この記事では、ヘッドホンでスピーカーやミキシングルームの音を再現するプラグインを紹介します。
ヘッドホンでミックスしていて「定位や奥行きが分かりにくい」という方は、ぜひ参考にしてください。
ミックスにおすすめのヘッドホンは、以下のページで紹介しています。
おすすめヘッドホンミックス用プラグイン
NX / Waves
Waves Nxは、リアルな3Dサウンド体験を実現するためのオーディオミキシング用プラグインです。
ヘッドトラッキング技術により、実際の部屋での音の振る舞いをシミュレートし、より自然で没入感のあるリスニング体験を可能にします。
また、複数のサラウンドフォーマットに対応し、音場の調整も可能なため、ユーザーの好みに合わせたリスニング体験が可能なプラグインです。
- ヘッドトラッキングテクノロジー: Waves Nxはユーザーの頭の動きを追跡し、それに応じて音場を調整することでリアルな3Dサウンド体験を提供します。
複数のサラウンドフォーマットをサポート: Waves Nxは7.1、5.1、Dolby Atmosを含むマルチサラウンドフォーマットをサポートします。
調整可能な音場: 音場をユーザーの好みに合わせて調整できるので、リスニング体験をカスタマイズすることができます。
Ambisonics対応: Waves NxはAmbisonicsをサポートしており、ユーザーは没入感のある3Dオーディオミックスを作ることができます。
リバーブとEQのコントロール: プラグインにはリバーブとEQのコントロールも含まれており、ミックスのサウンドを調整することができます。
Re-Head / Blue Cat Audio
Re-Head / Blue Cat Audioは、リアルなリスニング体験を実現するためのオーディオミキシング用プラグインです。
ヘッドホンの周波数特性を調整するためのシンプルなインターフェイスを備えており、ユーザーの好みに合わせて音を調整することができます。
また、3Dバーチャルルームシミュレーターを搭載しており、実際の部屋の音をシミュレートすることができます。
さらに、人気のあるヘッドホン用のプリセットが含まれており、素早く簡単にサウンドを調整することができます。
- 周波数特性コントロール: ヘッドホンの周波数特性を調整することができ、ユーザーの好みに合わせて音を調整することができます。
3Dバーチャル・ルーム・シミュレーター: 3Dバーチャルルームシミュレーターが含まれており、実際の部屋の音をシミュレートすることができます。
ヘッドホン用プリセット: 一般的なヘッドフォンのプリセットを収録しているので、手軽にサウンドを調整することができます。
EQコントロール: EQコントロールを搭載しており、ミックスの微調整が可能です。
CanOpener Studio / Goodhertz
CanOpener Studio / Goodhertzは、透明性の高いヘッドホン・リスニング・プロセッサーです。
CanOpener Studioのクロスフィードアルゴリズムは、ヘッドホンをよりスピーカーのように動作させることで、ハイエンドスピーカーを精密に調整された部屋で聴くような豊かな音響体験を再現することが可能です
- 透明性のあるグッドヘルツ・クロスフィード・アルゴリズム
- 豊富なモニター機能: モノラル,フリップL/R,極性,ディム,バランス,コンペンセーション
- ソフトスタート: 大音量のトランジェントを回避し、穏やかに再生を開始します。
セーフゲイン: イコライザーやクロスフィードの設定に関わらずクリッピングを回避します。
まとめ
おすすめのヘッドホンミックス用プラグインを紹介しました。
ミックスにおすすめのヘッドホンとスピーカーは、以下のページで紹介しています。