラグインをミキシングで使うには、Apollo Twin Duo または Quad がおすすめです。
メーカー/品番 | Universal Audio / Arrow |
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価格 | 64,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | Thunderbolt3 |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 1 |
MIDI入出力 | なし |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | バスパワー |
付属DAW | Luna |



Universal Audio / Apollo Twin X

プロ用定番モデル
Universal Audio ( ユニバーサルオーディオ ) / Apollo Twin X は、プロミュージシャンの定番のオーディオインターフェイスです。
音の立ち上がりがよく、周波数・ダイナミックレンジの広い高音質。押し出し感と音場の見通し感にも優れています。
Universal Audio 社のオーディオインターフェイスにはUAD-2というシステムが内蔵されています。UAD-2 とは、オーディオインターフェイスに内蔵されているDSPを使ったエフェクトプラグインのシステムです。パソコンのCPUに負荷をかけることなくUNIVERSAL AUDIO社のプラグインをオーディオインターフェイスのDSPを使って動かすことができます。
Universal Audio 社のヴィンテージモデリングのプラグインは、各ビンテージメーカーと協力して開発している公式のものであるため非常にクオリティが高くプロの現場で定番となっています。
APOLLO TWIN X には、DuoとQuadの2種類があります。違いはDSPの数で、DuoにはDSPが2機、Quadには4機搭載されています。DSPが多いほうがより多くのUniversal Audioプラグインを同時に使うことができます。
入出力は、前面にインストゥルメント入力(フォーン)とヘッドフォン出力(ステレオ・フォーン)がそれぞれ1つずつを搭載。背面に、ADATオプティカル入力。ライン出力(TRSフォーン)×2と、モニター出力L/R(TRSフォーン)1系統、マイク/ライン・イン(XLR/TRSフォーン・コンボ)2系統を搭載しています。
Universal Audio 社製のMac用DAW「Luna」も付属しています。
メーカー/品番 | Universal Audio / Apollo Twin X |
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価格 | 105,000円 |
音質 | 32bit / 192kHz |
パソコンとの接続端子 | Thunderbolt3 |
入力端子 | コンボ端子 x 2 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 4 |
MIDI入出力 | なし |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | 外部電源 |
付属DAW | Luna |



Zoom / R16

8トラック同時録音のオーディオインターフェース付きMTR
ZOOM / R16 は、8トラックの同時録音、16トラック同時再生が可能なMTR(マルチ・トラック・レコーダー)です。オーディオインターフェース機能を内蔵しており、8トラックをパラでDAWに録音できます。
MTRのため、DAWと接続せず本機単体でもレコーディングできます。ドラムやバンドのレコーディングに最適です。
録音したデータは、USBでDAWへ転送できます。
135種類のエフェクトを内蔵しており、レコーディング時、再生時どちらでも使用できます。
32GBまでのSDカードを使用可能、1トラックの場合100時間以上の録音ができます。
本機を2台接続して16トラック同時録音することもできます。
メーカー/品番 | Zoom / R16 |
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価格 | 27,000円 |
音質(録音) | 24bit / 44.1kHz |
音質(オーディオインターフェース) | 24bit / 96kHz |
パソコンとの接続端子 | USB 2.0 |
入力端子 | コンボ端子 x 8 |
出力端子 | 標準フォーン端子 x 2 |
ヘッドホン出力端子 | 標準フォーン端子 x 1 |
MIDI入出力 | なし |
対応OS | Windows / Mac |
電源 | USBバスパワー/外部電源/電池(単3×6本) |
付属DAW | Cubase LE |
+48V ファンタム電源 | あり (2ch) |
Hi-Z | あり (1ch) |
ダイレクト・モニタリング | 可 |
ループ・バック | なし |




Zoom / U-22

Zoom / U-22 は、モバイルレコーディングやライブパフォーマンスに必要とされる機能を厳選した、2イン/2アウト仕様のオーディオインターフェースです。超コンパクトサイズで、ラップトップやiOSデバイスとの組み合わせに最適です。
低ノイズ設計の高品位マイクプリアンプを搭載し、ボーカルや楽器をピュアな音質で、最高24ビット/96kHzのレゾリューションで録音可能です。
2イン/4アウトの U-24、4イン/4アウトの U-44 もあります。



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