オーケストラ音源VSTプラグインおすすめ5選【2024年】

VSTプラグイン
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この記事では、おすすめのオーケストラ音源VSTプラグインソフトを紹介します。

おすすめオーケストラ音源VSTプラグインソフト

UVI / Orchestral Suite

コスパのよいオーケストラ音源

UVI ( ユーブイアイ ) / Orchestral Suite は、低価格ながらハイクオリティなサウンドのオーケストラ音源です。

60を超えるクラシック楽器、17000ものサンプルデータにを収録しています。

本格的なフルオーケストラには対応できないものの、ポップスやロックといった軽音楽のジャンルに適したオーケストラサウンドを構築することができます。

キースイッチによる豊富なアーティキュレーションも搭載しておりリアルな表現ができます。

コンボルーションリバーブも搭載しており、著名なホールや教会、大聖堂などの響きを再現できます。

収録されている楽器

  • ブラスアンサンブル、ブラスソロ
  • オーケストラ
  • パーカッション
  • ピッチドパーカッション
  • ストリングスアンサンブル、ストリングスソロ
  • クワイア
  • ウッドウィンズアンサンブル
  • 教会オルガン
  • チェレスタ
  • クラシックギター
  • ハープ
  • ハープシコード
  • フルコーラス

これだけの楽器を収録しながら4GBの小容量でハードディスクを圧迫することがありません。 初めてオケーストラ音源を導入する方におすすめです。

East West / Hollywood Orchestraシリーズ

最高峰のオーケストラ音源

East West ( イーストウェスト ) / Hollywood Orchestraシリーズ は、完全プロ使用のハイエンド・フルオーケストラ音源です。 HOLLYWOOD ORCHESTRAシリーズには下記の4つのソフトがあります。

  • Hollywood Strings:57人編成のストリングス音源
  • Hollywood Brass:金管楽器コレクション
  • Hollywood Orchestral Woodwinds:木管楽器コレクション
  • Hollywood Orchestral Percussion:パーカッション音源

それぞれにDiamond Edition、Gold Editionの2つのグレードがあります。

DiamondとGoldの違いはマイクポジションの数とサンプルのbit数で、Diamondは5つのマイクポジション、24bitサンプル、Goldは1つのマイクポジション、16bitサンプルとなっています。

上記4ソフトのすべてをハイグレードのDiamondで揃えた場合の容量は600GB以上となります。

ソフトの読み込みに時間がかかるため、公式がインストール先にSSDを推奨しているほどの超大容量です。

プロ品質のオーケストラサウンドを求める方におすすめです。

East West / Hollywood Orchestraシリーズ

East West / Quantum Leap Symphonic Orchestra

定番オーケストラ音源

East West / Quantum Leap Symphonic Orchestra は、定番のオーケストラ音源です。

略してQLSOとも呼ばれています。

オーケストラの主要なストリングス、木管、金管、パーカッション全てを収録しており、音質も最高クラスです。

ソロ、アンサンブルのサンプルが収録されており、大人数構成のオーケストラも完璧に再現できます。

アーティキュレーション(奏法)も豊富で、壮大で迫力あるリアルなオーケストラサウンドをつくることができます。

デフォルト状態で音が作り込まれているため、そのまま打ち込むだけでハイクオリティなオーケストラサウンドを構築できます。

もちろん音作りはかなり細かいところまで追い込むこともできます。

ポップスやロックをメインにしている方なら、デフォルト状態で十分なサウンドが得られます。

オーケストラの知識が無くても本格的なオーケストラサウンドに仕上げられる音源です。

  • Silver
  • Gold
  • Platinum
  • Platinum Plus

の4つのグレードがあり、目的に合わせて選択できます。

「Platinum」と「Gold」の違いは収録マイク位置の数のみで、音質、表現出来るアーティキュレーション(奏法)に違いはありません。

「Silver」については表現出来るアーティキュレーションが少なくなります。

オーケストラ主体の音楽をつくるのでなければ「Silver」でも対応できるでしょう。

オーケストラ主体の音楽をつくる場合は、「Platinum Plus」がおすすめです。

最上位版「Platinum Plus」はアーティキュレーションの制限もなく、3つのマイクポジションで収録した24bitのライブラリが使用できます。

ただし、総容量は164GBもあるので、読み込みが高速なSSDにインストールすることが望ましいです。

East West / Quantum Leap Symphonic Orchestra

IK Multimedia / Miroslav Philharmonik

コスパのよいオーケストラ音源

IK Multimedia ( アイケーマルチメディア ) / Miroslav Philharmonik は、手の届きやすい価格の本格的オーケストラ音源です。

同価格帯ではかなり音質が良く、楽器やアーティキュレーションも充実しておりコスパのよいプラグインです。

フルオーケスラを実現する多数の楽器と奏法が1000以上のハイレゾサンプル・55GBを超えるライブラリデータで収録しています。

内蔵エフェクトによってソフト内でのミキシング・マスタリングも可能です。

は、単独のVST Instrumentとしてだけでなく同社のマルチ音源であるSampleTank 3の追加ライブラリーとしても使えます。

また、DAW内のプラグインとしてだけではなく、スタンドアロンの音源としても使うことができます。

収録されている音自体が実際にホールで演奏しているようなサウンドのため、EQやリバーブをあれこれ操作する必要がなく、 ミックスが苦手な方でもかんたんにリアルなオーケストラサウンドを作れます。

壮大なイメージの映画音楽、ファンタジー系のゲーム音楽、ポピュラー・ミュージックのバラードアレンジなど、さまざななジャンルにおすすめのオーケストラ音源です。

Vienna / Symphonic Library Special Edition シリーズ

定番のプロ用オーケストラ音源

Vienna / Symphonic Library Special Edition シリーズ は、EastWest / QLSOと肩を並べるプロクオリティのオーケストラ音源です。

オーケストラで最もよく使われる基本的なインストゥルメントとアーティキュレーションを収録しており、価格も比較的リーズナブルです。

合計で28のインストゥルメント(アンサンブル形式も含む)を収録し、全てのストリングスとウィンズ(金管&木管)には、サスティンやスタッカートといった基本的なアーティキュレーションのほか、Vienna Symphonic Library(ビエナ・シンフォニック・ライブラリ)社シリーズの最大の特徴ともいえる “レガート・パフォーマンス” を収録しています。

Vienna Instrumentsソフトウェア・プレイヤーのアルゴリズムによって、直感的に、スムーズでリアルなレガートフレーズを演奏することができます。

『Vienna Special Edition Vol.2』、『Vienna Special Edition Vol.3』、『Vienna Special Edition Vol.4』により、インストゥルメントとアーティキュレーションを拡充することができます。

録音された音は非常にドライな質感を持っています。

良質なリバーブと組み合わせることで、幅広いジャンルの音楽に対応できます。

一方で、高音質に仕上げるには多くの知識と技術が必要なので、中級者から上級者向けの音源と言えるでしょう。

Vienna / Symphonic Library Special Edition

まとめ

おすすめのオーケストラ音源を紹介しました。 おすすめのストリングス音源については、こちらを参照してください。

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