FX Collection 4 のセール情報・安く買う方法
Arturia のセール情報は下記ページにまとめています。
FX Collection 4 とは
FX Collection 4 は、Arturia社のエフェクトプラグインのバンドルです。
収録されているエフェクトは、コンプレッサー、ディレイ、リバーブ、プリアンプ、フィルターなど、計30種のプラグインです。
多くはクラシックなアナログ・ハードウェアをモデリングしたものです。
エフェクトは、トゥルー・アナログ・エミュレーション(TAE)とフィジカル・モデリング・テクノロジー(Phi)を使用して、精度の高い回路モデリングで設計されています。
各プラグインには、ルック・アヘッド・トラッキング、エンベロープ・フォロワー、サイドチェーン機能、プリ/ポストEQなどの高度な機能も搭載されています。
プリセットのライブラリには、オリジナルのハードウェア・エフェクトを使用したエンジニアやスタジオに基づいた設定が用意されています。
アプリ内のチュートリアルでは、プラグインを使いながらステップバイステップのガイドでプラグインの使い方を学ぶことができます。
FX Collection 4 で追加されたプラグイン
REV LX-24
Rev LX-24 は、1978年に発売されたデジタルリバーブの名機Lexicon 224のクローンプラグインです。
Lexicon224は、現在でも人気が高く現役で使われています。
実際の空間の残響を再現するという点では、現在のコンボリューションリバーブに劣りますが、ヴィンテージなデジタルリバーブのサウンドは、ポップスやロックなどによく合います。
ホール系、ルーム系、プレート系など、8種類のリバーブアルゴリズムを備えています。
Arturia版では、3つの動作モード(Vintage 12, Vintage 24, Modern)を備えていて、Vintageモードはサンプルレートがオリジナル同様の20,480Khzで、Vintage 12は12bitで、Vintage24は24bitで動作し、ザラついたヴィンテージ感あるリバーブサウンドが得られます。Modernモードでは、DAWのサンプルレートで動作し、現代的でクリーンなサウンドになります。
また、各パラメーターをグラフィカルに表示するAdvanced画面を備えています。Advanced画面では、Mode Enhancement、Decay Optimization、Reverb Diffusionを調整できます。
さらに、追加機能であるインプットのドライブとハイパスフィルター、ダッキング用のコンプレッサー、Brightness、ステレオ幅の調整も可能です。
Dist COLDFIRE
Dist Coldfire は、多機能でフレキシブルなディストーションプラグインです。
特定のハードウェアのクローンではなく、オリジナル設計のエフェクトです。
モダンな設計で使いやすく、これ一台でマイルドなサチュレーションから、破壊的なディストーションサウンドまで、幅広い歪みサウンドを生み出すことができます。
構成は、2ステージのディストーションセクション、ダイナミクスエフェクト、フィードバックエフェクト、モジュレーターとなっています。
2つのディストーションセクションはフレキシブルなルーティングが可能で、Serial、Parallel、Stereo、Mid/Side、Band Splitの5種類から選択できます。
ディストーションのタイプは、Bit Inverter、Bit Crusher、Wavefolder、Rectifier、Waveshaper、Transformer、Force、Tape、Tube、Germanium、Transistorの11種から選択できます。暖かなアナログ感ある歪みからデジタルのハードな歪みまで、多様な質感のサウンドを得られます。
ディストーションセクションの前段と後段には、それぞれフィルターが設置されています。
ダイナミクスエフェクトは、Compressor、Multiband、Limterの3種から選択できます。
フィードバックエフェクトは、サウンドを荒々しくし、過激なノイズを生み出します。
モジュレーションは、6つのスロットが用意されており、それぞれLFO、ファンクションジェネレーター、エンベロープフォロワー、ステップシーケンサーの4種から選択できます。
Rotary CLS-222
Rotary CLS-222は、Dynacordロータリー・スピーカー・エミュレーターを再現したもので、シルクのように滑らかなステレオ・スワールから、回転するシンクロ・パターンまで、あなたのサウンドに幅と勢い、そしてアナログ・キャラクターを瞬時に追加するクリエイティブなプラグインとして生まれ変わりました。
Filter MS-20
Filter MS-20 は、アナログシンセの名機 MS-20 / Korg のフィルターセクションを取り出してエフェクト化したプラグインです。
モジュレーションをかけたフィルターとディストーションで破壊的なサウンドを生み出すことができます。
MS-20のフィルターは、ハイパスフィルターとローパスフィルターの2つのフィルターで構成されています。
ArturiaのFilter MS-20では、多数の機能が追加されています。
フィルターセクションには、ハイパス・ローパスの2つのカットオフ周波数を連動して操作するMaster Cutoffノブ、左右でフィルターの特性を変えて、音をワイドにするStereoノブが追加されています。
オリジナルのMS-20にはない、ディストーションセクションには、ローカット、ハイカットフィルターを備えています。ディストーションとフィルターの順番を変更でき、フィルターの前または後にディストーションをかけることができます。
下部のモジュレーションセクションには、エンベロープフォロワー、ステップシーケンサー、カーブを自由に描けるファンクションジェネレーターを備えています。フィルターのカットオフやレゾナンス、ドライブなどを自由にモジュレーションすることができます。
FX Collection 4 の新機能
プラグインアップグレード
Efx FRAGMENTSのために、異なるオーバーサンプリング品質の追加から40の新しいプリセットと更新されたモジュレーションワークフローまで、多くのエフェクトがアップグレードされています。
リサイジング
V Collectionと同様に、FX Collectionのすべてのプラグインは、インターフェイスの隅をクリックしてドラッグするだけで、サイズを変更できるようになりました。
アクセシビリティ
FX Collection 4では、V Collectionと同じ音声合成機能を導入し、視覚に障がいのある制作者の方にもスムーズな制作ワークフローを提供します。
互換性
FX Collectionのすべてのエフェクトが、NKS VST3およびMac M1 AAXに対応しました。
FX Collection 4 の収録プラグイン
ディストーション
Dist COLDFIRE
Dist Coldfire は、多機能でフレキシブルなディストーションプラグインです。
特定のハードウェアのクローンではなく、オリジナル設計のエフェクトです。
モダンな設計で使いやすく、これ一台でマイルドなサチュレーションから、破壊的なディストーションサウンドまで、幅広い歪みサウンドを生み出すことができます。
構成は、2ステージのディストーションセクション、ダイナミクスエフェクト、フィードバックエフェクト、モジュレーターとなっています。
2つのディストーションセクションはフレキシブルなルーティングが可能で、Serial、Parallel、Stereo、Mid/Side、Band Splitの5種類から選択できます。
ディストーションのタイプは、Bit Inverter、Bit Crusher、Wavefolder、Rectifier、Waveshaper、Transformer、Force、Tape、Tube、Germanium、Transistorの11種から選択できます。暖かなアナログ感ある歪みからデジタルのハードな歪みまで、多様な質感のサウンドを得られます。
ディストーションセクションの前段と後段には、それぞれフィルターが設置されています。
ダイナミクスエフェクトは、Compressor、Multiband、Limterの3種から選択できます。
フィードバックエフェクトは、サウンドを荒々しくし、過激なノイズを生み出します。
モジュレーションは、6つのスロットが用意されており、それぞれLFO、ファンクションジェネレーター、エンベロープフォロワー、ステップシーケンサーの4種から選択できます。
Dist TUBE-CULTURE
Dist Tube-Culture は、ラック式の真空管ディストーションエフェクト Culture Vulture, Ultra Vulture / Thermionic Culture をモデリングしたプラグインです。
真空管ならではの暖かみあるディストーションサウンドが得られます。EQも内蔵されていて、これ一台ですばやく音を整えることができます。
Driveノブでは、歪みの量を調整します。
Biasノブでは、電流の量を調整します。Biasを下げると音が細くなり、上げると音が太くなりますが、上げすぎると音がまた細くなります。
Functionノブでは、歪みの種類を選択します。T(triode)は暖かみある偶数倍音をP(pentode)は、スッキリとした奇数倍音を生み出します。
Presenceスイッチは、高域の強調を調整します。
右側には、実機にはないMixノブが追加されています。
下段左のInputセクションには、チャンネルの選択、歪ませる前のローカット・ハイカットフィルター、ダイナミクスエフェクトがあります。
下段右のOutputセクションには、歪ませた後のローカット・ハイカットフィルター、チルトEQがあります。
Dist OPAMP-21
Dist OPAMP-21は、アンプに似たダイレクトなサウンドで知られるギターペダルのカルトクラシックにインスパイアされたディストーションとサチュレーションエフェクトです。DAW制作用に強化されたスタジオの伝説的なエフェクトで、ミックスカットのパンチ、ハーモニックカラー、純粋な攻撃性をあらゆるサウンドに追加します。
スペシャル&リバーブ
Rev LX-24
Rev LX-24 は、1978年に発売されたデジタルリバーブの名機Lexicon 224のクローンプラグインです。
Lexicon224は、現在でも人気が高く現役で使われています。
実際の空間の残響を再現するという点では、現在のコンボリューションリバーブに劣りますが、ヴィンテージなデジタルリバーブのサウンドは、ポップスやロックなどによく合います。
ホール系、ルーム系、プレート系など、8種類のリバーブアルゴリズムを備えています。
Arturia版では、3つの動作モード(Vintage 12, Vintage 24, Modern)を備えていて、Vintageモードはサンプルレートがオリジナル同様の20,480Khzで、Vintage 12は12bitで、Vintage24は24bitで動作し、ザラついたヴィンテージ感あるリバーブサウンドが得られます。Modernモードでは、DAWのサンプルレートで動作し、現代的でクリーンなサウンドになります。
また、各パラメーターをグラフィカルに表示するAdvanced画面を備えています。Advanced画面では、Mode Enhancement、Decay Optimization、Reverb Diffusionを調整できます。
さらに、追加機能であるインプットのドライブとハイパスフィルター、ダッキング用のコンプレッサー、Brightness、ステレオ幅の調整も可能です。
Rotary CLS-222
Rotary CLS-222は、Dynacordロータリー・スピーカー・エミュレーターを再現したもので、シルクのように滑らかなステレオ・スワールから、回転するシンクロ・パターンまで、あなたのサウンドに幅と勢い、そしてアナログ・キャラクターを瞬時に追加するクリエイティブなプラグインとして生まれ変わりました。
Efx FRAGMENTS
Efx Fragments / Arturia は、グラニュラーシンセシスを用いたエフェクトプラグインです。
入力された音をリアルタイムで細分化し再合成します。
グリッチなスタッター、ざらついたステレオのアンビエンス、実験的なテクスチャなど、あらゆるサウンドを次世代のグラニュラープロセッシングで探求できます。
Rev PLATE-140
Rev Plate-140 / Arturia は、1957年に発売されたプレートリバーブの名機 EMT 140 のモデリングプラグインです。
プレートリバーブならではの、なめらかできめ細やかなリバーブサウンドが得られます。ボーカルにリッチなテクスチャーを加えたりやスネアをワイドに広げたりするのに最適です。
左側のプリアンプセクションでは、入力信号に真空管の歪みを加え、ザラつきのある劣化したリバーブ音を生み出すことができます。
中央のリバーブセクションでは、音質の異なる3つのモデル(Punchy Classic EMT、Modern)を選択できます。ディケイタイムの調整も行えます。
右側では、ドライ/ウェットとステレオ幅の調整を行います。
下部では、プリディレイが調整できドライ音とリバーブ音の間隔を空けてドライ音をはっきりと聞かせることができます。ハイパスフィルターでは、低域の濁った残響をカットします。
Modulationでは、リバーブ音のピッチにゆらぎをかけることができます。リバーブ音の質感を変えることで、ドライ音との分離をよくすることができます。
Post Equalizerセクションでは、ローシェルフ・ハイシェルフフィルターでリバーブ音を明るくしたり暗くしたりすることができます。
Rev INTENSITY
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Rev INTENSITYは、無限のモジュレーションの可能性を持つArturiaオリジナルのデジタル・アルゴリズム・リバーブです。
Rev SPRING-636
Rev Spring-636 / Arturia は、8種のスプリングリバーブをモデリングしたプラグインです。
クランチーなヴィンテージ・ゲルマニウム・プリアンプを搭載しています。
プリアンプ&EQ
Tape MELLO-FI
Tape Mello-Fi は、1960年代に開発されたテープ式のサンプリングキーボードMellotronのサウンドを再現したテープシミュレータープラグインです。
テープならではの暖かみのあるローファイサウンドを生み出します。
インターフェイスやパラメーターがシンプルで分かりやすいので、テープマシンの仕組みを知らなくてもかんたんに使うことができます。一般的なテープシミュレーターのようなテープスピードやバイアスなどの設定は不要です。
左側のPreAmpセクションでは、Driveノブで過入力による歪みの量を調整し、Toneノブでは音質を、Noiseノブではテープノイズの量を調整します。
真ん中のTapeセクションでは、FlutterノブとWowノブで回転ムラによるピッチのゆらぎの強さを調整し、Wearノブではテープの劣化による音質劣化の強さを、Mecanicalノブではメカニカルノイズの強さを調整します。
右側にはテープストップエフェクト、ローパス・ハイパス・フィルターがあります。
EQ SITRAL-295
EQ SITRAL-295は、暖かく個性的なサウンドで知られる、とらえどころのないトランジスタ放送機をベースにした、音楽性の高いイコライザーエフェクトです。ヴィンテージの甘さとアナログの姿勢を等しく注入して、EQのエネルギーを引き出してください。
Pre 1973
Pre 1973は、アイコニックなプリアンプである英国Neve 1073のヴィンテージ・サウンドを提供します。
Pre TridA
Pre TridAは、Trident StudioのA Rangeコンソールに搭載されている希少でエクスクルーシブなプリアンプの1つをベースにしています。
Pre V76
Pre V76は、60年代のポップ・ミュージックを定義するサウンドであるクラシックなTelefunkenチューブをモデルにしています。
ディレイ
Delay TAPE-201
Delay TAPE-201は、テープエコーの名機 Roland / Space Echo RE-201 をモデリングしたプラグインです。
テープエコーならではの、テープサチュレーションが効いたローファイで暖かみあるディレイサウンドが得られます。
ボーカルやギター、またダブなどにも最適です。
Arturia版では、オリジナルの機能に加えて便利な機能が追加されています。
チャンネル数を2つにし、ディレイモードをL/RPing-PongM/Sの3種から選択できるようになっています。2つのチャンネルはリンクさせられるのでモノラルとしても使えます。
Input Equalizerは、ローカット、ピーク、ハイカットの3バンドとなっています。
Flutterでは回転ムラの強さを、Motor Inertiaではディレイタイム変更時の反応の速さを、Noiseではバックグラウンドノイズの強さを調整します。
LFOも追加されていて、Repeat RateやIntensityなどのパラメーターを動的に変化させることができます。
Delay BRIGADE
Delay BRIGADEは、はアナログディレイの名機 Electro-Harmonix / Delux Memory Man をモデリングしたプラグインです。
アナログBBDディレイならではの、ローファイで暖かみあるディレイサウンドが得られます。
ディレイだけでなくコーラス/ヴィブラート機能も搭載しています。
Delay Brigadeは、2チャンネルを備えていて3つのモード(L/R、PingPong、M/S)で使用できます。
また、3バンドのインプットフィルターや2種類のモジュレーター(エンベロープフォロワー、LFO)を備えており、実機ではできない多様な音作りが可能です。
Delay ETERNITY
統合されたエフェクト、そして刺激的な様々なサウンドを持つ、エキサイティングでオリジナルなディレイエフェクトです。Arturia Delay Eternityは、現代のプロデューサーのための革新的なツールです。
モジュレーション
Chorus JUN-6
Chorus JUN-6 は、アナログポリフォニックシンセの名機 JUNO-6 / Roland に内蔵されている評価の高いコーラスエフェクトセクションを取り出してエフェクトプラグイン化したものです。
アナログBBDによるコーラスならではの、暖かみあるコーラスサウンドが得られます。
操作はモードを選択するボタンを押すだけなので、かんたんに使うことができます。
Chorus JUN-6 では、オリジナルの機能に加えてマニュアルモードを追加し、Rate、Depth、Phaseを調整可能にしています。また、ドライ音のモジュレーションをかけたウェット音のバランスを調整するMixノブも追加されています。
Chorus Dimension D
Chorus Dimension-D / Arturia は、1979年に発売されたアナログコーラスの名機「Roland Dimension D SSD-320」をモデリングしたコーラスプラグインです。
アナログならではの、暖かみあるコーラスサウンドが得られます。
4つのモードボタンで、モードを選択するだけなのでかんたんに使えます。
Arturia版では、いくつかの機能が追加されています。
モジュレーション波形は、デフォルトに加えて4つの波形(Sine,Ramp,Sample&Hold,Sample&Glide)を選択できます。
Dynamic Colorノブでは、内蔵のエキスパンダー/コンプレッサーのタイプをデフォルトに加えて、さらに3つ選択できます。
Widthでは、ステレオ幅を調整できます。
Mixではドライ/ウェットのバランスを調整できます。
Phaser BI-Tron
Phaser BI-Tron / Arturia は、70年代の伝説的フェイザー「MU-Tron Bi-Phase / Musitronics 」をモデリングしたプラグインです。
2系統のフェイザーをミックスさせることで、複雑な独特のウネリ感が得られます。
2つの独立したフェイザーラインと、スイープジェネレーターと呼ばれる2つのLFO、変更可能なルーティング機能、フェイザーの強さをコントロールするエクスプレッションペダルが搭載されています。
オリジナルは2つの6ステージフェイザーでしたが、Arturiaのバージョンでは各ユニットのフェイザーステージを2から最大12に変更できます。
Flanger BL-20
Flanger BL-20 / Arturia は、元ジェネシスのギタリスト、ミック・バーナードが設計した70年代のフランジャーの名機「Bel / BF-20 Stereo Flanger」をモデリングしたプラグインです。
Auto、Envelope、Manualの3つのモジュレーションソースを組み合わせることができます。Arturiaのバージョンでは、ファンクションジェネレーターを搭載しLFOのシェイプを自由に変更できるようになっています。
フィルター
Filter MS-20
Filter MS-20 は、アナログシンセの名機 MS-20 / Korg のフィルターセクションを取り出してエフェクト化したプラグインです。
モジュレーションをかけたフィルターとディストーションで破壊的なサウンドを生み出すことができます。
MS-20のフィルターは、ハイパスフィルターとローパスフィルターの2つのフィルターで構成されています。
ArturiaのFilter MS-20では、多数の機能が追加されています。
フィルターセクションには、ハイパス・ローパスの2つのカットオフ周波数を連動して操作するMaster Cutoffノブ、左右でフィルターの特性を変えて、音をワイドにするStereoノブが追加されています。
オリジナルのMS-20にはない、ディストーションセクションには、ローカット、ハイカットフィルターを備えています。ディストーションとフィルターの順番を変更でき、フィルターの前または後にディストーションをかけることができます。
下部のモジュレーションセクションには、エンベロープフォロワー、ステップシーケンサー、カーブを自由に描けるファンクションジェネレーターを備えています。フィルターのカットオフやレゾナンス、ドライブなどを自由にモジュレーションすることができます。
Filter MINI
Filter MINI は、アナログシンセの名機 Minimoog / Moog の有名なトランジスタラダーフィルターを取り出してエフェクト化したプラグインです。
Moogならではのヴィンテージ感あるフィルターサウンドが得られます。ラダーフィルターは、レゾナンスを上げていくと低域が減衰していく特徴があります。
オリジナルのフィルターに加え、入力音に歪みを加えるDriveやドライ/ウェットのミックス、3種類のモジュレーター(LFO、エンベロープフォロワー、ステップシーケンサー)を備えています。
カットオフ周波数やレゾナンスを、モジュレーターで動かすことで、動きのあるフィルターサウンドを生み出すことができます。
Filter M12
Filter M12 は、1985年に発売されたポリフォニックアナログシンセの名機 Matrix-12 / Oberheim のフィルターを取り出してプラグイン化したものです。
Matrix-12の特徴は、マトリックスによるパッチングが行え、モジュラーシンセなみの複雑なパッチを組めることです。
Filter M-12にも、その特徴が取り入れられており、5つのモジュレーター(3xEnvelope、Random、Mod OSC)を使って22のパラメーターのうちから8種まで割当て、モジュレーションをかけることができます。
フィルターは2つ用意されていて、それぞれ15種類のモードを備えています。各フィルターごとにパンも設定でき、ルーティングは直列も並列も可能です。
Filter SEM
Filter SEM は、アナログシンセの名機SEM / Oberheimのフィルターを取り出してプラグイン化したものです。
SEMのフィルターならではの、マイルドでクリーミーなフィルターサウンドが得られます。
SEMのフィルターは、ローパスからノッチ、ハイパスへと連続的に切り替えられるのが特徴です。バンドパスを選択することもできます。
Filter SEMでは、オリジナルのフィルターとADSエンベロープに加え、ノイズジェネレーターとソフトクリップ、独立したLFO、ステップシーケンサーを追加しています。
カットオフ周波数やレゾナンスをエンベロープやLFOでコントロールし、動的に変化するフィルターサウンドを生み出すことができます。
コンプレッサー
Bus FORCE
Bus FORCEは、「何でも良い音にする」ことを目的に設計されたパラレル・プロセッサー・エフェクトです。フィルター、EQ、コンプレッション、サチュレーションモジュールを内蔵し、これまでにないカスタムルーティングを実現した、新しいサウンドエンハンサーです。
Comp DIODE-609
Comp DIODE-609は、暖かくスムーズで多彩なステレオレスポンスで有名な伝説のNeve® 33609 Diode Compressor and Limiterをソフトウェアでエミュレートしたものです。ミキシングやマスタリングにおいて、アナログダイナミクスの精神であなたのサウンドを強化します。
Comp VCA-65
Comp VCA-65 は、VCA式コンプレッサーの名機dbx 165Aのクローンプラグインです。
dbxといえば160も有名ですが、165Aは160の後に発売されたモデルです。160と165Aの大きな違いは、160がハードニーで強くコンプがかかるのに対して、165Aはソフトニーでコンプ感が自然でマイルドであることです。
音はVCAコンプ特有の低歪みでキレイなサウンドで、ベースやスネアなどによく使われています。
アタックとリリースを自動で設定を行うAuto Modeが搭載されており、かんたんにコンプの設定が行なえます。
コンプの後段にはリミッターがあり、ゲインを上げすぎた場合にはピークを抑えてくれます。
実機にはないMixノブが追加されているので、かんたんにパラレルコンプをかけることができます。
下部には、サイドチェインのチャンネルを選択するDetection Mode機能、先読み・後読みの時間を調整するTime Warp機能、3バンドのサイドチェインEQ、圧縮の最大量を制限するCompression機能、サイドチェインをモニタリングするListen機能を備えています。
Comp FET-76
Comp FET-76 は、FETコンプの名機Urei 1176のクローンプラグインです。
非常に速いアタックとリリースが特徴で、ドラムやボーカルの強いトランジェントをつぶしたり、パンチ感を加えたりするのに最適です。
Arturia版では、オリジナルの機能に加えて便利な機能を追加しています。
InputノブとOutputノブをリンクさせられるので、Inputを調整する度にOutputを調整する必要がなく効率よく作業できます。
ドライ/ウェットのバランスを調整するMixノブが追加されているので、かんたんにパラレルコンプをかけることができます。
Detection Modeでは、サイドチェーンの信号のどのチャンネルを用いるかを選択できます。
Time Warpでは、音量検出のタイミングを調整でき、先読み(ルックアヘッド)してピークを確実にとらえたり、検出を遅らせてピークを通り抜けさせたりすることができます。
サイドチェーンのEQは、ローカット、ピーク、ハイカットの3バンドを設定できます。
Compression Rangeでは、圧縮の最大量を制限できます。
Listenボタンでは、サイドチェーンのみをモニタリングできます。
Comp TUBE-STA
Comp Tube-STA は、1950年代半ばにラジオ局等の放送用のコンプレッサーとして製造された真空管式コンプレッサーの名機Sta-Level / Gatesをベースに開発されたSta-Level / Retroのクローンプラグインです。
Sta-Levelは、真空管コンプ特有のクリーミーでスムーズなサウンドが特徴です。ドラムからボーカルまで、どんなトラックにも使用できます。
操作は、スレッショルドがなくインプットを上げていくとコンプがかかるタイプです。
Modeでは、反応の速さを3種類(Single, Double, Triple)から選択できます。Singleが最も遅く、Tripleが最も速くなります。
リリースは、Recovery Timeで個別に調整できます。
実機にはないMixノブが追加されていて、かんたんにパラレルコンプをかけることができます。
下部のAdvancedセクションには、サイドチェインのチャンネル選択と3バンドEQを備えていて、実機よりも多様なコントロールが可能になっています。