この記事では、おすすめのストリングス音源VSTプラグインソフトを紹介します。
- おすすめストリングス音源VSTプラグインソフト
- Session Strings / Native Instruments
- Symphony Series / Native instruments
- SWAM Solo Strings / Audio Modeling
- Chamber Strings / Spitfire Audio
- Symphonic Strings / Spitfire Audio
- Albion One / Spitfire Audio
- Solo Strings / Spitfire Audio
- Vienna Chamber Strings 1 / Vienna Symphonic Library
- Vienna Orchestral Strings / Vienna Instruments
- LA Scoring Strings 3 / Audiobro
- Cinematic Studio Stirngs / Cinematic Strings
- Cinematic Studio Solo Strings / Cinematic Strings
- Hollywood Strings / EastWest
- Labs Strings / Spitfire Audio(フリー)
- まとめ
おすすめストリングス音源VSTプラグインソフト
Session Strings / Native Instruments
Session Strings は、ソフトシンセなどで有名なNative Instruments社のストリングス音源です。
Native Instrumentsの定番バンドル Komplete に収録されているため、ユーザーはかなり多く人気のストリングス音源です。
情報が豊富なので、何か合っても検索すれば、ほぼ解決できます。
Session Strings には「無印」と「Pro」の2種類があります。
「無印」は、11人編成のストリングアンサンブルで、コンテンポラリーな楽曲に適した緻密なサウンドと創造力を刺激するアシスタント機能を搭載しています。
ポップ、R&B、ダンストラック、モダンなスコアに最適です。
「Pro」は、多機能な22人編成のストリングアンサンブル(8つのバイオリン、6つのビオラ、4つのチェロ、4つのベース)で、繊細なリアリズムを表現するモダンなサウンドと豊富なしゅるいのアーティキュレーションを搭載しています。
「無印」と「Pro」の大きな違いはサウンドや奏法の種類が多さです。
特に設定しなくても立ち上げてすぐに使えるので、かんたんにストリングスを打ち込みたいという方におすすめです。
オーケストラの打ち込みに使うこともできます。
Symphony Series / Native instruments
Symphony Series / Native instruments は、オーケストラサウンドに適したストリングス音源です。
60人編成のストリングセクションを録音しています。
38のアーティキュレーション、4本のマイクミックス、内蔵エフェクト、人間工学に基づいたコントローラーにより細かなニュアンスを再現できます。
、映画音楽やゲーム、シネマティックスコアプロジェクトなどに最適です。
Native instruments のバンドル Kompleteに収録されています。
SWAM Solo Strings / Audio Modeling
SWAM Solo Strings / Audio Modeling は、最高峰のソロストリングス音源です。
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス(ダブルベース)の音源が収録されています。
他のストリングス音源のほとんどがサンプリング式であるのに対し、本ソルトSWAM Solo Stringsは物理モデリング合成を用いています。
物理モデリングは、シンセサイザーの一種で非常にリアルな音をリアルタイムに合成できる方式で、音色を自由に調整することができます。
サンプリング音源と異なり、ソフトの容量が非常に小さいです。
また、ソフトの立ち上げにも時間がかかりません。
しかし、CPU負荷は高いです。
残響のないドライな音色のため、どんなジャンルにも使えます。
使える音を打ち込むには技術が必要ですが、適切に使えば非常に質の高い音を出すことができます。
Chamber Strings / Spitfire Audio
Chamber Strings は、イギリスのメーカーSpitfire Audioの大人気のストリングス音源です。
1st ヴァイオリン、2nd ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、バスという5つのパートが収録されています。
ダイナミクスや、ビブラートもかなり細かく調整でき、音色のクオリティも高いです。
室内楽向けの音源ですが、適度な人数で、ドライな音にもできるのでポップスにも向いています。
マイクポジションはClose、Tree、Ambientの3つが用意されており、個別にボリュームを調整することで楽曲に合わせて、距離感やアンビエンスを自由に調整できます。
奏法も充実しており、打ち込み時に困ることはないでしょう。
Symphonic Strings / Spitfire Audio
Symphonic Strings は、イギリスのメーカーSpitfire Audioによるシンフォニック用ストリングス音源です。
総勢60名の奏者による175ものアーティキュレーションが3つのマイクポジションで収録されています。
3つのマイクポジションを混ぜ合わせることができ、ドライな音から残響の豊かなウェット音まで自由自在に調整できます。
各ストリングスセクションだけでなくアンサンブルもあり、幅広い用途に使えます。
鍵盤を弾いただけで使える音がでるため、使いやすい音源です。
同社のChamber Stingsがよりポップス向けであるのに対し、本ソフトSymphonic Stringsは、大人数ということもありオーケストラや映画音楽に向いた音源です。
Albion One / Spitfire Audio
Albion One / Spitfire Audio は、映画音楽やゲーム音楽に向いたストリングス音源です。
多数のアーティキュレーションやパターンが収録されています。
スクウェア・エニックスの作曲家である鈴木光人氏も愛用しており、実際にFFシリーズのゲーム音楽制作にも使われています。
Solo Strings / Spitfire Audio
Solo Strings / Spitfire Audio は、同社の「Spitfire Chamber Strings」「Spitfire Symphonic Strings」と同じ場所・機材・マイクボジションで収録したソロ・ストリングス音源です。
ヴァイオリン・ビオラ・チェロ・バスを収録しています。
Vienna Chamber Strings 1 / Vienna Symphonic Library
Vienna Chamber Strings 1 / Vienna Symphonic Library は、プロもよく使っている定番のストリングス音源です。
Vienna Symphonic Libraryは、オーストリア・ウィーンを拠点とするオーケストラ音源で有名なメーカーです。
小規模な編成で、ヴァイオリン6人、ヴィオラ4人、チェロ3人、ダブルベース2人で構成されています。
室内楽用の音源ですが、編成が丁度よく、音もドライなのでポップスにも向いています。
キースイッチで切り替えられるアーティキュレーションも豊富です。
また、繰り返し同じノートを発音しても自然に聞こえるラウンドロビン機能も装備しています。
音がよく細かな調整もできますが、よい音を出すには丁寧な打ち込みが必要です。
Vienna Orchestral Strings / Vienna Instruments
Vienna Orchestral Strings / Vienna Instruments は、クラシック音楽からポップスまで幅広く使えるドライなストリングス音源です。
見やすいインターフェイスで、設定もわかりやすいので初めてストリングス音源を購入する方におすすめです。
Vienna Orchestral Stringsは「1」と「2」の2種類があります。
- 1 : バイオリン、ビオラ
- 2 : チェロ、コントラバス
4種のパートを揃える場合は、1&2がセットになっているバンドルがお得です。
LA Scoring Strings 3 / Audiobro
LA Scoring Strings 3 / Audiobro は、最高の音質と評価されているストリングス音源です。
通称LASS(ラス)と呼ばれています。
著名な作曲家でありプロデューサーであるアンドリュー・ケレステス氏が率いて開発されました。
オーケストラのストリングス音源としては、最高峰の音質と評価されています。
細かい人数設定が可能で、一つ一つのサンプルのクオリティが高いため、上手に打ち込めば、本物のオーケストラかプラグインか聴き分けられないほどの音作りができます。
残響がまったく含まれていない音なので、自分で好きなリバーブを使って空間を作ることができるプロ仕様の音源です。
オーケストラからポップ、ロックまで幅広く使えます。
注意点は、奏法を切り替えるキースイッチがないため、奏法やパートごとにトラックを分ける必要があることです。
トラック数が多くなってしまい、打ち込みが面倒なので、手軽に打ち込みたいという初心者の方には向かないかもしれません。
最高レベルの音質を求める方におすすめです。
Cinematic Studio Stirngs / Cinematic Strings
Cinematic Studio Stirngs / Cinematic Strings は、映画音楽向けのストリングス音源です。
ハリウッド映画の制作などでも使われており、音質は保証付きといえます。
多機能で幅広い音作りが可能ですが、手軽に打ち込みたい方には少し面倒かもしれません。
Cinematic Studio Solo Strings / Cinematic Strings
Cinematic Studio Solo Strings / Cinematic Strings は、その名の通り映画音楽向けのソロストリングス音源です。
同社の「Cinematic Studio Stirngs」に合うようにつくられており、相性は抜群です。
もちろん、単体でも奥深い表現ができます。
ソロバイオリン、ヴィオラ、チェロが収録されており、ソロだけでなくカルテットの表現も可能です。
Hollywood Strings / EastWest
Hollywood Strings / EastWest は、オーケストラ音源で有名なEastWestによるストリングス音源です。
豊かなリバーブのある音ですが、設定により比較的ドライな音にすることもできます。
音源の種類が豊富なため、オーケストラのことがよく分からなくても、パッチを選ぶだけでリアルな音を出すことができます。
打ち込みもかんんたんなため、初心者の方でも使いやすいストリングス音源です。
Labs Strings / Spitfire Audio(フリー)
Labs / Spitfire Audio は、無料のサンプラープラグイン&音源ライブラリーです。
Labs Strings は、14人の弦楽器奏者をヴィンテージマイクで録音したストリングス音源ライブラリーです。
LABS — Free Virtual Instruments
まとめ
おすすめのストリングス音源を紹介しました。
おすすめのオーケストラ音源については、こちらを参照してください。