Arturia(アートリア)が、6ボイスのアナログポリフォニックシンセ「PolyBrute」を発表しました。 価格は2,899ドルで、発売日は11月を予定しています。
PolyBruteの特徴
PolyBrute(ポリブルート)は、1ボイスにつき2つのアナログVCOから構成される6音ポリフォニックのアナログシンセサイザーです。 2つのフィルター、3つのエンベロープ・ジェネレーター、3つのLFOを搭載しています。 さらに、モジュレーション・マトリックス、パラメータ・モーフィング、ポリフォニック・シーケンサー、オンボード・エフェクト、リボン・コントローラー、エクスプレッシブコントローラーを搭載しています。 オシレーターはMatrixBruteと同様に、ノコギリ波、トライアングル波、パルス波に加えてUltraSawとメタライザー波を搭載しています。 ノイズジェネレーターを含む信号経路は100%アナログで、音源ごとに選択可能なSteiner-Parkerまたはラダーフィルターに供給されます。 フィルターには、MatrixBruteのルーティング・スイッチとは異なる直列/並列・ブレンド・ノブが追加されました。 3つのADSRエンベロープがあり、1つはオシレーターに作用し、1つはフィルターに作用し、3つ目のエンベロープは好きな場所にルーティングすることができます。LFOは波形の選択が可能です。 モジュレーション・マトリクスには32のデスティネーションを搭載しており、パネル上で素早く設定することができます。 また、64ステップのポリフォニック・シーケンサーとアルペジエーターも搭載されており、複雑なパターンやサウンド・マニピュレーションを行うことができます。 61音のキーボードにはベロシティとアフタータッチの「デラックスアクション」が搭載されています。さらに、木製のリボンコントローラー、モーションレコーダー、3D Morpheéパッドが搭載されています。 Expressive E / Touche のようなMorpheéパッドコントローラーは、複数のパラメーターを組み合わせて2つの異なる設定の間を移動させることができる新しいMorph機能と連動しています。 モーションレコーダーは、シーケンサーに組み込まれたもので、ステップに自動化を加えることができます。 その他の機能としては、豊富なデジタル・エフェクト、プリセットを拡張するためのソフトウェア・ライブラリアンなどがあります。
PolyBruteの仕様・スペック
- アナログモーフィングシンセサイザー
- 6音ポリフォニック
- モノラル、ユニゾン、ポリ・ヴォイシング
- シングル、スプリット、レイヤーモード
- ベロシティとアフタータッチを備えた61鍵盤
- ピッチベンド、モッドホイール、リボンコントローラー
- Morphée タッチ・感圧式3Dコントローラー
- サウンドモーフィング機能、各プリセットにパートAとB
- 2つのアナログVCO
- ノコギリ波
- トライアングル+メタライザー
- 矩形波+パルス幅
- サブ
- リニアFM
- ハードシンク
- ノイズジェネレータ
- ランブルノイズからホワイトノイズまでの連続音
- フィルタールーティングつきのオシレーター/ノイズ・ミキサー
- 12dB/Octシュタイナーパーカーフィルター
- 連続LP>ノッチ>HP>BPモーフィング
- カットオフ、レゾナンス、ブルートファクター
- ディストーション付き24dB/Octラダーフィルター
- 3つのエンベロープジェネレーター
- 2 x ADSR
- 1 x DADSR
- ループ機能
- 3つのLFO
- LFO1、LFO2: 波形選択機能付き
- LFO3: シェイプとシンメトリーを利用した波形整形機能
- レートコントロールとテンポシンク
- 様々なリトリガーオプション
- 3つのステレオデジタルエフェクト
- モジュレーションFX : コーラス、フェイザー、フランジャー、リングモジュレーションなど
- ディレイ : BBD、デジタルディレイなど
- リバーブ : ホール、プレート、スプリング、シマーなど9つのアルゴリズム
- 768個のプリセット・スロット
- 12×32 モジュレーションマトリックス
- 64ステップ・ポリフォニック・シーケンサー
- ステップごとの音符、アクセント、スライド
- 3つのオートメーショントラック
- アルペジエーターとマトリックスアルペジエーター
- ステレオオーディオ出力
- MIDIおよびUSB i/o + アナログクロックi/o
- エクスプレッション2系統、サスティーン1系統のペダル入力
- サイズ : 972 x 378 x 110mm
- 重量 : 20 Kg