DTMの始め方!初心者は何から?必要な機材・やることを解説

DTM知識
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DTMを始めたいと思っても、

  • 「何をそろえればよいのか」
  • 「何を学べばよいのか」
  • 「どんな練習をすればよいのか」

など、いろいろと分からないものです。

そこで、この記事ではDTM初心者が、オリジナル曲をつくれるようになるまでにやるべきことを解説します。

やることは以下の4つです。

  1. 機材をそろえる
  2. 音楽理論を学ぶ
  3. 好きな曲をコピーする
  4. コピーした曲を元にオリジナル曲をつくる

これからDTMを始めたいという方は、ぜひ参考にしてください。

DTMとは?

DTMとはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、パソコンを使用して音楽を作る事です。

パソコンにインストールされたDAWソフトを中心にして音楽を制作します。

現在では、ほぼすべての音楽の制作にパソコンが使われています。

音楽をつくりたいならDTMのスキルは、欠かすことのできない重要な技術です。

1. 必要な機材をそろえる

DTMを始めるには、まず必要な機材をそろえなければなりません。

DTMに必要な機材は、主に以下の5つです。

  • パソコン(必要)
  • DAW(必要)
  • ヘッドホンまたはスピーカー(どちらか必要)
  • オーディオインターフェイス(なくてもよい)
  • マイク(なくてもよい)

パソコン

パソコン

パソコンはDTMには欠かせない機材です。

WindowでもMacでも、問題なく使えます。

価格を安くすませたいならWindowsがおすすめです。

同程度のスペックならMacよりWindowsのほうが安いです。

Windowsのノートパソコンで、DTMができるスペックのものだと9万円ぐらいで買えます。

ノートパソコンでもデスクトップパソコンでもよいですが、モニターが大きいほうが作業しやすいです。

パソコンに必要なスペックは以下の通りです。

スペック最低限理想的
CPUCore i5Core i7
メモリ8GB16GB
ストレージ256GB1TB

本格的にDTMをやるつもりなら、最低限のスペックでは足りなくなるので、余裕のあるスペックのものがおすすめです。

DTMにおすすめのパソコンは、https://dtmhacker.com/pc-select/で紹介しています。

DAW

cubase

DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)は、音楽制作に必要な機能がすべて入ったソフトウェアです。

打ち込みや録音から、最終的なファイルの書き出しまで、音楽制作の全行程をDAWだけでできます。

DAWには、いろんな種類がありますが、初心者はユーザー数を多いものを選んでおくのが無難です。

ユーザーが多いと、ネット上の情報などが多いので、分からないことがあったときに解決しやすいです。

日本でユーザーが一番多いDAWは、「Cubase」です。

クセのないDAWなので初心者の方におすすめです。

おすすめDAWについては、https://dtmhacker.com/daw-best/で詳しく解説しています。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスは、パソコンとスピーカー、ヘッドホン、マイクなどを仲介して音の入出力をするための機器です。

パソコンのヘッドホン端子に、ヘッドホンを接続して使うこともできますが、オーディオインターフェイスを使ったほうが音質がよいです。

パソコンのヘッドフォン端子からの出力で十分な場合や、歌や楽器の録音をすることがない場合は、必ずしも必要な機材ではありません。

まずは、オーディオインターフェースなしでDTMを始めて、必要性を感じたら導入するというやり方でもよいです。

おすすめのオーディオインターフェイスは、https://dtmhacker.com/audio-interface-best/で紹介しています。

スピーカー/ヘッドホン

スピーカー
ヘッドホン

スピーカーとヘッドホンは、音を鳴らすためにどちらかは必要です。

DTMでは、音楽制作用につくられたモニタースピーカーやモニターヘッドホンが使われます。

モニタースピーカーやモニターヘッドホンは、音に加工をせずそのままの音質で再生できるように設計されているものです。

一般的なスピーカーやヘッドホンは、迫力を出すために低音と高音を強調するなどの味付けがしてあります。

モニター用でないスピーカーやヘッドホンでも、DTMをやることはできます。

しかし、本格的にDTMをやるならモニタースピーカーやモニターヘッドホンを使うのがおすすめです。

おすすめのモニタースピーカー、モニターヘッドホンは下記のページで紹介しています。

https://dtmhacker.com/speaker-best/ https://dtmhacker.com/headphone-best/

MIDIキーボード

midiキーボード

MIDIキーボードは、キーボードを使ってフレーズをDAWに入力するためのものです。

MIDIは、鍵盤などの演奏情報を複数の機器間で送受信するためのデータの規格です。

MIDIキーボードを弾くと、その演奏情報がパソコンへ送られます。

MIDIキーボードなしでも、マウスでポチポチ入力していくこともできます。

しかし、MIDIキーボードを使ったほうが圧倒的に作業効率がよいのであったほうがよいです。

ピアノなどの鍵盤楽器を弾けなくても、メロディを考えたり、音色を選んだりするときにあると便利なので、鍵盤楽器を弾けない方でもMIDIキーボードを使うことをおすすめします。

おすすめのMIDIキーボードは、https://dtmhacker.com/midi-controller-best/で紹介しています。

マイク

マイク

歌を録音するならマイクが必要です。

マイクは、オーディオインターフェイスに接続して使います。

マイクを使う場合は、オーディオインターフェイスを用意しておく必要があります。

おすすめのマイクは、https://dtmhacker.com/mic-best/で紹介しています。

2. 音楽理論を学ぶ

作曲をするには、音楽理論を知っておく必要があります。

音楽理論とは、音楽を構成するための手法を体系立てて説明したものです。

音楽は、感覚的に思いつきでつくられているわけではなく、しっかりとした理論があり、その理論に基づいて作られています。

音楽理論を学ぶことで、既存の曲がどのように作られているのかを理解したり、理論に基づいたしっかりとした作曲をしたりすることができるようになります。

音楽理論を学ぶには、下記の本がおすすめです。

音楽理論のすべてではなく、ポップス・ロックなどの作曲・アレンジに必要な基本的な部分を重点的に解説しています。

作曲初心者の方におすすめです。

音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ / いちむらまさき
音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ / いちむらまさき

独学では難しいという方は、音楽スクールに通って学ぶことをおすすめします。

音楽理論に強いスクールは、https://dtmhacker.com/school-best/で紹介しています。

3. 好きな曲をコピーする

機材もそろって音楽理論も学んだら、自分が作りたい音楽に近い曲をコピーしてみましょう。

コピーをすることで、音楽が理論的にどのように作られているのかをより理解することができます。

また、音を真似していく過程でDAWでの音作りの技術も向上していきます。

まずは、同じようなタイプの曲を3曲コピーしてみましょう。

そのタイプの音楽がどう作られているのかがつかめてきます。

コピーする曲は、なるべくシンプルでコピーしやすそうなものを選びましょう。

3曲コピーできたら、オリジナル曲の作成を始めましょう。

4. オリジナル曲をつくる

好きな曲をコピーできたらオリジナル曲をつくってみましょう。

オリジナル曲はゼロからつくのではなく、すでにある曲をコピーして、それらを組み合わせたり、少し変えたりして作るのがおすすめです。

DTM初心者が、ゼロからオリジナル曲をつくろうとしても、うまくいかず、曲を完成させられないことが多いです。

練習だと思って、オリジナリティにはあまりこだわらず、とりあえず曲を完成させることを優先しましょう。

同じジャンルの似たような曲を何曲もコピーして、それを元にオリジナル曲をつくるという過程を繰り返すうちに、そのジャンルの音楽の作り方がつかめてきます。

つくり方がつかめてきたら、ゼロからの作曲に挑戦してみましょう。

まとめ

DTM初心者がやることについて解説しました。

  1. 機材をそろえる
  2. 音楽理論を学ぶ
  3. 好きな曲をコピーする
  4. オリジナル曲をつくる

この記事を参考に、DTMを始めてみてください。

DTMのおすすめ本は、https://dtmhacker.com/book-best/で紹介しています。