この記事では、おすすめのアナログモデリングシンセを紹介します。
アナログモデリングシンセとは
アナログモデリングシンセ(Analog Modeling Syntheseizer)とは、アナログシンセをデジタルで再現したシンセサイザーです。
バーチャルアナログシンセ(Virtual Anaglog Syntheseizer)とも呼ばれます。
操作方法はアナログシンセと同じです。
音色はアナログシンセとほぼ同じですが、若干デジタル特有のカタさがあります。
アナログシンセと比べたときのアナログモデリングシンセの主なメリットは、
- 低価格
- 同時発音数が多い
- 音色の設定を保存可能
です。
おすすめアナログモデリングシンセ
MicroKorg / Korg
MicroKorg / Korg は、2002年の発売から現在まで売れ続けている、超ロングセラーシンセです。
オシレーターには、ノコギリ波、矩形波、サイン波など基本的なアナログ波形に加えて、人声のフォルマントを持ったVOX Waveやデジタル波形64種を搭載しており、多様な音作りが可能です。
エフェクトは、モジュレーション(コーラス、フランジャー、アンサンブル、フェイザー)、ディレイ、EQを搭載しています。
128のプリセットを搭載、自分で作成した音色も保存できます。
小型もマイクが付属しており、ボコーダーとしても使用できます。
付属のソフトを使用して、パソコンで音色を作成できます。
- 最大同時発音数: 4
- 鍵盤: 37鍵 ミニ
- 電源: 電源アダプター/電池(単3 x 6本)
MicroKorg S / Korg
MicroKorg S / Korg は、MicroKorg の上位版にあたるモデルです。
MicroKorgの機能に加えて、内蔵スピーカーの追加、メモリの拡大(プリセット64、ユーザー用64)、お気に入りの音色を8つまでボタンにアサインできるフェイバリット・セレクト機能が追加されています。
- 最大同時発音数: 4
- 鍵盤: 37鍵 ミニ
- 電源: 電源アダプター/電池(単3 x 6本)
MicroKorg XL+ / Korg
MicroKorg XL+ は、MicroKorgのアナログモデリング音源に加えて、サンプリング式音源を追加し、ピアノ、エレピ、オルガンなどの音色を出せるようにしたモデルです。
同時発音数が8に拡大されています。
鍵盤は、ピアノに慣れている片に弾きやすいナチュラルタッチ鍵盤を採用しています。
- 最大同時発音数: 8
- 鍵盤: 37鍵 ミニ ナチュラルタッチ
- 電源: 電源アダプター/電池(単3 x 6本)
Reface CS / Yamaha
Reface CS / Yamaha は、音作りがしやすい8音ポリフォニックのアナログモデリングシンセです。
すべてのパラメーターにスライダーが割り当てられており、メニューの階層などがないため、かんたんに音作りが可能です。
プリセットや音色保存機能はありません。
スピーカー内蔵、電池駆動も可能でポーターブルに使用できます。
- 最大同時発音数: 8
- 鍵盤: 37鍵 ミニ
- 電源: 電源アダプター/電池(単3 x 6本)
Nord Lead A1 / Clavia
Nord Lead A1 / Clavia は、スウェーデンのメーカー Clavia によるアナログモデリングシンセの名機 Nord Lead の最新機種です。
多数のノブ、ボタンで直感的な音作りが可能です。
4パートのマルチティンバーで、4つまでの音色を重ねることができます。
キーボードの領域ごとに別の音色を割り当てたりすることができ、右手と左手で別の音色を演奏することができます。
- 最大同時発音数: 26
- 鍵盤: 49鍵 フルサイズ
- 電源: 電源コード
まとめ
おすすめのアナログモデリングシンセを紹介しました。
その他のおすすめシンセについては、こちらを参照してください。